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舞姫(1951)

1951年【日】
ドラマモノクロ映画
[マイヒメ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2015-08-03)【イニシャルK】さん
公開開始日(1951-08-17)


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監督成瀬巳喜男(演出)
キャスト高峰三枝子(女優)波子
山村聰(男優)矢木
二本柳寛(男優)竹原
片山明彦(男優)高男
岡田茉莉子(女優)品子
木村功(男優)野津
沢村貞子(女優)満枝
見明凡太朗(男優)沼田
大川平八郎(男優)香山
近藤宏(男優)松坂
原作川端康成「舞姫」
脚本新藤兼人
音楽斎藤一郎
撮影中井朝一
製作児井英生
配給東宝
美術中古智
照明岸田九一郎
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【クチコミ・感想】

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5.多くの登場人物に奥行きが感じられず、とくに肝心のヒロインが戦前松竹メロドラマの延長線上の演技で、まあ失敗作の部類に入るだろうが、ただひとりウジウジした山村聡の旦那のみ印象的である。この人はテレビではホームドラマのしっかり父さんという印象が強かったけど、映画ではけっこう暗いの専門。『宗方姉妹』はこの前年か。監督した映画も暗い。被害者意識が強くて鬱陶しさを周囲に振りまいてしまうという人、戦中は神がかったことを言ってて、今はぼんやり腑抜けという設定。家父長が身の置きどころを失ってしまった時代のお父さんを代表した俳優なのだろう。木村功がタイツ姿になるが、踊ってはくれない。岡田茉莉子は棒読み状態。チラチラと銀座が映るけど、時代を味わえるというほどではなかった。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 5点(2009-01-23 12:11:47)

4.成瀬監督作品の中では、凡作の部類に入るのではないでしょうか。
1950年代の作品にしては、残念ながらパワー不足の感が否めません。
岡田茉莉子も特別好みではないので、印象が薄い。 にじばぶさん [映画館(邦画)] 5点(2007-12-16 15:00:39)

3.《ネタバレ》 戦後の成瀬作品観るのは「めし」とこれで二作目。といっても目的はこの作品で銀幕デビューしたという岡田茉莉子。まぁ初々しくてかわいいけど期待したほど印象には残らなかったなぁ。デビューにしては上出来というくらいか。ストーリーは山村聰がいるせいか「宗方姉妹」と似た印象。それでいてドラマチックなラストシーンといいかなりメロドラマしてる作品。 バカ王子さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-06-07 23:31:49)

2.↓「彦馬」さんのおっしゃられるとおり、岡田茉莉子と木村功のもっこりレオタード姿にしか目がいきません。昔、岡田茉莉子さんにサインを頂く機会があり、その時「舞姫以来のファンです」と言ったら、とても恥ずかしそーにしていらっしゃいました。超、キュート。 まぶぜたろうさん 10点(2005-02-08 01:00:04)

1.岡田茉莉子のデビュー作。初々しい。同時代に見ていたら間違いなく彼女に熱を上げていただろうなー。成瀬演出もいろいろ効いているんでしょうが、なんだか岡田茉莉子にばかり目を奪われてしまって。さて、作品ですが、仮面夫婦(いまでも使うのかな)とその子どもたちの話。やわらかに妻娘軍vs夫息子軍との対決。私が夫婦のすれ違いを最も感じたシーンは、夫がニジンスキー(ロシアの伝説的バレエダンサー)の話をするくだり。夫が妻に熱く語っていたのに偶然に中断されてしまう。このシーンはバレエに無関心(=妻に無関心)を装いながら、やたらニジンスキーに詳しい夫の妻への底意を見るようであった。ラスト、静かに白鳥の湖を聞く夫。オデッサの愛を取り戻したのは、ジークフリートではなくこの夫だったのだ。 彦馬さん 6点(2004-04-02 00:23:12)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.60点
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