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パワープレイ

Power Play Operation Overthrow
(パワープレイ/参謀たちの夜)
1978年【カナダ・英】 上映時間:102分
アクションドラマ戦争もの
[パワープレイ]
新規登録(2003-05-25)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2015-07-12)【S&S】さん
公開開始日(1979-11-17)


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監督マーティン・バーク
キャストピーター・オトゥール(男優)ゼラ―大佐
デヴィッド・へミングス(男優)ナリマン大佐
ドナルド・プレザンス(男優)ブレアー
バリー・モース(男優)ジャン・ルソー
マイケル・アイアンサイド(男優)(ノン・クレジット)
アルバータ・ワトソン(女優)(ノン・クレジット)
脚本マーティン・バーク
音楽ケン・ソーン
撮影オウサマ・ラーウィ
製作デヴィッド・へミングス
アラン・ドロン
美術カレン・ブロムリー(プロダクション・デザイン)
あらすじ
ヨーロッパの某国で、政治に不満を持つ勢力が、大臣誘拐事件を起こす。大統領は秘密警察に捜査を命じるが、警察長官ドナルド・プレザンスのやり方に不満を持つ軍人デビット・ヘミングスらは、共謀してクーデターを計画する。頼りになる実行部隊として、ピーター・オトゥール指揮する戦車部隊を味方につけて、いよいよクーデターが決行される。秘密警察はこれを防ぐことができるのか? クーデターは成功するのか? 最後に権力を握るのはいったい誰か?

オオカミ】さん(2003-11-27)
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【クチコミ・感想】

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5.“クーデターってやつはこうやって計画し実行するんだ”という事例を、まるでその手引書みたいにバッチリと見せていただけます。ドナルド・プレザンスといいピーター・オトゥールにしても、もうピッタリのキャスティングで文句なしです。でもある意味とてもリアルなキャラだったのはデヴィッド・ヘミングスだと感じます。始めは「誰も殺さない」なんて綺麗ごと唱えていても、実行されると敵味方に死者が続出、それでも「まあ、しゃあないか」と無関心。乗り気じゃなかったはずなのに大統領の席に座るともうにんまりと満面の笑み、こういう人って世間にゴロゴロいますから切れ者と見せておいての凡人感が半端ないです。静というかもたつき気味の前半と、打って変わってスリリングなクーデターが始まってからの後半パートのメリハリもイイ感じですね。 グラサンかけて砲塔ハッチに横座りして煙草をふかすピーター・オトゥールの姿は、ため息が出るほどカッコよかったです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-12-30 23:10:35)

4.《ネタバレ》 どこかの政情不安な状態の国の様子を伝える映像のような迫力ある冒頭。
軍部において同士が集められクーデターの計画が練られていく。
その過程での体制側との息詰まる駆け引きが描かれる前半から中盤。
そしてクーデターが実行される後半、更には思わぬ展開が待ち受ける最終盤まで、
作品は張り詰めた緊張感を見事に保ち続けます。
クーデター計画に対する体制側の大物登場人物は、
警察官僚のトップを演じるドナルド・プレザンスが1人で引き受けている感じですが、
こういう役を演じると流石の凄味を見せる名優プレザンスが充分に作品を引き締めます。
前から見たいと思っていた映画でしたが、
期待通りの「硬派」「骨太」「重厚」、こんな言葉が似合う見応えのあるポリティカル・サスペンスでした。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-27 20:00:17)

3.《ネタバレ》 え?これってブラックユーモア?キューブリック並みじゃん!?でもクーデターで政権誕生のラストにするなら、前政権の腐敗ぶりをたっぷり描くべきだろう。じゃないと感情移入、危険すぎてできないよ!こんな危険な人物(ピーターオトゥール演じる不倫はするわ、クーデター仲間のボスを平気で殺すわ)が、大統領になったら、嫌だな~、俺。それにしても訓練がクーデターな訳ないじゃん!?どこまでも指揮官に忠実な軍隊は、おバカ?・・つまりそこまで腐敗していたってことか!?う~ん、ギリギリセーフの内容だな、こりゃ。 トントさん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-11 01:50:26)

2.《ネタバレ》 やっとDVD化したのにAmazonにすらDVDが置かれていないので、そういうDVDを特別に扱っているお店で購入し鑑賞。なるほど、これは隠れた名作。

■基本的には軍事クーデターであり、それが淡々と進んでいくのだが、前半の計画部分、そして後半で一気に動き出す部分の静と動がピリッとしていて、緊迫感がずっと維持されている。早朝に戦車で街を制圧していくところは、クーデターはこうやって行われるのかあ、というリアリティを感じさせられた。

■100分余りとコンパクトだが、ラストの展開まで含め、戦争もの、政治ものの傑作だと思う。 θさん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-27 00:01:57)

1.ヨーロッパの架空の国を舞台にしたクーデターの映画です。権力者というのがいかにして作られていくのかが興味深く描かれています。秘密警察のドナルド・プレザンスがいい味を出しています。余談ですが、この人を知ったのが「大脱走」のコリン役だったので、どうしても"いい人"のイメージが付きまとうんですが、その後はどの作品を見ても悪役しかしていないですね(笑)。デヴィッド・ヘミングス演じる主人公が、大統領と交わす会話がとても皮肉たっぷりでいいです(ここで書いちゃうとネタバレになるので見てのお楽しみということで)。ピーター・オトゥールって役者は、それにしても(←口癖(笑))いろいろな演技のできる人ですね。静かな狂気が上手い人だと思います。 オオカミさん 9点(2003-03-08 17:00:41)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.80点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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