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プロフィール |
コメント数 |
491 |
性別 |
男性 |
年齢 |
60歳 |
自己紹介 |
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1. カラー・オブ・ハート
う~ん……。何か釈然としねぇなぁ。謂わんとすることは分かるんだが。
確かに世の中は変わるものだし、それに連れて人も変わっていかなきゃならない。自分を表現するのも良い事だろう、やり方さえ間違わなければ。でもねぇ、このプレザントヴィルに起きた変化って、良いことなんだろうか? 貞操を捨ててでもしたいことをする、新しいことをするのが進歩なのか? それに暴動や焚書を以って対抗するのが自分や世界を守ることなのか? 急進派、保守派、どっちも間違ってるとしか思えない。
って言うか、これってものすごくアメリカ的な考え方だよな。口先では環境保全を叫びながらも京都議定書は守らない。「だって車に乗りたいし、快適に暮らしたいし~。ムリ言ったら企業が政治にお金出してくれなくなっちゃうも~ん」と、世界を犠牲にしてでもやりたいことをやる。さらに気に入らない国にはすぐ爆撃。「世界で一番強くないとイヤなんだも~ん! 世界の警察なんだもん!」っつって、暴力で相手を押さえ込もうとする。つまりはアメリカ的エゴイズム。単なるわがまま。
いや、本当に着眼は良いと思うんだ。旧態然としたモノクロームの街に、新しいカラーを持ち込むというお話は、ファンタジーとして面白いテーマだと思う。でも、もう少しやり方は考えて欲しかった。特にラストのベティの相手がショットで変わるのは……。自分の母親だったら殴ってるね。[ビデオ(吹替)] 4点(2007-02-28 07:10:54)(良:1票) 《改行有》
2. カンフーハッスル
チャウ・シンチーの、カンフー映画に対する愛情がビシバシと伝わってくる。自分のようなカンフー映画マニアには大ウケなんじゃない? 懐かしい顔ぶれが次々に登場して、「ああ~、この人まだまだ元気なんだぁ」と喜ばせてくれました。自分的には、ティ・ロンやチェン・カンタイ、チー・クァンチュン等などもっともっと見たい顔がたくさんあって、なんならいっそアパートの住人全員が達人でも……。ま、そんなことしたら話なんて成り立たなくなりそうだけど。(^^; 映画としては及第点の出来。ストーリーは薄っぺらいんだけど薄いなりに纏まってはいて、「少林サッカー」よりは全然良かった。ラブストーリーもクド過ぎずイイ感じ。賛否両論の大袈裟過ぎるCGアクションは、まあ時代の流れだからしょうがないか……。シンチー自身はマジに技術を見せられるほどの武術家じゃないからね~。戦う3職人やB.リャン達“本物”が披露してくれる素晴らしい技を堪能しましょう。[DVD(吹替)] 7点(2005-08-21 00:16:45)
3. カバーガール
この作品で初めてリタ・ヘイワースを観た。モンロー以前の代表的なアメリカのセックスシンボルなんだが、色気だのなんだのそれ以前に大女優さんなんだな、と思い知った。歌って踊って芝居が出来る美人、それが女優ってもんだったハズ。踊れない、歌はイマイチ、芝居はイマ3というモンローの方が特別なんだろうね、きっと。お話が在り来たりなのは、古い映画なんでしょうがないでしょう。とにかく歌って踊って笑いがあって泣かせどころがあって……と盛りだくさん。古き良きアメリカのエンターティメントです。8点(2005-01-12 20:53:24)
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