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プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  アンドリューNDR114 《ネタバレ》 A.I.では泣きましたがもしかしたら泣かされたのかも・・ 感動というよりかわいそうという事と人類の問題まで発展させてたし。 神々しい迫力とどうにもならないものへの哀れみに。 このアンドリューも神々しい世界にやはり到達します。 両作とも(ありえるかもしれない世界)の暗さを描けてましたが、 A.I.は全て滅んでしまっていた世界を見せられる(未来人は除いて)。 こちらのほうが寒々として(特に子供が題材なだけに逆に) 大人の作った怖い童話、哲学的でさえあります。 いわゆる感動はしたけれども重い後味が残りました。 アンドリューのほうは救いがありました。 この感動の種類はまた違います。 ここを書くとネタばれになるので注意 未見の方は飛ばしてね。 ↓ アンドリュー=人類が彼を人類の仲間と認めた。 昇天のラストは違うけれどコクーン的で、 どちらかと言えば子供も一緒に見られるSFです。 ただし性の問題にも触れるので中学生くらいからかな。 A.I.=未来人が発見し彼を滅んだ人類の鍵と見て調べる。 こっちのほうが救いがないやん~(今考えても暗いSFで、 子供向きではないことがわかりますよ) 家族で見るには暗くて寒いんだろうけれど、 この疎外感もわりと好きですよ。評価も書いています。 さて・・アンドリューについて、 コメディがいい。テンポの緩急もよくたいくつしない。 感動したのは、人類の仲間と認められた瞬間、 まあそのあと旅立つんですが・・ もう最近で一番感動したかもしれません。 自分でも(あ、ダメこういう系の映画)と、 号泣しましたから・・ みんなが泣けると言うのもうなずけましたよ。 ピアノの連打シーンや木の馬もママのことなんですが、 それが孫娘の代に変わっても同じ性格と顔なのでだぶります。 アンドリューが一目ぼれしたのも間違ったくらい似てたから。 ここらがかわいいけれど説得力がありますね。 議員の採決シーン?はSWのエピ1を思い出し、 アンドリューのお友達ロボの女の子はまさにC3-PO! こういうストーリーに一番近い的をついてて観やすく感動できるのが、 ディズニーなのではないんでしょうか?? ピーターパンしかりピノキオしかり・・ 世界中の子供に受けてる世界なのですが、 深く考えるとかなりシリアスで哀しい物語ですね。 [DVD(字幕)] 9点(2005-07-17 06:35:25)《改行有》

2.  アメリカン・ビューティー エンディングにつきるのではないでしょうか。 劇場で観たのですが、確かビートルズのビコーズのカバーが 流れていたと思う。 なんて神々しいラストなんだろうか、 この男の人生はこんなに高貴なものかと。 高貴で特別なのです。周りからどう見ようと、その人にとっては。 変態おやじとさえ思えるスペイシーの好演も、 さらに変態(本当の)精神異常者によって、 笑ってしまうしかない展開になる。 アメリカの夢の裏側。体裁だけの贅沢。家族という名前だけの集団。 実に腹立たしくもそれでいて暗くないコメディにしている。 内容が笑えないリアリティがあり暗いのに、 演出と俳優がうまいのか逆に、笑えてしまうのが怖い。 人事のように見ながらも、人事に思えない。 それは監督がイギリス人であるのも客観的に見える原因かも。 ただ内容が内容なだけに、アカデミー総ナメというのはどうなんだろう。 日常の崩壊をコメディにしてシニカルに仕上げたのが受けたのか。 この作品はよいのだが、大笑いし認めてしまうアカデミーって・・ でもでもよく考えるとこの作品でよかったのかもね。 第72回アカデミー賞で、作品、監督、脚本、主演男優、 撮影の主要5部門を受賞! 空を舞う白いビニール袋、赤いバラ、本当に見事な演出です。 そしてアネット・ベニングの髪型が粋でした。 スペイシーが恋する少女よりベニングです。 この映画は「ガープの世界」のオマージュです。 向こうはまとまりがイマイチで起伏がありすぎた。 両方見比べるのもまた面白いと思います。 8点(2005-02-21 10:53:51)《改行有》

