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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
4.パリの下町の運河沿いに建つ北ホテルに集う人々や運河沿いに暮らすパリの庶民の描写は、マルセル・カルネ監督が映画史に誇る名作「天井桟敷の人々」でも感じられますが、作品ごとに描かれる時代を生きるパリ市民の息遣いが生き生きと伝わってきます。それは「天井桟敷の人々」のラストのカーニバル、本作のラストの夜通し歌い踊る宴の中にも感じられます。そんな町の活気を演出する耳に心地よい音楽も良かった。そして主演のルイ・ジューヴェ。終始無表情で抑揚の少ない演技ですが、そんな中に確かに喜怒哀楽や人間臭さを感じさせてくれる。それでいて気品を漂わせる凄い演技でした。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-02 21:22:00)
3.《ネタバレ》 ただ一度、21歳の時に鑑賞した際の、粋なルイ・ジューヴェの立居振舞、切ないラストシーンが脳裏に焼きついています。もう一度観たいという思いが最も強い作品です。 【2016/12/31再見】自ら死を望んだエドモンの胸中を思うと切なくてやりきれない。生きて欲しかった。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-06 10:24:27)
2.マルセル・カルネ監督の、これぞこの時代、フランス情緒いっぱいの素敵な作品。この雰囲気とシーンごとの味わいだけで、もう充分楽しめます。タイムスリップして、あのホテルで1週間ほど滞在したいです。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-19 21:50:20)
1.安ホテルに集う庶民の日常が情感たっぷりに描かれていても、核は恋愛ドラマというのがいかにも古き良きフランス映画という感じ。後年の『天井桟敷の人々』でも思ったが町並みのセットが非常にリアルで、またエキストラによる活気ある賑わいによってかもし出されるアメリカの恋愛映画にはないリアルな情景と、男女だけが映し出されるときの甘くせつない虚構の世界の交錯が独特のフランス映画臭(勝手な思い込みアリ)を放つ。悲しくも晴れやかなエンディングが印象的。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-30 17:18:17)
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【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
7.00点 |
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6 | 1 | 25.00% |
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7 | 2 | 50.00% |
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8 | 1 | 25.00% |
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