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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アメリカン・スウィートハート ジュリア・ロバーツにシンデレラなんかやらしてもちっとも面白くない。ハットリ君のゆめ子ちゃんが学芸会でシンデレラやるようなもんで、「はいはい、あんたが目立ちたいのね・・・」っていう白け感ありあり。めがねっ子がめがねとったらあら美人、ていうのも、そらあ「りぼん」じゃないんだからっての。彼女にぱっとしない役やらせてもしょうがないでしょう。その存在感は、どうしたって、平凡じゃないんだから。 何がやりたかったのか分からない奇妙な映画。4点(2004-03-08 16:24:10)《改行有》 2. アバウト・ア・ボーイ 最後はちょっと泣いてしまった。人はなぜ人を求めちゃうんだろうと考えた。結婚とか親子とか、そういう名づけうるかたちだけでなく、不器用にも愚直にも人は人を求めるものだと、そんなふうに胸がきゅっとした。8点(2004-01-02 22:29:58) 3. アルマゲドン(1998) この映画を初めて観てから5年ほど経つが、あのテーマソングとCMの予告映像くらいしか思い出せない。理解に苦しむ散漫な映画。ほーら泣けるだろう?ほーら感動するだろう?というシーンをちりばめただけという印象もある。スケールの大きさは感じるものの、「インデペンデンス・デイ」「ディープインパクト」などの世紀末系地球がピンチだ!映画の最後に登場した作品と記憶しているので、新鮮さもあまりなく、使い古しが多かった気がする。結局、無駄な笑いや無駄なオドケや無駄な小細工が多すぎてなんらテーマが伝わってこなかった。4点(2003-12-04 00:01:50)(良:1票) 4. アリス(1990) ウディ・アレン監督作。 不思議な薬で不思議な力を手に入れるというのは、安直な設定な気もするけれど、それはそういうものとして、主人公の主婦アリスが自分を発見していく過程は示唆的で小気味もいい。5点(2003-11-22 15:47:19)《改行有》 5. アニー・ホール 芝居を中断して観客に向かって語りかけるとか、会話を本心に翻訳した字幕が出るとか、空想や妄想、過去なんかがザッピングするとか、そういった試みも小気味がいい。 台詞そのもののセンスの良さや、作品全体のこじゃれた空気も楽しい。 人が人を好きになるときって、ただちょっとした空気感、リズム、テンポみたいなものに依存している気がする。 かたちのないもの、説明のつかないものをきっかけに、出逢って深く関わり合い、離れがたくなるのはなぜだろう。 そしてまた、気まぐれにすれ違い、心離れていくのはなぜだろう。 いっぱいの人とデートしたけど、100人いたら100人違った。私と相手の間で起こるささやかな風の向きが違った。よく分からないけど、彼だといい感じ。なんだかぴったりなの。なぜって、うまく説明できなくっても。 この映画はありふれた恋に似ている。 小さなラブストーリーを描くこの映画の空気感そのものが、いわば恋のかわいらしさ、愛おしさ、可笑しさ、哀しさに似ている。7点(2003-11-22 13:55:40)(良:2票) 《改行有》
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