3.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 脚本とアイディアと音楽の効果が良かったですね。白黒で時折長く感じることもありましたが、最後まで面白く見ました。セリフもおしゃれで品もあり文句の付け所がない良質な映画・・と言いたいところですが満点ではありません。満点とは私にとって特に、DVDを購入しても良い作品。何回か見たい保存版、ではありませんでした。でもセリフがおしゃれだから、英会話の練習にと買うかもしれませんが。なんというか・・ジャック・レモンが合わなかったです。私の見た、レモン氏の出演作は「晩秋」=劇場で見るも記憶になし。「摩天楼を夢見て」一番嫌な役だった。と数少ないのですが、どうもこのじょうずな演技が合わないようです。スクリーンの向こうの人というか、そういう目で見てしまいます。最近のトム・ハンクスとかぶりましたが、日本で言うと西田敏行?かな。ようするに私には自然な演技には見えなくて、共演のマクレーン嬢がとても自然に見え、初めて見たのですがとても好感を持ちました。あと、医者の役の俳優さんも。でもレモン氏のその他の役は見ていないので、私の先入観を裏切ってほしいです。やはりこの映画は60年作という昔に作られた映画なのに脚本が良くできておしゃれで、「摩天楼はバラ色に」などと比べても古さを感じないくらいです。主役がもっとスカッと気持ちのいい普通の人だったらなぁと思うのですが、役どころがうさんくさいというかセコイ成り行き成功者ですから・・西田敏行とかぶるなぁ・・ 8点(2005-01-19 06:37:13)《改行有》

4.  穴/HOLES 《ネタバレ》 公開映画のほうと勘違いして借りてきてしまったのですが、コレが面白かったので得した感じです。 出演者がすごい顔ぶれで、えっこれが未公開?とちょっとびっくり。 さすがディズニー映像はきれいでファンタジーです。 やっぱり私は冒険映画が好きなんだなぁ・・ シガーニー・ウィーヴァーなんて久しぶりに見た。「ワーキングガール」の時っぽかった。 あと、パトリシア・アークエットがこんなにきれいだなんて再発見。 謎解きサスペンス、冒険ドラマ、ファンタジー、コメディと欲張ったわりにまとまってる。 このところ、こ難しい作品ばかり見ていたので、たまにこんなものもいい。 本当に軽い気持ちで見たのですが、感動できるところまでありまして・・ 難しい映画ばかり観てると子供の心が失せると危ぶんでいたのですが、 また取り戻せたような気がします。 一応子供向けにはなってはいますが、気を抜くと筋がわからなくなるので注意。 感動したところは・・回想シーンで黒人の子が女教師につたない愛をうちあけるところ。 恋愛も入っていますけれど、恋愛苦手なわりにこんなところに感動しました。 雨漏りを「直してあげる」と修理する、次の雨漏りは先生の涙。 「治してあげる」あ~こういうのに弱いのかな・・ [DVD(字幕)] 7点(2005-05-07 08:05:54)《改行有》

