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丹下左膳 百万両の壺

2004年【日】 上映時間:115分
ドラマコメディ時代劇リメイク小説の映画化
[タンゲサゼンヒャクマンリョウノツボ]
新規登録(2004-05-16)【紅蓮天国】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(2004-07-17)


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監督津田豊滋
助監督アベユーイチ
演出オダイッセイ(オープニングタイトル演出)
キャスト豊川悦司(男優)丹下左膳
和久井映見(女優)お藤
武井証(男優)ちょび安
野村宏伸(男優)源三郎
麻生久美子(女優)萩乃
金田明夫(男優)柳生対馬守
柏原収史(男優)鈴川十郎
渡辺裕之(男優)七兵衛
豊原功補(男優)用心棒
坂本三佳(女優)お滝
渡辺篤史(男優)音吉(友情出演)
福本清三(男優)
堀内正美(男優)峰丹波
田中千絵(女優)
峰蘭太郎(男優)町人
原作林不忘
脚本江戸木純
三村伸太郎(オリジナル脚本)
音楽大谷幸
撮影津田豊滋
製作日活(「丹下左膳 百万両の壺」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「丹下左膳 百万両の壺」製作委員会)
プロデューサー江戸木純
美術松宮敏之
編集津田豊滋
その他文化庁(支援)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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17.《ネタバレ》 丹下左膳には、鑑賞のコツがいる。
これ一本観ても、さほど面白さが分からない。

丹下左膳は何本かあるが、基本ストーリーは同じである。
ただ、ラストのこけ猿の壺についての落とし前をどうするか、
そこを職人監督が、競って面白くしてるのだ。

本作は、平成以降の丹下左膳。
ホームドラマ風の左膳である。
そして、いじめやら浮気やら、いかにも現代的。

昭和の監督たちは、こけ猿の壺の奪還作戦など、チャンバラ重視である。
自分はそっちの方が好きなのだが、今の人は好まないらしい。
スタイリッシュな豊川丹下である。
ラストの殺陣は、カッコイイ。グッド。 トントさん [DVD(邦画)] 7点(2024-03-10 21:17:28)

16.オリジナルは見ていません。場面の省略の部分が面白かった。 どんよりする場面がなくて良かった。 紫電さん [DVD(邦画)] 8点(2023-06-11 14:16:16)

15.《ネタバレ》 オリジナルの方も大して好きなわけではないのだが、こっちのリメイク版は、オリジナルと比較してどうこうという以前のひどい内容。脚本も演技も映像も、突貫工事感がありありなくらい、とにかく安っぽい。特に気になったのは3点。(1)台詞の間が悪すぎ、役者間の呼吸が最初の読み合わせレベル。(2)いろんなシーンで、影の位置や方向が明らかに不自然。人工光の存在が丸わかり。(3)「一番最初に」とか、道場にとっては外部の左膳が「当道場の」とか、日本語がすでに雑なんだけど、脚本は誰かチェックしなかったのか? Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2016-02-12 00:53:02)

14.オリジナルを少し観たことがあり、あらすじを知っていたので..映画として、あまり楽しめなかった..豊川悦司 の過度な、大根ぽい演技が、本作を台無しにしていると思う..野村宏伸 演じる 源三郎 の、何とも言えない優柔不断さ、バカっぷりに、イラっとした..性格が冷淡でキツイ お藤 役の 和久井映見 は、イメージが違い過ぎて似合わない(ミスキャスト)..本作は、どの年齢層を狙っているのか?理解に苦しむ(ターゲットが中途半端、どっち付かず)..もっと、オリジナルの良い所を活かして、現代風の演出、映像で、レベルの高い、笑って泣ける、作品にしてほしかった..残念... コナンが一番さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-01-20 21:41:15)

13.オリジナルは見たことないですが、総じて軽くてちょっとふざけた作品ですね。和久井はまあまあだが、トヨエツもイマイチ魅力ないし。一応ジャンルはコメディーらしいので仕方ないのですが、もうちょっと「粋」が感じられるとよかったかな。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-06-04 11:25:38)

