みんなのシネマレビュー

嵐の孤児

ORPHANS OF THE STORM
1921年【米】
ドラマサイレント時代劇モノクロ映画
[アラシノコジ]
新規登録(2003-11-07)【--------】さん

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監督D・W・グリフィス
キャストジョセフ・シルドクラウト(男優)
リリアン・ギッシュ(女優)
ドロシー・ギッシュ(女優)
脚本D・W・グリフィス
撮影ヘンドリック・サートフ
製作D・W・グリフィス
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 気がついたら2時間30分が経っていました。まさに釘付け。リリアン・ギッシュを筆頭にキャスト全員が凄い存在感。
アンリエットの恋人を演ずる水も滴るいい男がジョセフ・シルドクラウトだったのがビックリでリリアン・ギッシュとのキスシーンはお宝映像。
フランス革命時のパリを舞台とした物語は監督がロシア革命を意識したのだろうかと思える貴族の横暴と民衆の狂乱ぶりが丹念に描かれています。姉妹に降りかかる「これでもかっ」という薄幸ぶりに地団駄踏む思いで、ラストミニッツレスキューと分かっていても「早く!!」硬直状態。10点か9点か迷った挙げ句、メデタシ度がちょっとばかり過ぎるかなと感じたところに-0.01点。
大正10年製作傑作無声映画です。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2023-07-30 01:48:07)


5.《ネタバレ》 これは素晴らしい。これが百年前の映画なんて。しびれた。感動した。映画の文法がおおむね出そろっていた事がわかる。キャスティングがこれまた素晴らしい。特にロビスピエール。 ほとはらさん [DVD(字幕)] 7点(2023-06-07 18:07:37)(良:1票)

4.グリフィスの集大成ともいうべき傑作。18世紀末のパリを舞台にした重厚な歴史ドラマ。
フランス貴族に対する辛辣な描写は当時問題となり、ブルジョワ層を敵に回してしまう作品はヒットしなかった。
しかし、今そんな事は関係ない。
展開の速さや詰め込まれたストーリーはグリフィス映画でも屈指の完成度だ。

物語の鍵を握る二人の女性。
運命に翻弄されて違うドラマを歩む二人のヒロイン。ボロ着をまとい寒さに耐える者、愛する者を探す果てに断頭台に消えようとする者。この二重に展開されるドラマの面白さ。
フランス革命やロベスピエールの恐怖政治を絡めたストーリーはより厚みがある。
かつて「イントレランス」で試みられた手法がより分かりやすく、かつ洗練されたものになっているだろう。

登場人物の丁寧な掘り下げはモチロン、グリフィスらしいクライマックスの畳み掛けも素晴らしい。

それにしてもリリアン・ギッシュはキレイだ。「スージーの真心」あたりから余計に可愛くなった気がする。
もっとグリフィスとのコンビが見たかっただけに残念だ。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-20 01:09:55)

3.《ネタバレ》 グリフィスの映画はどの作品を観てもそうなのですが、カメラワークが良い意味で普通すぎていつもコメントするのに困る。
あまり斬新な撮り方をせずに、見る側である自分が、ここが見たいというところにスッとカメラが向いたりする親切さやカットバックのタイミングやテンポの絶妙さなどによって、作り手の思惑通りに素直に感情が伝わってきたりハラハラドキドキしてしまったりと、ごく自然にそういった感情が出てしまうものだから、その当たり前のことを違和感なくサラッとやってのけるテクニックをどうしても無意識のうちにスルーしてしまいがちになってしまいます。
例えばラストシーン。リリアン扮するアンリエットが今まさに処刑されようとしている時、アンリエットが処刑台にセットされるカットと放免状を手にしたダントンの馬群とがクロスカッティングで進行するのですが、ここの場面でハラハラドキドキ感を味わう事が出来るのは、まぁ普通として、実はそれよりもだいぶ前からクロスカッティングが始まっていたことに、家に帰ってレビューを書く時点になってから気がつきました。
また、ルイーズの歌声にアンリエットが耳を澄ませるシーンも、いよいよ再会か!などと思い、気が付いたら普通に胸の鼓動が高まってしまったりするシーンも、互いのカットを上手くクロスさせていて、やはりこのシーンもこの映画を語る上では外せない名シーンでしょう。
生き別れが物語の中に出てくる映画は、自分にとってはかなりの確率で感動を覚えてしまい、このサイトのジャンル区分の一つに付け加えて欲しいくらいなのですが、この映画でもやはりすれ違いでやきもきさせられた上での再会だったので、最後は余計に感動してしまいました。まぁ、いわゆる常套手段ではありますが、この場面でもまた難なくグリフィスにやられたという感じでした。 もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-19 15:34:43)(良:1票)

2.おそらく数年前のロシア革命がダブっているだろうことは否めない。貴族の暴虐がまずあり(腕に鉛・馬車が子どもを轢く・頽廃パーティ)、それを踏まえて人民裁判の恐ろしさがまたある。とどちらにも偏らない姿勢を取っているのが、うまく逃げたな、という印象にもなってしまう。前半では「うん、貴族は悪い」と思い、後半になると「君の気持ちは分かるが、これはやり過ぎだよ」と、観ているほうの気持ちがきれいに切り替われて、何らかの統合、と言うか、暴虐と民衆とのより良い戦い方を目指さそうとはしない。まあそこがアメリカ映画の限界というか、良さでもあるんだけど。ただただすれ違ってしまうことの哀しさを歌う、その語り口だけを洗練させていく。やっと会えると逮捕されたりして、もう悲痛きわまりなく、メロドラマの語り口というものは、グリフィスで(とりわけ『東への道』で)おおかた定まり、あとはほとんど進化する必要がなかったのだなあ。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2009-10-23 11:58:33)

1.フィルムのまわる音とスライドの音(字幕がスライド式でした)だけで他の音が全くしないものを見ました。音が無いことがなんのマイナスにもならないほどの躍動感に大満足。姉妹の波瀾に富んだ行く末を綴ったストーリーであるが、説明文すらなくてもいいくらいに映像と俳優の表情が全てを語る。『イントレランス』での絞首刑のシーンをさらにハラハラ度をレベルアップさせたようなギロチンのシーンは、まさに完成されたクロスカッティングが効果的に使われ、これぞクライマックス!というものになっている。何度も言うがこれこそがクライマックス!!である。そしてグリフィスの映画ではお馴染み、永遠の少女・リリアン・ギッシュもまた、サイレント映画における演技の完成型を見せてくれる。この作品のリリアンは本当に美しい。必見! R&Aさん [映画館(字幕)] 10点(2005-05-20 19:08:02)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 8.17点
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7350.00% line
800.00% line
9233.33% line
10116.67% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 9.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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