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トップ・ハット

Top Hat
1935年【米】 上映時間:99分
コメディミュージカルモノクロ映画ロマンス戯曲(舞台劇)の映画化
[トップハット]
新規登録(2003-09-07)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-02-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(1936-01-29)


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監督マーク・サンドリッチ
助監督アジル・ネルソン〔助監督〕(ノンクレジット)
キャストフレッド・アステア(男優)ジェリー・トラヴァース
ジンジャー・ロジャース(女優)デール・トレモント
エドワード・エヴェレット・ホートン(男優)興行師 ホレース・ハードウィック
エリック・ブロア(男優)ホレースの付き人 ベイツ
ヘレン・ブロデリック(女優)ホレースの妻 マージ・ハードウィック
ルシル・ボール(女優)花屋の女性店員(ノンクレジット)
フィリス・コーラン(女優)(ノンクレジット)
ジーノ・コラード(男優)ベニスのホテルの支配人(ノンクレジット)
ドナルド・ミーク(男優)(ノンクレジット)
レオナード・ムーディー(男優)花屋の男性店員(ノンクレジット)
村越伊知郎ジェリー・トラヴァース(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
翠準子デール・トレモント(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作ドワイト・テイラー(原案)
脚本ドワイト・テイラー
アラン・スコット〔脚本・1906生〕
音楽アーヴィング・バーリン〔音楽〕
マックス・スタイナー(音楽監督&付随音楽)
作詞アーヴィング・バーリン〔音楽〕挿入歌"Cheek to Cheek"他
作曲アーヴィング・バーリン〔音楽〕挿入歌"Cheek to Cheek"他
撮影デヴィッド・エイベル
製作パンドロ・S・バーマン
RKO
特撮ハリー・レドモンド・Sr特殊効果スーパーバイザー(ノンクレジット)
ハリー・レドモンド・Jr特殊効果(ノンクレジット)
ヴァーノン・L・ウォーカー(撮影効果)
美術ヴァン・ネスト・ポルグレス(美術監督)
キャロル・クラーク(美術監督補)
トーマス・リトル(セット)
振付ハーメス・パン
フレッド・アステア(ノンクレジット)
衣装バーナード・ニューマン
ヘアメイクメル・バーンズ(ノンクレジット)
編集ウィリアム・ハミルトン(編集)
録音ジョージ・マーシュ〔録音・編集〕音響編集
ロバート・ワイズ音響効果編集(ノンクレジット)
あらすじ
ロンドン公演に招かれたアメリカのブロードウェイ・スター、ジェリーはホテルの下の部屋に泊まっていたファッションモデルのデールに一目惚れ。即座に押しの一手でケンカ友達風に求愛し、デールもジェリーに好意を持つが、行き違いから彼女はジェリーを、公演の興行主兼演出家で、既婚者のホーレスと勘違いしてしまう。デールの友人マージはホーレスの細君だったため、事態は不倫騒動に発展してしまう。後に「チーク・トゥ・チーク(頬よせて)」のダンスナンバーが「カイロの紫のバラ<1985>」に使用された。

くなくな】さん(2005-09-02)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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15.《ネタバレ》 なるほど。気づきの多い映画だった。

モンキーパンチのルパンⅢ世って、フレッドアステアがモデルだったんだね、とか。
ラ・ラ・ランドは、この映画の公園の主人公たちの踊りだったんだね、とか。
https://www.youtube.com/watch?v=rnkxQY8FUnk

ストーリーも軽妙で楽しい。
女性がアステアとその友を勘違いして、嫉妬して、他の人と結婚しようとする。
さぁどうなる?
クスクス笑ってしまうコメディ。 トントさん [ビデオ(字幕)] 8点(2022-11-25 13:55:28)

14.人違い勘違いラブコメ。ベタな展開はじれったいけれど、そこに文句をつけるのはアステア作品では野暮の骨頂と言い聞かせる。元気をいただけるものではなかったけれど、華麗で優美なステップに魅入ったひと時でありました。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2020-11-07 15:21:25)

13.タップダンスは観てる分にはカッコいいけれど、階下の人はうるさくってたまったもんじゃない、ということを指摘した画期的な映画。ってなことはどうでもいいんですけれども、ダンスの横の動きに対して、さらにこうやって上下方向をも結びつけちゃうのが、カメラの威力。それにしてもこのダンスの素晴らしさ、ストーリーの方は他愛の無いものだけど、イヤ何、世に言う名作オペラだって、物語だけ取りだしたら、大したオハナシじゃなかったりする訳で。様々なシチュエーションで繰り広げられるダンスの数々、観ててひたすら楽しく、あっと言う間に時間が過ぎ去っちゃう。お見事。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-10-15 22:01:56)(良:2票)

12.「有頂天時代」で知ったアステアとジンジャー・ロジャースのコンビだけど、それよりずっとおもしろく彼らの代表作と言っていいだろう。人違いだとわかわかってしまえばそれまでと思いつつも、わからないまま進行するストーリーが実に良い。地味な存在だけどホレースの付き人ベイツのウィットあるユーモアもまた良かった。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2014-06-13 05:27:22)