12.オリジナル『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』は私が滅多に出さない10点満点作品である。別格中の別格なのだ。だから比べようとは思わないが、それにしたってこのリメイク版の序盤の間の悪さというかつかみどころのなさはなんなのだ。とにかく作品の方向性が見えてこないのにイライラした。いわゆる「つかみ」がダメ。豊川悦司と和久井映見がそれぞれどうしたいのかがさっぱりわからない。言ってることとやってることが違うってことを表現できていない。完全に冷え切った夫婦のように見える。ストーリーが進むにつれて段々と二人の性格が判別してきて作品の方向性も見えてくるので中盤あたりからはそれなりに楽しめてくる。省略と繰り返しの妙で見せる夫婦漫才のようなノリはやっぱり面白い。人が変わっても面白い。要するにシナリオは面白いけど演出がダメってことなんだろう。比べるつもりはなかったけど、山中版はやっぱ、うまいねえ。 R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2010-03-03 15:59:08)

11.《ネタバレ》 粋で強くて人に好かれる隻眼隻腕のアウトロー。こんなに魅力的な主人公をトヨエツがカッコ良く演じていて、物語も二転三転しユーモアもあって(私は猫がお気に入り)、本当に面白かったです。オリジナルも一部観ましたが、やはりリメイクの方が優れていると思います。最高! teruhisaさん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2008-05-05 05:23:30)

10.《ネタバレ》  山中貞雄監督作品「丹下左膳餘話 百萬兩の壺」のリメイク版です。
 それなりには楽しめましたが、やはりオリジナルが凄すぎて正直物足りませんでした。まあ、比較するのも酷ではありますが、とにかくテンポがいまいち、蛇足としかいいようのないオリジナルには無いラストの展開(何で無理矢理感動させようとするんでしょうか?ちょっと腹が立ちました。)、怖すぎる和久井映見・・・・等々ややがっかりな部分が多かったです。

 しかし、今の若手・中堅の役者さんでは時代劇は厳しいような気がしますね。なんというか、時代劇のコスプレで演技しているようにしか見えないんですよね・・・・・。(特に女優さんは厳しいですね・・・。)
TMさん [DVD(邦画)] 6点(2007-06-22 20:34:30)

9.《ネタバレ》 大傑作とはいえないにしろ、面白く出来てますよ。僕もオリジナルをみてから本作をみましたが、会話の妙、間は踏襲しつつ、アクションの面では新しい魅力も加わっているし、また麻生久美子も見れたし、満足な一本でした。オリジナルと比べるとカメラの感覚というか、人物との距離感が本作の方が遠かった気がします。それがどういう効果を生んでいるのかは知りませんが、すくなくとも、オリジナルのような近さで人間を撮ることに感覚として抵抗があるのだなぁと思いました。時代でしょうか。 wunderlichさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-01 18:39:50)

8.「丹下左膳餘話・百萬両の壷」をほぼ忠実にリメイクしてるのでそこそこ面白く見れる。やはりオリジナルシーンには多少不満はあるけど全く同じにするわけにもいかなかったと思うので仕方ないところか。 バカ王子さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-06-24 23:32:17)

7.モノクロ・スタンダードで映像・音声共ボロボロ、おまけにGHQにカットまでされてしまった70年前のオリジナルを、平成の世にリメイクする意義は十二分にあったと思う。しかし、オリジナルが邦画史上屈指の傑作(てか、画期的作品)だったことや、そもそも「丹下左膳」というキャラクター自体ほとんど忘れられてる現在に、「丹下左膳餘話/百萬両の壷」単体で提供することには無理もあったと思う。ま、そういうことは置いといて、本作だけを見てみれば、モノマネ大会的感が無きにしも非ずですけど、基本的にオリジナル脚本に忠実だったので、それなりに楽しくは観れました。私が特に気になった点は2ヶ所。まず、左膳の過去のシーンはいらない。「化け物の如く強い男」がいきなりやられてちゃ絶対マズい。このシーンを入れたからって左膳の説明には全然なってないし…。そして、和久井映見。この役は極妻・高島礼子辺りがぴったりだったんじゃないでしょうか、5点献上。 sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-19 00:04:40)(良:1票)

