みんなのシネマレビュー

昼下りの決斗

Ride the High Country
(Guns in the Afternoon[英])
1962年【米】 上映時間:94分
ドラマウエスタン
[ヒルサガリノケットウ]
新規登録(2004-01-07)【_】さん
タイトル情報更新(2020-05-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(1962-07-28)


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監督サム・ペキンパー
キャストランドルフ・スコット(男優)ギル・ウエストラム
ジョエル・マクリー(男優)スティーブ・ジャッド
マリエット・ハートリー(女優)エルサ・ヌードセン
ロン・スター(男優)ヘック・ロングトリー
エドガー・ブキャナン(男優)トリバー判事
R・G・アームストロング(男優)エルザの父 ジョシュア・ヌードセン
L・Q・ジョーンズ(男優)シルバス・ハモンド
ジョン・アンダーソン(男優)エルダー・ハモンド
ジョン・デイヴィス・チャンドラー(男優)ビリー・ハモンド
ウォーレン・オーツ(男優)ヘンリー・ハモンド
フランク・ハグニー(男優)金鉱労働者(ノンクレジット)
パーシー・ヘルトン(男優)銀行頭取サムソン(ノンクレジット)
黒沢良ギル・ウエストラム(日本語吹き替え版【1981年テレビ東京】)
小林昭二スティーブ・ジャッド(日本語吹き替え版【1981年テレビ東京/1970年テレビ東京】)
岡本茉利エルサ・ヌードセン(日本語吹き替え版【1981年テレビ東京】)
石丸博也ヘック・ロングトリー(日本語吹き替え版【1981年テレビ東京】)
伊武雅之(日本語吹き替え版【1981年テレビ東京】)
渡部猛(日本語吹き替え版【1981年テレビ東京】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【1981年テレビ東京】)
龍田直樹(日本語吹き替え版【1981年テレビ東京】)
加藤正之(日本語吹き替え版【1981年テレビ東京】)
巴菁子(日本語吹き替え版【1981年テレビ東京】)
北村弘一(日本語吹き替え版【1981年テレビ東京】)
森山周一郎ギル・ウエストラム(日本語吹き替え版【1970年テレビ東京】)
広川太一郎ヘック・ロングトリー(日本語吹き替え版【1970年テレビ東京】)
脚本サム・ペキンパー(ノンクレジット)
音楽ジョージ・バスマン
撮影ルシアン・バラード
製作リチャード・E・ライオンズ
MGM
配給MGM
美術ジョージ・W・デイヴィス(美術監督)
ヘンリー・グレイス(セット)
ヘアメイクウィリアム・タトル(メイク)
編集フランク・サンティロ
録音フランクリン・ミルトン
その他ジョージ・バスマン(指揮)
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【クチコミ・感想】

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23.《ネタバレ》 本作のペキンパー西部劇、素直に面白い!

日本の時代劇と西部劇は呼応するかのように面白い筋が生まれてる。
時には、西部劇の話を参考にすることもあろうかと思う。

この話は面白いのだが、なぜか時代劇にこれに似た話はない。
(女性のために闘うというのは、座頭市あたりにあるかもしれないが・・)
一つは、キリスト教がこの女の子のウブさに大きく関わっているからだろう。
日本は結婚も本人の意思でされるものでもなく、本作のようなストーリーは、無理なのかもしれない。

だけど、ラストの撃ち合いに、敢然と立ち向かう老ガンマン2人。
このカッコよさはただ事ではない。
これが時代劇で再現されてたら、しびれるのだが・・ トントさん [DVD(字幕)] 8点(2023-05-22 13:13:17)

22.本作もダラダラダラダラ・・・かったるい展開に嫌気が。ブ~ッサイク(ゴメン)な女の子の大根芝居にリタイア寸前。監督の独り善がりなナルシズムとは相性悪いのを痛感。
お目当てジョエル・マクリーなればこそ何とか完走出来たものの、当時57歳にしては老け込み過ぎるお姿が何とももの悲しい。
そして本作が引退作だったとは、ラストショット(+3点)に往年の惚れ惚れする身のこなしが思い起こされて更にもの悲しく。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 3点(2022-08-24 01:30:52)

