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騎兵隊

The Horse Soldiers
1959年【米】 上映時間:119分
ドラマ戦争ものウエスタン
[キヘイタイ]
新規登録(2003-07-21)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-02)【Olias】さん
公開開始日(1959-09-19)


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監督ジョン・フォード
キャストジョン・ウェイン(男優)
ウィリアム・ホールデン(男優)
コンスタンス・タワーズ(女優)
アンナ・リー(女優)
ストローザー・マーティン(男優)
納谷悟朗(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
武藤礼子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
近藤洋介(日本語吹き替え版【テレビ朝日/1977年TBS/1983年TBS】)
島宇志夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也(日本語吹き替え版【テレビ朝日/1977年TBS】)
緑川稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
八奈見乗児(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北村弘一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
肝付兼太(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林昭二(日本語吹き替え版【1977年TBS/1983年TBS】)
峰あつ子(日本語吹き替え版【1977年TBS】)
藤本譲(日本語吹き替え版【1977年TBS】)
玄田哲章(日本語吹き替え版【1977年TBS】)
野本礼三(日本語吹き替え版【1977年TBS】)
鈴置洋孝(日本語吹き替え版【1983年TBS】)
山下啓介(日本語吹き替え版【1977年TBS】)
清川元夢(日本語吹き替え版【1977年TBS】)
飯塚昭三(日本語吹き替え版【1977年TBS】)
池田勝(日本語吹き替え版【1977年TBS】)
脚本ジョン・リー・メイヒン
マーティン・ラッキン
音楽デイヴィッド・バトルフ
撮影ウィリアム・H・クローシア
製作マーティン・ラッキン(ノンクレジット)
ジョン・リー・メイヒン(ノンクレジット)
配給ユナイテッド・アーチスツ
美術フランク・ホタリング(美術)
編集ジャック・マレイ
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【テレビ朝日/1977年TBS/1983年TBS】)】)
スタントテッド・ホワイト[スタント](ノンクレジット)
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【クチコミ・感想】

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6.南北戦争を背景に、北軍の騎兵隊を率いて鉄道駅の破壊作戦に向かう元鉄道屋の大佐。何故か医者を目の仇にする彼に対し何かと対立する軍医の少佐。そして北軍に対し嫌悪感をむき出しにしつつ彼らとの同行を余儀なくされた南部の女性。三者三様、それぞれに頑固で、その頑固さをぶつけ合う人間模様が、面白いんですね。大佐を演じるジョン・ウェイン、軍医を演じるウィリアム・ホールデンといった大御所に対し、南部の女性を演じるコンスタンス・タワーズという女優さん、映画の中でさまざまな髪型、さまざまな表情を見せて、なかなかチャーミングです。
とは言え、この3人に負けず劣らず、周囲を取り囲む北軍兵士たちの愛すべきポンコツぶりが、また面白くって。とても役作りと思えず、本当にバッチい人たちを集めてきたようにしか見えません。こういう人たちにまで広がった人間模様こそが、この作品の魅力です。
銃撃戦、駅の破壊シーンなども見どころ。駅なんて単に吹っ飛ばしゃ良さそうなもんですが、当面復旧できないように念入りに線路を曲げたりしてる描写が、さらに印象を深めます。西部開拓ってのは鉄道敷設の歴史でもあり、ジョン・ウェイン演じる大佐はそれを体現してきた人なのでしょうが、その逆の過程を我々に、そして彼に、見せつける訳ですね。
銃撃戦や大砲の射撃など、戦闘シーンが盛り込まれる一方で、少年たちの軍隊に対しては攻撃を避けたり、捕まえた「捕虜」をお尻ペンペンしたり、ユーモアを交えつつヒューマニズムも感じさせます。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-05-06 09:35:14)

5.南北戦争が舞台なのですが、その割には、どこでどんな戦闘が行われているのかがはっきりしなくて、単に「南軍が迫っていて、かなり強い」といった程度にしか描かれない。よって、登場人物がいくらあたふたしていても、スリルにならないのです。また、ジョン・ウェインの軍隊指揮官というのも合っていませんし、特段、活躍の場面があるわけでもない。結果、断片的なエピソードをつないだだけになってしまいました。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2024-03-24 00:17:46)

4.《ネタバレ》 さすがはジョン・フォード、ということなのか、各登場人物の細か~い心理描写がほんと素晴らしいですね。それぞれの立場・置かれてきた環境・そして信念によってこういう発言をする、こういう行動をする、という描き方がものすごく見事だと思います。「もし自分がその立場になったらそう考えるかも」 これが面白いと思わせられた最大の理由です。大佐ジョン・ウェインの過去のエピソードしかり、理屈的に正しいかどうかは別として、各キャラそれぞれの主張が納得できるものになっている。そして保安官を盾に自分らが助かろうとした南軍の裏切り者のような「いやこれはいかんだろ」という者にはキッチリと制裁を加える。その辺の線引きは主観的なものなので難しいですが、映画的な面から見て良いスパイスになっているし、主人公側と悪党側の対比にも使えて一石二鳥になっていると思います。小さな要素を二重三重に活かすのがほんと上手いですよね。
 本作は最初から最後まで完全に南北戦争が舞台ですが、部隊を率いる大佐としてどうかとか戦略的にどうかとかの外面ではなく各キャラの内面を見るべき映画という印象。それ故に、逆に、もし入り込めなかったらちょっときつかったかも、とも思いました。 53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 8点(2014-05-03 04:10:07)

3.《ネタバレ》 南と北、自由と奴隷、白人と黒人、白人とインディアン、このような二元論はこの映画において意味をもたない。全てが平等であるなどという蒙昧な一般論も存在しない。ただ南は南で北は北、それだけのことだ。この映画は人間を描いている。その他の概念は飾りでしかないのだ。本作はそのような人間の物語を、ジョン・フォードならではの美しく滑らかな映像で楽しむことができる映画の一級品である。特に見入ったのは終盤に川をバックにしたジョン・ウェインとヒロインの切り返しショットによる会話シーンと、最後の最後ジョン・ウェインとの別れを惜しむヒロインのアップショットだ。フォードらしい絵的な強度のある構図を堪能できる。また本作には数多くのユーモアが散りばめられ、それが単純な笑いではなく、本作の画面に漂う枯れた色彩にも似た余情をもたらしてくれる。 吉田善作さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-05 00:07:54)

2.ウェインもホールデンも大好きな役者なんだけど・・・。これは何か二人ともインパクトが薄かったですね。どうもホールデンには軍服姿も似あっていないような感じ。南軍の少年歩兵軍が向かってきて、こりゃかなわんといわんばかりに退散するシーンにフォードらしいユーモアを感じました。何となく騎兵隊ものって、ウエスタンとはジャンルが違うと思うんだけどなあ。 放浪紳士チャーリーさん [地上波(字幕)] 6点(2006-03-21 13:25:39)

1.南北戦争が舞台ながら、物語は比較的淡々と地味目に進みます。既にジョンウェイン&ジョンフォードコンビの作品を他にも見ていたからか、ちょっとマンネリ感は否めませんでした。一応少佐と医師の対立から和解に至る友情物語や、捕虜となった女性との衝突なども描かれているのですが、やはりどこかパッとしませんでした。西部劇が好きな人は楽しめるかもしれません。 プミポンさん 3点(2003-12-20 02:45:36)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.00点
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6116.67% line
7116.67% line
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