5.  アミスタッド 《ネタバレ》 冒頭のカメラワークと青黒い画面と音楽に圧倒され、それ以上ひとりで見るのが怖くて友達と見ました。ホラー慣れしてる私が、気持ち悪くなったほどの迫力。覚悟のいる映画でした。ところがです。なんて誠実な映画なんでしょうか。 面白いとかの娯楽性もないけど、他の戦争ものなどの シリアスでありながら見せてしまう娯楽優良映画とは違う。 シンドラーやライアン・・ 私、この映画で前から映像としては嫌いだった、ヤヌス・カミンスキーを見直しました。前出の作品はスピルバーグの訴える甘さと、カミンスキーの冷たい無機質な絵とが合わず、それが偽善とか言われながらも成功してきたと思う。これは、ふたりの息があってて、逆に一般にはつまらない。それもまた良いんじゃないかと、最後までこちらも真剣に見入りました。 良い作品ですよ。真面目すぎて、 山もなくたんたんとしてるけど、心がある。こういう作品の評価は難しい。このての映画ならば、演説シーンのあと拍手が沸き派手に盛り上るところが、なんとあっさりしたことか・・ これは賞狙いで作ったものではないと、見ててあきれるほどわかるのですが。ほんとのことを言うと、盛り上げて泣かせてくれるのを期待して、この監督の映画を見続けてました。 後味もいいし、ある意味泣かされても泣いたということは、ストレス解消になるものです。それだけが不満かな。 役者については言うことはありません。モーガン・フリーマンですが、静かでセリフも少ないけど、味がある人はあれでいい。映画本編を見た後、特典を見られることを強くお勧め。地味で暗い内容でしたが、他の監督がやってたらどうでしょう。レインメーカーよりはるかにわかりやすく面白かったけど・・スピルバーグは時間内でうまくまとめてると思います。損得や利害も、主人公を救えた結果でそれでいいと。誰も映画化したくない映画に、たまに手をつけ誤解を招く監督ですがそれも評価したい。この監督は、時代にあってないというか少し早い気がして、今これを作ったらどうとか考えます。今の自分は先祖が作ったというエピソードは、東洋的でなんか深いです。残酷で哀しい人種差別の映画なのに、エポックな星は優しい。 どこから来た?と問う弁護士の質問は重要な貿易領域問題。 それがまた、スピルバーグの手にかかると・・ あの、E.T.の答えを思い出す。アフリカが星のよう。 未知との遭遇も、通訳が重要でした・・7点(2004-04-20 06:52:44)(良:1票) 《改行有》

6.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 この作品に関してはあまり書けないんですよ~! 何も考えないでテキトーに観たほうがいいかも・・ 私は観ている最中にどうしても題名が気になってしまった(苦笑) ジョン・キューザックは好きな俳優さんなのですが、 かえってこの没個性さが意味ありげに思え、 やはりそれでもケビン・スペイシーが上だなぁと(顔は似てるんだけどね) そう思ってたらもう「ユージュアル・サスペクツ」がアタマから離れない(笑) 今まで観た映画と混ざる法則!! この手の作品はやはり俳優にウェイトが置かれます。 ところがこの作品は登場人物が多すぎて別の期待をしてしまいます。 その期待とは・・犯人は誰なのか? そのワナに陥っちゃうんですよ。 それがうっすらとわかるまである法則通りの作りですから。 デッドコースター  死ぬ順番の法則、ユージュアル・サスペクツ  全て作り話だったという法則、ロスト・ハイウェイ  自作自演の法則、これらを見事に融合させ、 霊界オチかも?夢オチかも?と考えさせます。 いらいらいら~どれなんだいったい(爆) まさか・・ ポルターガイスト  呪われた家の法則(アザーズも)落ちじゃあないだろうな?? 本当は私は霊界オチが好きなんですが(苦笑) まあオチはあえて書きませんから興味のある方はどうぞ。 確かめてくださいな。 ご紹介した法則の映画もいいですよ♪ ここらを観ると全部似てくるんですが・・ [DVD(字幕)] 6点(2006-05-28 15:24:24)《改行有》

7.  アイ,ロボット 《ネタバレ》 ダークシティ」の監督作とわかり今まで避けてたこの作品を観ました。 どうせロボットとかコンピューター映画なんて、 結局は風刺や哲学めいたことを問いながら人間とは機械とは? とかの世界になるんだろうなぁ・・とあまり好きではないジャンル。 「A.I.」「アンドリューNDR114」は見た目も人間だから感動してしまったんだけど・・ でもよく考えればこの「アイ.ロボット」こそわかりやすいのです。 「マトリックス」のほうが登場人物の名もあってか宗教色が強いと言われていますが、 この作品こそそのまんまじゃあないのかと変に感心。 キリスト教映画として観ると、 博士はイエスで彼サニーが今のキリスト教の言う新しい救世主。 すべてのユダヤ人をあの丘に集め改宗させると死んだはずのイエスが君臨する。 ・・らしいお話をこの作品にあてはめてみた(爆) まあこんな暇なこと考えるのは私ぐらいか(汗) 最近のSF映画ってこういうパターンに当てはまるのが多いんです・・ 演出的には「SW2」クローンの攻撃そっくりで大うけしました。 個人的に私はこの監督はパクリの天才と思っていますし、 そこがうまいので結構好きなんです。 「ダークシティ」もだから好き。 テリー・ギリアム監督とも共通する点なんですが、 このアレックス・プロヤス監督・・ なんともいえないミスマッチなセンスの悪さが目立つところがある。 そこが好きなんです。 近未来なのになんですかあのビルのデザインのセンスは・・ そこがいいのですよ。 まるで「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」のセンスだ・・ 「未来世紀ブラジル」と「ダークシティ」がよく似た雰囲気だったし、 この作品も「12モンキーズ」真っ青な変な建物やオシャレではないモノ・・ 完璧なかっこよさがないにもかかわらずマンガみたいなかっこよさもある。 まさにA級の中のB級っぽさの違和感が好き。 「バビル2世」をハリウッドでリメイクできるのは、 テリー・ギリアムかサム・ライミしかいないと思っていたのですが(苦笑) もしかしたらアレックス・プロヤスが一番近いかもしれない・・ [DVD(字幕)] 6点(2006-04-02 13:45:55)《改行有》