21.《ネタバレ》 自ら法と秩序と契約に縛られる不自由な男であるジャッド。
彼は見えない物に縛られる事で、西部劇の主人公たる権利も奪われ、その象徴である銃を使う事も許されない。(ライフルは整備が行き届かず発射出来ない)
そんな彼の傍らで一人の女性を巡り、何に縛られるでもなく、自由奔放に動き回るハモンド兄弟を代表する若者たち。
自由な若者達と最後に束の間の自由(ラストシーンで始めてジャッドの手で銃が機能する)を手にする不自由な老兵達との対決。
その場面がとてつもなく美しいのは、それが若者達の恋路を老兵が命をかけて守り祝福する事でも、若者と老兵が融和する事でも、自由への渇望を表現しているのでもなく、ジャッドが不自由を受容し、現金を届けるという契約=不自由をウェストラムが受け継いだからこそではないか。
そしてあらゆる物に縛られ西部劇的な存在からは程遠い不自由なジャッドを西部劇の象徴たる牧場と聳え立つ崖、山が後ろから支え受け入れたからではないか。 ちゃじじさん [DVD(字幕)] 8点(2017-03-10 21:22:11)

20.ヒロインに魅力のないのが致命的。女優としてもそうだし、ストーリー上のキャラとしてもダメ。
男たちを振り回すような存在なら、もっと小悪魔的な魅力がないと。 飛鳥さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-11-25 17:49:23)


19.サム・ペキンパー監督お得意のスローモーションがなくても男臭さ満載で銃撃シーンの緊迫感を十分に味わう事が出来たのでそれだけで満足です。酒場の結婚式でのシーンといい、崖でのシーンといいと、存在する本物の景色の美しさを生かしての西部劇らしい映像、この監督がスローモーションに頼らなくても娯楽作品を撮れる事を証明して見せた映画です。 青観さん [DVD(字幕)] 8点(2016-05-16 20:10:47)

18.当時の西部の有様がよく映し出されてる。なかなか観るものがあった。 cogitoさん [DVD(字幕)] 7点(2016-03-19 15:53:03)

17.《ネタバレ》 導入部はえらく単調だったのですが、結婚式のあたりからやっといろいろ動き出した感じでした。むしろそこからの心理の綾なんかをもっと見たかったのですが。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-12-20 02:35:09)

16.良い作品だなあ。単なる娯楽ものとは違った意味で、面白い!というのとは違った意味で、すごく良い作品。
 いつの時代もおんなじな若者と年配者との間にある壁。若い時は若い時なりにそれが正しいと思い考え・行動するから年配者の言うことをろくに聞こうとしないし、年配者としてはかつての自分の経験から若者を諭そうとするも、一方で「古臭い」部分があるのも事実。それでも自分が正しいと思ったことを貫く姿勢、作中の言葉でいえば「自尊心」や「誇り」を捨てなければいつか壁を越えて若者にもしっかりと響き、自然と伝わっていく。その辺の描き方がすごく上手いです。
 もうひとつ、スティーブとギルの何気ない会話やお互いがお互いを知り尽くしているあの感じ。古くからの関係。これこそは年月を経ないと得られないものなので、すごく羨ましいですね。 53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-24 00:47:06)

15.「ワイルドバンチ」より断然コッチでしょう。

確かに暗い西部劇だけど、西部開拓時代の終わりをひしひしと感じられる。

「地獄への道」や「七人の無頼漢」を始めとする西部劇に多く出演したランドルフ・スコット、
「死の谷」などで活躍したジョエル・マクリー。

年老いた彼らの、日陰者になっていた自分たちの境遇が重なったかのようなシンクロ。

自転車と共にやってくる「一つの時代」の終わり・・・二人の男たちは何を成し、何を成せなかったのか・・・そんな映画だと思う。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-31 11:26:32)

