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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ATOM 《ネタバレ》 ロボットに人間の心という深いテーマを、展開の早いコメディータッチで軽いノリにされちゃって、違和感ありまくり。 悪人はコミックの典型的な悪人だし、街はメチャクチャ破壊するし、数人の個人的なドラマになっちゃってるし、扱うテーマの大きさをに比べてあまりにもチープなストーリー。 何でもアメリカンなノリにすればいいってもんじゃない。 手塚治虫というビッグネームを背負ってるから余計にそう感じたのかもしれない。「アトム」ではなく全く別のキャラでやってもらえれば、もう少し違和感はなかったかも。 大きなテーマの提示さえなければ、早い展開と派手な画面は、お気軽なCG作品としてそれほど悪くはないと思う。[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-05-03 23:01:30)《改行有》 2. アタック・オブ・ザ・キラートマト 《ネタバレ》 徹底的にくだらねーー(笑)確信犯的にダメダメなシナリオ、チープなセット、馬鹿馬鹿しいギャグで駄作を作ろうと思って作ってるのが判るから、逆に脱力しまくって見ることができて見るのに苦痛はない。最初の歌の馬鹿馬鹿しさで既に脱力状態で、途中もちょっとは捻ったところがあるかなと期待しても全くなし。最後まで馬鹿馬鹿しさのオンパレードで映画として光るところが全くなく終了。ここまで徹底的に作られてしまうと、最高にシュールなコメディ映画として、なんか凄い映画と一瞬錯覚してしまうが、冷静に考えると、やっぱり、超駄作。でも、嫌いじゃない(^^; この映画につけた2点は、0点の映画を作ろうという監督の意図からすると、かなり高得点ということです。 [DVD(字幕)] 2点(2009-08-23 03:20:36)《改行有》 3. アニマトリックス それぞれ映像表現は奇抜で斬新できらきら光ってはいるのが、それぞれ短く説明不足でマトリックスの世界観、ストーリーを知らずに見ると???の内容がほとんど。そもそも、マトリックスのアナザーストーリー集的な製作意図から仕方がないとは思うが、ストーリーや論理性を無視した感覚に頼る絵作りや見せ方に徹して、単品作品としてもちゃんと凄さが分かるようにして欲しかった。単品でも見ても良さそうなエピソードもあったが、逆にマトリックスの世界観で見るもの感じ方の幅を縛ることになってしまい逆効果なのかもしれない。ま、このような作品の発表の場は少ないこと考えると、これはこれで意味のある映画だったのかもしれない。[DVD(吹替)] 5点(2009-08-16 19:04:27) 4. アンツ 《ネタバレ》 ディズニーじゃないだけあって、キャラが可愛くなく、ストーリーも完全子供向けではない。尺が短いのでテンポは良く最後まで飽きずに楽しめたのだが、子供向け娯楽に徹しきってない分、見終わった後によく考えると、各キャラの設定、アリ社会の捉え方とストーリーの整合の粗が気になってしまう。独裁体制対弱者民衆で、体制に疑問を持つ一部の民衆がヒーローとなり民衆を解放するらしいストーリーなのだが、結局ヒーローが支配者側に回っても、アリ社会では一般弱者民衆は何の変化もないのではという疑問が残る。そもそも、アリの社会構造に独裁体制批判を象徴化すること自体無理があったのではないかと、娯楽映画に不要なテーマ性まで考えてしまうのは、中途半端な映画だったということか。[DVD(吹替)] 5点(2009-07-22 18:43:51)
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