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1. カサブランカ
《ネタバレ》 「君の瞳に乾杯」という名訳を思いついた人は凄い。この映画を彩る名台詞の数々には本当に酔わされてしまいます。
ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンという主役2人も勿論そうなのですが、脇を固める登場人物達もそれぞれに魅力的な人達ばかりなんですね。
今見ても非常に素晴らしい映画だと思いますが、私はこの映画が作り出している世界そのものが好きなのかもしれません。
これぞ映画、と言いたくなるような作品です。
ラストの空港でのシーンをはじめ、決して美男とは言えないようなボギーがあんなにカッコ良く見えてしまうのが不思議でありました。
「君の瞳に乾杯」なんてキザな台詞が似合うのは、この映画のリックだけですね。[CS・衛星(字幕)] 10点(2005-10-31 00:02:01)《改行有》
2. 回転木馬(1955)
ミュージカルは好きな方なんですが、これはイマイチだった。
まず、主人公の男に全く感情移入出来ないのが致命的。
ミュージカルのストーリーにケチをつけるのは野暮だけど、この映画のストーリーはちょっと頂けない。
ストーリーは二の次とはいえ、もうちょっとどうにかならなかったのか。
それに、ミュージカルとして見てもテンポが遅いというか、リズムが悪いので見てて乗れません。
ミュージカルは粋でお洒落なのが大事だと思うんだけど、この映画はどうも鈍臭いといか野暮ったいんだよなあ。
まあ曲は素晴らしかったし、主役の女優さんも可愛かったので、それぞれに免じて2点ぐらいという事で。[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-12-13 02:22:00)《改行有》
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