8.  アザーズ 《ネタバレ》 この監督の作品って個人的には、 1度観て結末がわかってもまた観られる面白い仕掛けがされていると思うんです。 しかしこの作品は「シックスセンス」のあとですから分が悪いですね。 「オープン・ユア・アイズ」とは異なり、 クローズ・ユア・アイズと劇中のセリフできました。 観てる最中はどちらかだと決め付けていたのです。 どちらかというと違う世界の人がこの中のどちらかと・・ それがああだったんですね(なるほどなぁ・・) 観終えたあとまた観たくなって見直しました。 おかしくておかしくて・・ コメディにもできそうなんだけどなぁこれ。 幽霊は暗闇にしか現れないなんていうのは明らかに思い込みで、 観客の揚げ足をとった面白い脚本です。 私はこの作品をブラック・ジョーク作品だと観ました。 ニコール・キッドマンが神経質で切れるサイコな役をよくやってて、 うまいよなぁと感心しました。 その演技がとてもおかしいのです。 あちらの世界の人とこちらの世界とが共存していて、 お互いが見えないとなれば怖いというよりもこっけいです。 もしかしたらこの監督のバーチャルな世界観の中では、 こちらでいる私たちは実は逆だということに気づいていないと、 怖い笑えないジョークを提供しているのかもしれません。 最後のキッドマンの「ここが私たちの家よ」というセリフは不気味。 もう、自縛霊で離れないに違いありません。 わかったうえでのことですから確信犯なのです。 お墓=我が家なのでしょう。 これは何度か出てきたセリフ、 「神父さんを呼ぶ」というのが現実味を帯びてきますね。 こちらの世界だと勘違いしていたときのキッドマンが、 今度は神父さんを拒む番になるかも(苦笑) 3人の使用人はいい役でした。 私はこちらには騙されてしまいました。 そうとったらストレートすぎだからあえて外して考えていたので・・ ちょっと「シャイニング」にも似ていますね。 やはり映画(特にホラー)は、 脚本も大事ですがたまに怖い演出もサービスしないといけませんね。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-15 11:03:03)《改行有》

9.  悪魔のいけにえ2 《ネタバレ》 本編とあまり関係のないことですが主役のDJ役の女優がラジオ局でいてて、 その壁に貼ってあるポスターがやけに目につきました(苦笑) これ・・ビートルズの確か販売中止になった例のアルバムですよね・・ ブッチャーズだったかな? 人肉と戯れるポスター・・おお、こんなところで使われて(泣) ところで私はこの映画を1は高いから買えないので格安の2をDVDで持っています。 どうせ2だからと見ないままだったのですがレンタルの谷間で思い出しました。 どうせ2だから一般評価がイマイチだから・・ そんなことはありませんでした! 面白すぎ・・と思う私は変かも?? 1のロードムービーのようなゆったり感と暗すぎる演出がちょっと合わなかったのですが、 2は演出の怖さは全くないのでその点は完敗ですが、 正直1より好きかもしれない・・ 1よりずっと下品ですし新鮮さも割引ですが、 おかしすぎて全然怖くないからまた違うばからしさで大笑いできます。 レザーフェイスの現れ方にはもう開いた口がふさがりませんでした。 二人羽織のように人肉をまとい踊りながらチェーンソーを振り回す。 車で逃げるいかれたチンピラのセリフもおかしい。 英語では(ジーザス!?)なんですが・・とにかく日本語字幕の方がおかしい。 DJは保安官ことD・ホッパーの言うとおりその惨殺の様子をラジオで流したから大変。 それからレザーフェイス一家の報復劇が始まるのですが・・ 今回はレザーフェイスの恋も描かれちょっと怪しい・・ 前回の家族揃っての食事シーンもちゃんとあり、 なんと130歳を越えたじいさまもトンカチを握る役で登場。 こいつらの砦は今回は遊園地の地下ですから、 ちょっとしたアトラクション娯楽が楽しめます。 本物のレザーフェイスが現れないのならこんなアトラクション行きたい~(爆) D・ホッパーはこの一家を退治する役なんですが、 なんと二刀流チェーンソー! ここまでコメディにしていただくと楽しいですよ。 ただし相変わらずフーパー監督の悪趣味は変わらず(別な意味でいっそう強化) お食事中(特に肉料理)は避けて見たほうがよろしいかと・・ あとに妙な気持ち悪さが残らないから1よりお手軽に見られるホラーです。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-20 23:02:10)《改行有》