6.どっちかっつーと無口で大人しい役の方が似合いそうなトヨエツと和久井映見が、威勢よく啖呵を切りまくる! 見ててこんなに不安を誘うものもない。いや、二人とも堂々と役をこなしているんだけども、果たして映画の最後まで演じきれるのか、もしや途中で「もう限界です、こんな役、自分に向いてません」とギブアップするのではないか・・・。他にも、屋内シーンが、天井に蛍光灯が釣り下がっているのではないかと思うほど異常に明るかったり、子供のアタマが強烈なまでにカツラっぷりを示していたり、ロケのシーンでは異常なまでに「まとめ撮り」っぽかったり、不安な要素が次から次へと。オチオチ安心して映画を見ていられない、このスリル感。どうやらワザと変なテイストにしているらしい。らしいのはいいけど、引き締めるとこはちゃんと引き締めてくれないと、ただの手抜きに見えてしまう。だもんで、リメイクとしてもパロディとしても物足りない感じは否めません。ところで、変に大仰なバカっぽいシーンになると、つい「最近のチャン・イーモウっぽいなあ、うはははは」と心の中で笑ってしまいます。意外な映画同士が意外な接点を持っているものですな。うははは。 鱗歌さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-04 03:42:34)(良:2票)

5.本作→山中作品という順で鑑賞したためでしょうか?元作にそれほど劣るとも思いませんでした。オープニングのシーンは元作の時代と違って丹下左膳が認知されていないため致し方ないのかな。ラストも百万両の壺本来のオチに近いのは本作だと思われるんで良いんじゃないかな。役者の力量は確かに劣るでしょうが、和久井も麻生久美子も日本髪似合ってましたし、ちょび安はこちらの方が可愛くて好きです。野村宏伸は教師びんびん時代を思わせる雰囲気でしたよ。絵の構図も小津監督を思わせるような構図で結構好きです。 亜流派 十五郎さん [DVD(吹替)] 7点(2005-04-24 00:39:53)

4.山中作品をリメイクしてくれたので、出来に関わらず、褒めるつもりだったが・・・。普通に撮ればいいものを何故わざわざダメにするのか。料理に例えると、活きのいい魚を刺身で出せばいいのに、わざわざソースをかけて炒めてしまったようなもの。ついでに余計な香辛料(効果音)までふりかけて・・。今回だけは、「サイコ」リメイク版を見習って余計な事を考えずに撮って欲しかった(笑)。 STYX21さん 5点(2005-02-05 02:22:22)

3.《ネタバレ》 先にオリジナル見てしまいました、スクリーンで観るチャンスがあったので。そっちは9点。リメイク版はなんといっても「間の取り方が悪い」。冒頭のシーンはしょうがないと思います。今では丹下左膳自体の存在が知られていないですから。微妙に配役変えたり、オリジナルになかったシーン加えたりしてますがすべて空回り、オリジナルへの注目を集めスクリーンでの上映があったこと、またDVDを観てもらえる可能性を広げたことが評価の対象ということで、この得点。間の取り方の悪さは、オリジナルの脚本の会話にこだわったせいではないでしょうか。左膳の言い回しに大河内傳次郎の影響が強いですし、源三郎も沢村国太郎の飄々とした感じを踏襲してますが、そのわりに和久井映見は語尾が現代風になってしまいちぐはぐでした。東京の東側のおばちゃんたちのしゃべり方、とくにその語尾の言い回しで構成すればもうちょっと救いがあったかも知れないと思います。「~だよ」「~しておくれよ」「~じゃないか」で言葉が終わればね。あの鬱陶しいBGM、もしかしたらこのモタモタ感をちょっとでもごまかすため付加されたかも知れませんね。セットも、鴨居が低いわりに天井が高く、たぶん照明の都合だと思いますが違和感たっぷりです。冒頭のシーンにお藤を出すことで呼称が「先生」に統一できなくなったのもマイナス。このように糞味噌ですが、作品単体としては5点はつけられるかな、上記の理由でプラス1点。最後に「回収屋」ってテレビ放映を予定しての言い換え? かつみさゆりとともに無理がありすぎる。オリジナルではクズ屋の高瀬実乗(たかせみのる)に、「あのねオッサン…」と言わせなかった山中監督の絶妙な配役に感嘆したものです。 shintaxさん 6点(2004-10-20 18:28:36)(良:1票)

