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プロフィール |
コメント数 |
112 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
10点---- 個人的ツボ。欠点なんて知ったこっちゃない映画。 9点---- 完成度高し。人にすすめたくなるような映画。 8点---- 良作。ちょっと気になる点も。 |
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1. カサブランカ
《ネタバレ》 ラズロが先導して、フランス国家を歌い、ドイツ軍の歌をかき消すシーンが、なんといってもこの映画の一番の見所だと思います。ラストの余韻もよいですが。あれを見せられると、結婚という形式的な束縛もあったにせよ、イルザがなぜラズロを選んだのかが分かります。かっこいい男とはまさにラズロのことですよ、奥さま方。戦意喪失し、キザな男全開だったリックも、最後の最後に「本当の意味でのかっこいい男」になりますね。彼のかっこよさは、クライマックスへ向けて変化する前の彼ではなく、ラストから、違う物語で続いていくのです。帝国主義から、自由を奪い返す為の、語られなかった物語の中で。[DVD(字幕)] 8点(2011-09-15 05:07:22)
2. カイロの紫のバラ
《ネタバレ》 好きな映画。映画館で見たかった作品とも言える。ユーモアとペーソスを巧みに織り交ぜながら展開する語り口も巧みですが、観客が思い描くラストを裏切って、あのラストに着地する。それでいて不満足には陥らない。その匙加減の上手さが、アレンが天才といわれる所以だと思います。個人的には、ラストのミアの表情は、現実逃避するしか能がない女から、映画を愛してはいるけれど現実は知っている、強くしなやかな女性に成長したハッピーエンドだろうと思っています。きっと彼女は、もう暴力亭主の元に戻ることはないでしょう。だからこそ、切ないながらも爽やかな希望が残る映画だともいえます。[DVD(字幕)] 9点(2009-10-22 23:45:23)(良:1票)
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