10.  アンドロメダ・・・ 《ネタバレ》 この映画はかな~り地味でたいした盛り上がりもないのですが、 脚本&発想としては10点満点! ただし映画として観れば3点・・で、総合的には6点でしょうか? 最初と残り30分くらいの面白さを味わうためには全部を観なくてはいけませんが・・ 細菌がなかなか動き出さないので本当に忍耐が必要です。 最期まで引きずりこむ脚本のうまさには感心します。 地下研究室の真の意味や細菌繁殖が始まったあとの駆け引き、 これは地球全体の戦争問題にも発展しかねないスリルです。 DVDでレンタルしてざっと全体を観てもう一度ラスト付近だけ見直す手も・・ たぶん科学が好きな方が観ればこたえられない面白さだと思いますよ。 私は科学や地学は苦手なのですが道理がかなってるので面白かったなぁ・・ エンディングもそのあとは?と深く考えさせられる問題もあり、 後半だけなら何回も見られるんですが・・全体が淡々としているのが映画の娯楽に欠けている。 なぜ細菌にやられた街で赤ちゃんとアル中の胃潰瘍の老人だけが生き残ったのか? そこに鍵があるのですがまた発想がいいです。 どんな方法を考えても無敵の細菌。 すでにアメリカ中に広まるのは時間の問題・・ 細菌をやっつけるために原爆を使うことを選ぶのですが、 さてここの原爆発動装置の解除キーは科学者のひとりが持っています。 ところが原爆を使ってもさらに世界中が細菌の恐怖に落ちる恐怖が判明。 しかも地下研究室はコンピューターによってドアが遮断され融通がきかない。 原爆解除できなければ細菌がさらに繁殖してしまう。 映画的にここは最高に面白い演出です。 ゲームが好きなんですが(笑)昔やったはしごゲームを思い出しました。 ここをすぎてもまだ山はありますので後半30分盛り上がりばかり。 なぜ赤ちゃんとアル中の病人だけ生きられるか?? テンポよく時間も短くリメイクしてくれたらいいのになぁ・・ その際、政治的なところも新たに絡めてくれるとサスペンス度もアップするかも。 観終わったあと、人に話したくなる映画というかSF小説の映像化という感じ。 映像で見せるエイリアンものでもなくアクションもありません。 戦闘シュミレーションや科学が好きな方に特にお勧め。 [DVD(字幕)] 6点(2005-09-01 11:39:47)《改行有》

