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1. 華氏911
確かに批判したくなる人の気持ちもわかる。娯楽性は少ないし、独り善がりだし、安直なところもあるし、空回りしてる部分も多い。でも、この作品は言わば映画によるテロ。現実の圧倒的不利を覆すにはこれぐらいのことはしなきゃ。エンターテインメントとしてぎりぎり成立する以外の部分を全部攻撃にまわしたと言うか、GK以外全員攻撃の状態(ひょっとするとGKもかも)。もちろんムーアが算盤はじいてないとは言わないが、少なくともこの世の中に対する怒りは本物でしょう。とにかく俺にとっては「見終わって身体が熱くなった映画」第1位の座を「燃えよドラゴン」から奪い取った作品、ぜひ見てください、お願いします。それで現実世界に何か持ちかえってもらえたらうれしいです。もちろん、何、こんなもんでテロ?笑わせるぜというかたがいたら、尊敬します。存分にやっちゃって下さい。ただしムーア同様、死人、怪我人のでない方法でお願いします。10点(2004-08-24 13:40:28)(良:3票)
2. ガタカ
《ネタバレ》 とにかくジュード・ロウの最後の表情が忘れられない。弱いこともそれほど悪くない、と思わせてくれた逆説的な人生賛歌。ということにしとく。[DVD(字幕)] 9点(2005-06-13 19:17:42)
3. カレンダー・ガールズ
とにかくイギリスのおばちゃま達の可愛さと逞しさにつきるかと(カレンダーアマゾンで買えないかな)。ハリウッドの話はなんか消化不良と私も思いました。でも帰ってきたみんなのほっとした顔をみせるためにはあれはあれでありなのかな(皆言ってるけど実話だしね)。歳を取ったなあという人にみてほしいな、歳をとるのも悪くないと思えますよ、きっと。7点(2004-08-17 15:32:10)
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