14.《ネタバレ》  正義の保安官に性根を直された昔のヤンチャ者が、今、年老いてからヤンチャな青年と仕事を共にして、青年の生き方を変えて死んでゆく、という実にカッコイイ西部男の話。
 
 最後の「決斗」場面は、"早撃ちガンマン"的でない、リアルな世界観で良いのだが、自らの死の受け入れ様が、冷静というか達観というか、アメリカ人的な感じがしない。生死の狭間で生きている、辺境の西武人ならではの、生死感なのだろうか。 Tolbieさん [地上波(吹替)] 6点(2012-10-15 18:26:40)

13.《ネタバレ》 淡々と進み、淡々と死ぬ。そんな映画だった。特に主人公が最後に死ぬ様がアッサリで驚いた。大人と若輩者の違いを明確にしているのにやや距離を感じた。 reitengoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-11 18:38:35)

12.《ネタバレ》 まぁそれなりに面白いけど、ちょっとこのカテゴリーに疎いのでボチボチな感じ  なんか正直全然関係ないオネーサンの騒動に巻き込まれてさぁ大変♪的な巻き込まれ型ヒーロー元祖!?  あんな結婚式でも有効なんだろうか?とかちょっと考えちゃった  世間知らずでおてんばキャラなら、もう少し華のある娘が演じれば全体的な印象は違ってたかも  まぁそういいつつも、ラストの二人はかなりかっこよかったデス Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-09-30 08:58:01)

11.もし自分が主人公の立場なら、おいおいカンベンしてくれよ~と言いたくなるようなお話で、金の輸送を請け負ったはいいものの、アホ娘の結婚騒動に巻き込まれるし、仲間は裏切るし。んなコトに命賭けられるかよ、と。しかし、この、「自分≠主人公」という可換性の乏しさというものが、“ヒーローもの”の重要な条件でもあったりする訳で。そりゃこんな男に入れあげて結婚まで誓っちゃう娘がアホだから悪いのであって、およそ彼女に分が無いのだけど。しかし誰にでも過ちはある、身捨ててはおけぬ、とこのアホ騒動に対し毅然と立ち向かう主人公。正義のため? いやこれは「自分の信念のため」でしょう。裏切った仲間、これはさすがに“誰にでも過ちが”と簡単に許す訳には行かぬ、とは言え、信念の戦いを共にするのであれば、やっぱり共闘しちゃうのです。身を削るような、接近戦のガンファイト。戦うきっかけとなった事件なんぞツマラなくったっていい、重要なのは、戦いによって守るべき信念。まさにこれぞアナーキズム。ペキンパーここにあり。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-18 23:43:10)

10.《ネタバレ》 考えてみると、ペキンパーは劇場公開の西部劇をあまり撮ってないんですよね(TVでは『ガン・スモーク』など多数を監督してますけど)。それでも少ない彼のフィルモグラフィの中では半数はウェスタンだというのは大したものです。本作はランドルフ・スコットとジョエル・マクリーの引退記念作みたいな感じで撮られていますが、全盛期のふたりを知らない私でもその存在感だけはひしひしと感じました。冒頭、自動車が登場したりして、ペキンパー・ウェスタンお決まりの「フロンティア時代の終焉」がこんな初期の作品からプロットに盛り込まれていんですね。結局、世間知らずの娘っ子の早まった行動が老雄ふたりの運命を翻弄した騒動だったわけですが、ジョエル・マクリーのラストの死にざまは実に印象的でした(そう言えば本作のマクリーって、『ワイルド・バンチ』の“パイク”ウィリアム・ホールデンに風貌からしてそっくりですね)。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-18 00:05:22)

9.西部劇にしては珍しく、ちょっとお話が複雑。
ガンファイトシーンがあまりなく、ストーリーで見せる西部劇なのか?
と思っていたら、ラストに最高のカッコいいシチュエーションが用意されていた。
ペキンパー監督としては地味であっさり系の作品だが、
主役の二人がいかにもベテラン俳優といった感じでいい味を出しており、
男気や友情シーンでしっかりと盛り上げてくれた。 MAHITOさん [地上波(吹替)] 5点(2011-08-10 01:45:48)