11.  アポロ13 DVDを持っていたので久々にまた見直しました。 忘れている・・・ そうか、これってサスペンスのようだけど、実話なんだって。 トム・ハンクスがまた若い!今かなり太ってるんですね。 というかもしかしたら宇宙飛行士役だったから痩せてたのかもね。 ひとつひっかかるのは、風疹って誰がかかってたのか解明されたかな? もし船内にいるあの人だったならみんな感染してたり・・ ただの誤診なんだろうか??そのことばかり気になって。 あとはまあ、映画自体が長いのと画面があまり切り替わらず、 たいくつなところがあった。 ほとんどが船内と管制塔だから・・ 大画面で見たので宇宙の景色が迫力あったのと、 ドッキング画面とかトラブル画面とか面白かった。 船内の寒さや緊迫した空気は伝わりましたが、 もっと多くの宇宙や飛んでいる映像が欲しかった。 みんなで助かる方法を考えるというのは、 生還への計画に距離はないんだと思いました。 マスコミも失敗したら即ニュースという、 人間の命を商売にするあたり現実が見えます。 特に居残り組となった、ゲイリー・シニーズが好きな演技をするので、 もっと出してほしかったなぁ・・ 彼はトム・ハンクスとよく絡んでるんですよね。 グリーン・マイル、フォレストガンプ・・ いつも出番で負けてる。でもやっぱり脇役が光る俳優です6点(2005-03-01 05:42:03)《改行有》

12.  アメリカン・ヒストリーX ふたりのエドワードが好演。 すでにうまい演技で有名になった、ノートンをさらに食ってしまった、 ファーロングの演技は哀しすぎる。 適役なのでしょう。激しく弁舌な兄に比べ、 無口な語り部的なファーロングの役もまた難しい。 暗く激しく目を背けたくなるようなネオナチの暴力ドラマ。 こんなに嫌な映像の映画なのに、なぜに泣けてしまったのか・・ それは弟のファーロングの涙を通し、兄のノートンが見えたから。 うまい俳優に興味がある人にはぜひ見て欲しいです。 ラストを書くと面白くないのであえて書きません。 6点(2005-02-19 06:52:59)《改行有》

13.  アバウト・シュミット 《ネタバレ》 定年退職したおやじの役を淡々と ジャック・ニコルソンが演じているのだけど、 客観的に見てしまい長いです。 妻の突然死、ひとり娘の結婚と続き、 時間がありすぎる彼は今更ながら、 自分探しの旅に出かけるのです。 といっても妻が残したキャンピングカーで近所に・・ キーワードになる慈善事業で関わった、 孤児への手紙で自分の日記のような報告を続ける。 最後に返事が送られてくるので、答えは見つかるのですが・・ もう少し盛り上がりがほしかったです。 公開当時観に行こうかとも思っていましたが、 行かなくてよかったかな。 答えは最後の絵と最初にある定年退職のスピーチにあると思う。6点(2005-02-19 06:48:48)《改行有》

14.  悪魔のいけにえ かなり期待して見ましたが・・死霊のはらわたのほうが、脚本がよく真のホラーでした。でももう一度見たいと思わせる面白さが、この作品にはある。理由のないばからしさと、ぜんぜん怖くないのになぜか気になるのはなぜだろう・・たぶん、後半の家族会議のシーンが気に入ったんでしょう。おかしすぎ!ものすごい怖いホラーと構えて見てたのに、正反対でしたので採点は厳しい。キャリーのほうが怖いよ。あと、ラストのレザーフェイスの乱舞するスローは、おかしさを取り越して美しいバカだ。 この監督がポルターガイストを撮ったので、また思い出しポルターガイストは購入しました。実質的にはスピルバーグがほとんど関与したらしいけど、トビー・フーバーが家族愛サイキック・ホラーに、どれだけ品のない映像を入れ抵抗したのか見てみたい・・テイクンでもまたスピルバーグは起用してますが、このトビー・フーバーのどこが気に入ってるのか見てみたい。 とり合えず本作品悪魔のいけにえは、後味の悪さやホラーの悲しさを期待してたがそうではなかった・・そういうのとは違うジャンルなのかな。 6点(2004-02-19 07:24:51)《改行有》

15.  愛と青春の旅だち リチャード・ギアの大ファンの私でも、このストーリーの暑苦しさはまるで、(ロッキー)でした。主題歌につきますね。昔のというか、80年代の洋画はいい主題歌が多い。どろくささ、恥ずかしくなるくらいのラスト、顔的に地味な(上品な)ギアだからこその映画。最初これ、トラボルタがやるんだったらしいです。そして、サタデー・ナイト・フィーバーは、ギアがやるはずだったとか。いやいや、これでいい。両方見たくない。笑える・・ギアには、いつまでも女性に幻想を抱かせてほしい。そういうタイプ今少ないからね。でも結構リアルな映画でもありましたが。(追憶)のレッドフォードもかっこいいですよ。 6点(2003-12-07 13:34:18)

