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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  ある貴婦人の肖像 《ネタバレ》 登場するほとんどの男性に愛されながら、唯一愛のない男と結婚するヒロイン、イザベル。求婚を断わっても、そのかわりに何かしたいことがあったわけでなく、ただ結婚という拘束から自由でありたかった、という女性だから、マルコヴィッチの、非生活者・趣味人といったタイプが魅力的に見えたのだろう。そもそも19世紀の女性に「何かしたいこと」なんて有り得なかっただろうし。彼に惹かれたということは彼女の自由願望もそう健全なものではなく、どこか現実の人間関係のわずらわしさから逃走する手段めいたものがあったのだろう。愛がなかったからこそ安心して結婚できた。ここに陽光を巡るモチーフが映画としては絡んできて、光を遮断する日傘、日に当たらないようにさせられる娘、といった展開になる。ヨーロッパの闇とアメリカの光の結婚。ヨーロッパの闇に逃げ込んだ光が、それでも愛に向かい合おうとするエンディングと思えばいいのかな。なぜかこのころH・ジェイムズの代表作が3つほど続けて映画化されたけど、「ねじの回転」を映画化した昔の『回転』を越えられなかった。光と影は美しいが、へんにカメラを斜めにしたりするのはいただけない。シェリー・ウィンタースは懐かしく、シェリー・デュヴァルはすっかりおばさんになってた、というのが見た当時の印象。[映画館(字幕)] 6点(2009-05-12 12:13:09)

42.  アメリカ物語2/ファイベル西へ行く こういうのも国威発揚映画っていうのか。インディアンも動物にしてしまえば、こういう形で描いても許されるらしい。アメリカが繰り返しアメリカン・ドリームを描くのは別にかまわないとは思うけど、なんかむなしさが付きまとう。「理想の国」だったってことを確認し続けていないと、気合いが抜けていってしまうようなところがある気の毒な国。オリジナル版では老保安官の声がJ・スチュアートだったそうで、ちょっと聞きたかった。彼も「アメリカの良心」として外せないところなんでしょうな。見せどころとしては空き缶に乗ってのジェットコースターシーンがあり、さらには汽車での蜘蛛との戦いとかなんだろうが、なんかうつろ。ラストの決闘が弱い。場所が生かされてないんだ。駅の雑踏の中を歩き回るあたりは好き。ぶら下げられたタイガーが後ろの岩と重なるあたりも面白いか。[映画館(吹替)] 5点(2012-03-04 09:20:59)

43.  アメリカン・ハート アメリカ映画はだいたいセンチメントを嫌うんだけど、なぜか父と息子になると許されるみたい。『キッド』とか『チャンプ』とか。『ステラ』あたりまで視野に広げると、同性の親子では許される、ってなる。同性だと近親相姦的にならないから、センチメントもサバサバ出来るってことか。まず家族写真などで、話がスタートするまでの来歴を語ってしまう。つきまとう少年と働こうとするパパ、ちょっと『自転車泥棒』の匂いもあるか。息子の存在がワルの道へ戻るのを止めてるような。もちろん刑務所暮らしはもうごめん、ってのが大きいんだけど。少年の親への最後の甘え、というか切り札が「グレてやる」なんだよな。また実際金がない。J・ロンドンのアラスカへの夢。少年院脱走のイメージが重なってくるあたりはけっこうしんみりしたが、アメリカ映画ならもうちょっと、センチメントに残酷さも欲しいところ。[映画館(字幕)] 5点(2012-01-02 10:24:58)

44.  熱いトタン屋根の猫 《ネタバレ》 近代演劇以前は、登場人物が観客へ向けて堂々とモノローグしたり、日本の歌舞伎では義太夫が内面を語ったりと、いろいろな表現手段があったが、そういうのはリアリズムに反して不自然と言うことなのか、イプセン以後はすべてを会話の中に封じ込めるようになった。それでどうなったかというと、別の不自然が生まれたわけだ。「普通言わないだろ」ということまで会話に盛り込まれる。演劇としてのドラマチックな効果を生むのは、熱のある会話=ののしり合いになっていく。すぐ激する、怒鳴る。これが近代演劇の弱点、と私は思っている。でもそういう演劇のののしり合いの迫力はやはり作品の勘所だから見事で、本映画でもそれを味わえる。とりわけ「心穏やかでない美女」というのはなぜか見るに心地よく、E・テイラーの形相を眺めているだけでうっとり出来る。映画として面白いとは言えない作品だが、E・テイラーに怒鳴られる快感は十分味わえた(君はそう怒鳴ってるけど、けっきょく僕のことが好きだから怒ってるのさ、と勝手にこちらのモノローグを入れて画面のE・Tを直視するのがコツ。ちょっと彼女の目線が左にズレるのが惜しい)。 ラストの収まり方がつまんない。あれじゃ兄夫婦だけが悪役になって見えてしまい(とりわけ兄嫁)、なんか全体の構図がスッキリし過ぎちゃあないか。せっかくあれだけののしり合ったのに、という物足りないさ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-01-01 10:35:35)(良:1票)

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