11.人違いもののモチーフで、ずっと引っ張り続けるシナリオがいい。途中紹介される場面で、ここまでかな、と観客に思わせといて、さらに勘違いを続けていく粘っこさが嬉しい。誤解を続けさせる会話の妙。ダンスのほうはやや地味目で、二人で踊るのでは、仕方なく踊り始めてからしだいに熱が入っていく「チーク・トゥ・チーク」が見どころか。ただ一番うっとりさせるのは、アステアのロンドン公演でのステッキもの。ロンドン紳士の正装で、けっこうワイルドに踊るのが趣向。映画の冒頭、ロンドン紳士のクラブで音をたてないように息をひそめていた場面が反転される。タップの響きを銃声に見立て、向こうに並んだ同じく正装の紳士たちを(恋がたきという見立てか)、ステッキの銃で一人二人と倒していき、残ったのは機関銃で(ステップの連続音)薙ぎ倒す。それでも残った一人は、ヨーロッパ風に弓矢で仕留める。イギリスの上流階級と、アメリカのギャングとの重ね合わせのようなシャレた(ちょっと殺伐とした)趣向に、息を飲まされた。すべての動作がイキのよさで充満している。ロジャースの上の部屋で「砂の上の音をたてないタップ」をした欲求不満が、雷雨の中のあずまやで解消されたのと同じような爽快感が、このステージにもある。 なんのかんのさん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2011-05-07 09:39:39)(良:1票)

10.この作品は僕が初めて見たフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの映画です。そのきっかけは、ある日テレビで見たウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」。この作中で使われているのが本作の“cheek to cheek”。その曲の素晴らしさ、時には優雅で時には盛り上がる曲調に合わせるように舞う2人の華麗なダンスの素晴らしさにすっかり魅せられたのでした。その後初めて本作を見て、“cheek to cheek”のシーンを通してみた時の感動は今でも忘れられません。と言うか、何度見ても感動することが出来るのです。勿論それ以外の曲もダンスも素晴らしく、アステアーロジャースの映画には「カイロの紫のバラ」の中でミア・ファローが夢見心地でうっとりとスクリーンを見つめるのと同じように今なお見る者を夢見心地にさせてくれる、何十年経とうとも色褪せることが無い素晴らしさがあります。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-11 20:12:15)(良:1票)

9.コミカルなのに、上品で優雅なアステアさんが最高です。歩くだけ、煙草をふかすだけでもダンスを踊っているように見えますね。 色鉛筆さん [地上波(字幕)] 6点(2010-08-01 23:28:40)

8.おもしろかったーーーーこういうミュージカルは好き。途中はかなりじれったくやきもきしたし、なるべきラストも想像がついたけど良かった。執事さんのいろんな登場のしかたがうける。そして最後にはキーパーソンになるんですね。あのイタリアのホテルすごく泊まってみたい。 Michael.Kさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-16 02:16:16)

7."チーク・トゥ・チーク"時代を超えるスタンダードの甘いメロディと表題曲"トップ・ハット" が最高にゴキゲンな映画。実際これ以上に面白い映画や、好きな映画は沢山ある。しかし、これ程までに繰り返し鑑賞し、これからも更に繰り返し観続けるであろう映画はない!(画像はともかく、DVDのシーンセレクトは反則技!)アステアとジンジャー・ロジャース!もう好きなんだからとしか言いようがありません。モノクロ映画の息を呑むダンスシーン、これ程の高級感、涙が出るほどの感動を繰り返し堪能することを、自分はこれからも止められない。 よし坊さん [DVD(字幕)] 10点(2006-06-18 11:09:49)(良:2票)

6.ついこの前、「イースター・パレード」で初めてフレッド・アステア主演のミュージカル映画を見て、何てかっこ良いんだ!と思って、また同じフレッド・アステア主演によるミュージカル映画を借りてきました。やっぱりこの人、見た目はけして二枚目でもないのに、いざ踊り出すとみるみるうちに、変わっていき物凄くかっこ良く思えてならない。一体、あのステップ、足の動かし方、身体全体使っての動きの凄さはどっから出てくるのだろう?本当に凄い動きしています。この映画はとにかくフレッド・アステアの動きだけでも十分楽しめる作品になってます。そんなフレッド・アステアに対抗すべき女優さん、ジンジャー・ロジャースも負けじと素晴らしいダンスを見せてくれてます。物語そのものは特別凄いというほどの面白さではないけれど、とにかくこの二人のダンスシーンはどの場面でも見事としか言いようのないこれこそ本物のダンス映画だと思いました。 青観さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-11 20:27:05)(良:1票)