16.  あの頃ペニー・レインと 《ネタバレ》 青春してます。サイモン&ガーファンクル、ザ・フー、イエス、ロッド・スチュアート、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、トッド・ラングレン、オールマン・ブラザーズ・・こんな70年代のポップ&ロックが流れるんです。個人的に気に入った俳優が、ラッセル・ハモンド役(主役ふたりの憧れの売れないスター)の、ビリー・クラダップ。スリーパーズに出てたんだ・・1973年、たった15歳でローリングストーン誌のライターとしてデビューした少年がいた。厳格な母親に育てられ、セックスもドラッグも知らない優等生。その上、ロック・ジャーナリズムになんのコネクションも持たない少年が、一体どうやって成功を収めたのか?・・・洋楽好きなら見てください。かなり監督の趣味な映画と思います。青春すぎて青いかな。 6点(2003-12-07 12:08:43)

17.  ALI アリ 《ネタバレ》 映像特典でアリ自身が出ていましたが、 相当スミスを気に入ってるみたいでした。 踊るようなステップやマシンガントークは明の演出で、 これは異存なくはまり役なのではなかろうか。 これをアリはよろこんで自宅に頻繁にスミスを招き、 俺の真似をしてくれみたいにセリフを喋らせたらしい(苦笑) まさにアリお気に入りのアリのための自叙伝映画。 家族や女性はわりときれいな人らばかりで、 その逆に対戦相手はいかにも悪そうな(苦笑) フォマン以外は扱いが寂しい。 ボクシング映画の魅力(観客から)としては、 ○ハンデをものともせずに這い上がる これはハンデ=トラウマがアフリカ系黒人で、 奴隷名が嫌でイスラムに改宗したことといっても、 対戦相手のほとんどが黒人なわけですから共感は薄い。 ○ライバル 「ロッキー」が続編が多いほど人気なのはこれもあると思う。 この作品はフォマン以外はライバルとして魅力がない描かれ方。 よって本当の復活劇までが長く感じる。 ○マーチ系の音楽 にしろとは言わないけれども、 全編中に流れるのがソウルミュージックばかり。 やはり黒人差別も根底にはあるのかも・・ 観終えて明日の活力に繋がるような熱い映画ではなく、 内容は当時の歴史背景を知らなければ共感できかねます。 アリは結局黒人というアイデンテイに誇りを感じ、 黒人の頂点になろうとしてなった。 その背景にはやはり幼少時からのトラウマがあるわけです。 ここらに絞って最初と最後だけにしても理解はできますよ。 中版をかなり削ってドラマチックに演出できたのでは・・ アリ本人としてはやはりイスラム教のことや、 恋愛のことも描いてほしいから当然個人的なことになり長くなる。 ファイトシーンの演出がとてもよかっただけに残念。 アナウンサー役のジョン・ボイドは変装と思うくらい気づかなかった。 あとユダヤ教のブラザーは暗く淡々とした内容にコミカルさを与えている。 ひとりの人生(半生)を描く難しさは「アビエイター」でもありました。 ここまで長く人生を描くならば後半のアリに、 特殊メイクをしてもっと老けらせてもよかったのでは・・ [DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 15:14:39)《改行有》

18.  愛されちゃって、マフィア 《ネタバレ》 またしても音楽がデヴィッド・バーン(トーキング・ヘッズ)♪ 映画が終わっても最後までポップな曲が流れ続けます。 しかしこの作品・・かなり俳優が豪華です。 ミシェル・ファイファーはどうなのでしょうか。 私はわりと好きな女優さんなのですがこの髪型このコスチュームは・・ すぐに殺される夫のアレック・ボールドウィン・・ わりとかっこよかったのになぜこの役なのか(トラボルタ似) ジョン・キューザック・・出てたのわからなかった! もちろん マシュー・モディーン目当てで観た作品なのですが、 この曲者濃い連中の中でひときわ存在感のないごく薄顔といったら! あまりに薄すぎて逆にドタバタ映画がまとまってるという好例。 観終わったあと記憶に残るのがこのごく薄マシューと、 派手ケバファイファーと、ボスの妻(ボスもよいが妻がホラー) その他の方はドタバタの中に消えていってイマイチ印象が・・ 監督もジョナサン・デミという大御所! このあと「羊たちの沈黙」で賞監督になるのですが・・ どこをどうすればトラボルタのギャングコメディみたいになるのか・・ やはり脚本かな? 贅沢すぎで詰め込みすぎです。 マシューがバック・トゥ・ザ・フューチャーのパパ似と言われていたのですが、 この作品ではマイケル・J・フォックスの役みたいでおかしかったです。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-20 04:53:55)《改行有》