2.オリジナルは、大河内傳次郎、喜代三(きよぞう)、沢村国太郎、花井蘭子、これらの役者の芳醇な雰囲気、そこに山中の省略技法、間接的表現、さらっと射し込む心象風景、これらの演出が加わり見事に涼しくリズミカルな喜劇に昇華した、と見ております。で、本作です。まず豊川悦司、熱演も少し演技が飽和したようで、大河内にはあった“遊び”のなさが気になります。和久井映見、芸者であり小唄の歌手であった喜代三と比べるのは可哀そうですが、艶っぽさが少し足りないかな~。野村宏伸のとぼけた雰囲気は、沢村国太郎をかなり忠実にトレースしたようですが、どこか線の細さを感じさせ物足りないです。麻生久美子は、花井蘭子の飄々とした感じからすると、逆に存在感がありすぎるかな。という具合の役者陣に、太刀のシーンやラストの感傷的なシーンが大幅に加わっているものですから、どうもギッコンバッコン。それと明らかに浮いしまっている合成効果音、多用される大仰なBGM、これらはそのシーンの雰囲気を映像で感じる楽しみを観客から奪っているとしか思えません、です。これを見た後、また山中版を見たのですが、ロングショットの構図、縦の構図、やはり生き生きしておるね~。 彦馬さん 6点(2004-09-23 00:17:33)(良:3票)

1.言うまでもなく、山中貞男監督版『百萬両の壺』は日本映画史上最も完璧な映画の一つである。そのオリジナル90分に対し、本作は118分。完璧な映画にくっついた30分。これだけでも、このリメイク版における無駄の多さが手に取るように分かる。

チャンバラはプツプツ切れるからテンポが悪く、一番大事な”斬る瞬間”が分かりにくい。魅せるための工夫が全て邪魔になっており、トヨエツの頑張りも演出のせいで台無しだ。冒頭に入れられた「乾雲坤竜」のエピソードは左膳の反骨精神をクローズアップするのかと思いきや、中途半端すぎて全く活かされていない。ラストシーンの変更は冗長になっただけで、抜群の後味を薄めてしまっている。一々うるさい効果音は必要ないし、あの夫婦漫才師は悲惨すぎる。なにより場違いでうるさいだけの音楽が、これでもかという程ウザい。

オリジナルを尊重するといっても、そのまま造り直すだけならリメイクの意味は無い。だからアレンジを加えるのは当然である。しかし、本作においてはそのアレンジが全て逆効果という最悪の結果。もう、これは監督のセンスに問題があるのだと思う。喜劇というのはリズムで、それは天性のもの。いくら色が綺麗で構図が見事でも、こんなんじゃ全然駄目だ。

そう、全然駄目なのである。だけど、リメイクとしては駄目でも、一本の映画としてはそんなに悪く無い。いやむしろ、普段より年配の方が多かった劇場は終始笑いが絶えなかった。左膳とお藤の口喧嘩、そして省略が産むおかしさ、これは何度見ても、パターンは同じでも、分かっていても笑ってしまう。

やっぱり山中貞雄監督は偉大だ。こんなに下手に料理されても、それでも物語は輝き続ける。良いところは全部オリジナル版のままで、悪いところは全部アレンジした部分。だけどスクリーンで初めて左膳を観させてくれた事、そして何よりリメイクによって山中監督が多く取りあげられ、オリジナル版を観れる機会をつくってくれたこと。それだけでもこの映画には感謝をしたい。

あ、だけど一つだけ、山中監督版よりもこっちの方が勝った部分がある。あぁ、俺も麻生久美子の尻にしかれてみたいなぁ・・・。 紅蓮天国さん 7点(2004-07-18 17:40:11)(良:4票)

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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 5.94点
000.00% line
100.00% line
215.88% line
315.88% line
415.88% line
5317.65% line
6423.53% line
7529.41% line
815.88% line
900.00% line
1015.88% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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