5.《ネタバレ》 この「トップ・ハット」は「カイロの紫のバラ」に出てくることで有名ですね。是非ミア・ファローと一緒にアステアとロジャースの「チーク・トゥ・チーク(頬よせて)」にうっとりしましょう。フレッド・アステアはものすごいイケメンでも長身でもないのに、とても格好いいです。普段着もパジャマも燕尾服じゃないのかと思わせる品の良さ。そして彼のダンスはジーン・ケリーと違い、見せ所の多いアクロバティックなダンスじゃなくて、分かる人にはたまらない玄人向けのダンスです。映画の中で恋するアステアは何を言ってもジョークで返してきて、足にも口にも翼がついているみたいです。ロジャースは美しい淑女という感じではないけれど、気品があって可愛らしく、アステアについていけるタップとダンスの技術に感服しました。歌もいいし、とにかく洗練されています。
ストーリーはよくある勘違いネタで、特にあまりにも強引なオチは苦笑ものですが、そこまで注文するのは贅沢でしょう。ただ、アステアはダンスの方は完ぺき主義で、納得いくまで何十回も撮り直したそうですが、脚本の方はどうでもよかったんでしょうね。でも、倦怠期のハードウィック夫妻や、ちょっと暑苦しいデザイナーのベディーニ氏は見ていてなかなか楽しかったです。リドのシーンはいかにもイタリアでのロケではなく、スタジオのセットで撮った感じですが、考えずに楽しんだほうがお得です。参考までに、あの「ベニスに死す」と同じ場所だと考えると面白いかもしれません。 くなくなさん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-31 03:47:04)(良:1票)

4.ダンスのシーンには一応見るべきものがあるが、それ以外の部分が、各登場人物が好き勝手にいろんなことを言っているというだけで中身がなく、何とも退屈。最後のオチだけは、あまりにも強引でちょっと笑えた。 Oliasさん [DVD(字幕)] 4点(2005-05-07 02:38:13)

3.「地に足がついてない」といって誉め言葉になるのはフレッド・アステアぐらいだろう。この映画の頃の切れのある足さばきは、観ているこっちを異次元トリップさせてくれます。ロジャースもきれいだし、曲も今ではほとんどがスタンダードになってる曲ばかりだし、ただ見て酔いしれるそんな夢の映画。リアリティーが、あまりにも徹底的に排除されていて、返って心地よい。 wunderlichさん 8点(2004-06-05 22:16:51)(良:1票)

2.《ネタバレ》 ダンスシーンが魅せ場の映画なんですけれど、ストーリーもいいですよ。そりゃ強引なところは多々あります。ベタなところだらけですし。でもロジャースがアステアを既婚者だと勘違いして4人(主役2人と金持ち夫妻)+おまけ2人(執事とデザイナー、アルベルト・ペディーニ!)が繰り広げる勘違いの嵐にも、なかなか面白いものが。コンディションが良くない時に観ると、疲れるかもしれませんけれど。私はペディーニのキャラがけっこう好きです。ペディーニ家の家訓「女性にはキスを、男には剣を」と言いながらサーベルを持ち出したりする危険人物であり、自分を讃える歌を鏡の前で歌うナルシストだったりしますが、こういう変なキャラというのは、出てくるだけで楽しいです。 ダンスシーンは『有頂天時代』のほうが洗練されているとは思いますが、ストーリーはこちらのほうが好きです。 元みかんさん 8点(2003-10-30 06:29:39)(良:2票)

1.歴史的という意味じゃ、まさに第一級の名作。ではあるんでしょうが、正直言って、今なお見るに値するのはアステアとロジャースのダンスナンバーのみ。それとて、その古典的(クラシカル)な優雅さは、例えば後年の『バンドワゴン』の映画的センスというより、純粋にダンスホールでこそ見出すべきものでありましょう。ハッキリ言って、映画としちゃ少々タイクツなんですよね。初期のアステア=ロジャース作品なら、圧倒的に『有頂天時代』こそをぼくは推します。↓STING大好きさん、申し訳ない… 《追記》最近、ビデオで再見しました。まったく、俺は何を見ていたんだろう…。最初にまだ顔がつるんとしたラッキョウ顔の(失礼!)フレッド・アステアがステップを踏んだ瞬間から“感電”し、滂沱の涙。正直、この映画のモダニズムというのか様式化されたセットには、やはり「古色蒼然」たる印象を抱かざるを得なかったものの、アステア&ロジャースが「Picclino」のリズムに乗るや否や、このシンプルなセットとキャメラワークこそがご両人の偉大な才能を十全に映像化し得る最良の選択であったことを、深く深く再認識させられました。…作品としては、やはり『有頂天時代』のソフィスティケーションこそを愛するものではあるけれど、アステア、そしてジンジャー・ロジャースが踊っている、それだけで映画はひとつの「奇跡」をスクリーンに現前化する。思わず、テレビの小さなモニターに向かって「ブラボー!」であります。もちろん「6」→「10」! やましんの巻さん 10点(2003-09-26 14:56:06)(良:2票)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.87点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
416.67% line
500.00% line
616.67% line
716.67% line
8960.00% line
916.67% line
10213.33% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1935年 8回
作品賞 候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌アーヴィング・バーリン〔音楽〕候補(ノミネート)作詞・作曲
美術賞キャロル・クラーク候補(ノミネート) 
美術賞ヴァン・ネスト・ポルグレス候補(ノミネート) 

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