19.  アビエイター 《ネタバレ》  長い作品それならいっそあるお約束で締めればよかった・・ お話の終わりに実はこうでしたみたいに、 主役のそのあとを5分くらいかけて説明する。 お約束すぎるんですが・・ うまく使うと感動作にもなるんですよ。 わかりやすくなると理解する人が増えるから感情移入しやすくなる。 特にキャラがかぶるディカプリオを使った伝記もので、 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」を思い出したけど、 あれもちょっと似てなかったですか? でもあっちの方が私は好きです。 トラウマを抱える主人公の成功と挫折を伝記もののお約束で締めている。 アビエイターもそうしろとは言わないけれど、 いらない場面も削れたと思うしあとの説明もあったほうがいい。 これではハリウッドの本当に個人的な昔の映画ファンしかわからない。 しかしあいかわらずディカプリオは演技がうまいなぁと感心。 童顔が合ってないと言われていますが、 私はもとのヒューズ氏を知らないのでピンとはきませんし、 ディカプリオ自体が現代風な顔ではないので良いと思いました。 が・・調べると体格が全然違うんですねぇ(苦笑)190cmもあったんですか。 トラウマという扱いはわかりやすいし原因もよく描けていますが、 あまりにひつこすぎるので共感はできませんでした。 そして同じ暗いトラウマ映画でもラストの描き方のていねいさや、 同じ日本人としてわかりやすいということで「砂の器」のほうが断然よい。 逃げても忘れたくてもいつかどこかで忘れたいものは蘇るのです。 それが悪いことに弱いときに現れるんですね。 そのときにそばにいてくれる人がいたらどんなに心強いか・・ どんなになってもそばにいてくれるそんなわがままを他人に求めるのも、 満たされなかった幼少時のトラウマから抜け出せないから。 逆にそれを反骨としてバネにしている人もいる。 でも成功のレベルが大きいほど逃げ込む夢が大きいほど、 失ったときにそばにいてくれる人は少ないはず。 ある意味「市民ケーン」と同じような世界の映画なのですが、 この映画が市民ケーンになりえなかった原因はなんだったのでしょうか・・ ヒューズはキャサリンに母親を父親を求めていたのかもしれない。 そして大きな空をも重ねていたのかもしれません。 [DVD(字幕)] 5点(2005-12-04 15:49:51)《改行有》

20.  或る殺人 《ネタバレ》 法廷劇になるまでがやけに長く感じました。 でもそれを我慢すれば後半はなかなか面白いです。 しかし・・この時代の白黒はどうなんでしょう。 と、前にも書きましたがカラーの時代と思うのですが・・ ジョージ・C・スコットは「天地創造」で、 息子を神に生贄として捧げたアブラハム役しか知らなかったので、 この役はちょっとびっくりしました。 マフィア役かと思った(苦笑) ちょっとリーアム・ニーソン似ですね。 対する主演のジェームズ・スチュワートは・・ 法廷劇での正義感あふれるが固くもなく逆にこっけいでした。 このふたりのまるで違う個性でのぶつかりはなかなか面白く、 軟投派のピッチャーとコワモテのホームランバッターの対決みたいで、 法廷劇だけでも見る価値はあります。 ただし結末はしっくりこないものがあります。 結局なんだったんでしょうか・・?? あの法廷劇はなんだったのか、スチュワートに同情しちゃいます。 ちなみに本編に入る前のおしゃれな紙芝居風の演出、 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」思い出しました。 音楽も軽快なジャズでした。 法廷劇に入るまでが長いので間延びしているのが割引。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-20 23:16:40)《改行有》

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