8.《ネタバレ》 最高でした!主人公とは反対にお金が必要になり別人のように悪に手を染める昔の友人。仕事であるお金を守るために1度は友人を拘束するが誤って逃がしてしまう。途中ろくでもない男たちから少女を救ったがために命を狙われる主人公。主人公1人で男たちに立ち向かうにはあまりにも心細い・・・そんな主人公のピンチに現れる昔の友人!「一発決めるか」と言って一歩、また一歩と撃ちまくってくる男たちに近づいていく主人公と友人。先が長くない男たちが覚悟を決めるとここまでかっこいいのかと初めて思った。結局主人公は男たちの凶弾に倒れるわけですが、あっさりと敵を倒すヒーローとは違いを感じた。まさにリアルヒーローだった。意識が遠のきながらも友人に「先に行け」と言う主人公にかっこよさと悲しさのまじった複雑なものをかんじた。自分はテレビ放送もみましたが、カットがひどかった。テレビでみてつまらないと一言ですまされるのが非常に残念である spputnさん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-17 22:44:33)

7.サム・ペキンパーの初期の頃の映画ですが、やっぱ男を描くのがうまいですねぇ。クライマックス以外言うほど盛り上がるところとかはないんだけどランドルフ・スコットとジョエル・マクリーの存在感が・・・、やはり西部劇を知り尽くした男は演技が違いすぎます。マリエット・ハートレイの一人オバカなキャラが不似合いな感じもしたけれどもウォーレン・オーツのクセのある顔が見れただけでもなんか嬉しい。 M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-02 23:29:52)

6.《ネタバレ》 酸いも甘いも噛み分けてきた爺さんのかっこよさが詰まった作品。
主役二人の哀愁漂う演技は一見の価値ありだと思います。
ただ、単純に面白かったかといえば可も不可もなくといった感じ。
ストーリーもアクションも、不満はないけど目を見張る点もなかったです。
それに他の方も書いてますが、一番の難点はヒロイン。
強引について来ては厄介事を引き起こす世間知らずのお嬢様をやるなら、
よっぽど魅力的でないと厳しいです。 Trunkさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-10-09 01:21:50)

5.《ネタバレ》 ラストの爺様二人がズンズン対決に向かうシーンがかっこいいのですが、ビリー兄弟たちのいる金山の魔窟のようなまがまがしさが強い印象を残します。到着早々から兄弟たちのいかがわしさが滲み出ており、風呂に入りたがらないウォーレン・オーツを冗談で桶にぶっ込むと本気でナイフを取り出し睨みつける様からして危険な感じがプンプンします。さらにお決まりのように呑んベエ判事が登場し、花嫁にむりやり口付けをし取り合う下劣さを炸裂させるあたりが凄いです(しかもそんな彼らも最後は正々堂々とガンファイトする〝ワイルドバンチ〟!)。 そして最初の撃ち合いでやられる兄弟の一人が良いです。何せ彼だけ死に様が妙に生々しいですし、無造作に転がった死体は物語の上でも弟を埋葬しないビリーたちの性格づけになっているうえに、ギルが銃と馬を手に入れられる鍵にもになっています。  スローモーションなど使わなくともペキンパー監督は十分に凄いと証明しています。 ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-14 18:30:04)(良:1票)

4.ウエスタンなのは服装だけだった。馬に乗りゃいいってもんじゃないし、中途半端に恋愛をいれないでよ、ヒロインがアレなんだから… りりあさん [地上波(吹替)] 1点(2008-02-04 17:28:28)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.04点
000.00% line
114.35% line
200.00% line
314.35% line
4417.39% line
5417.39% line
628.70% line
7313.04% line
8626.09% line
928.70% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.75点 Review4人
2 ストーリー評価 6.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review5人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 7.33点 Review3人

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