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プロフィール |
コメント数 |
307 |
性別 |
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自己紹介 |
基本的に評価は甘め。 9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。 そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。 0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。 |
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1. 悲しみが乾くまで
手持ちカメラなど、多少ドキュメントタッチも取り入れ、過剰な演出を極力抑えリアリティを打ち出す手法は共感出来る。しかし、この作品に僕が全くリアリティを感じず、感情移入出来なかったのはなぜか。
ひとつは、台詞ひとつひとつに重みを持たせようとしすぎて、ただただわざとらしく感じてしまったこと。美しさを強調する台詞がやたらと多すぎる。
もうひとつは、深いテーマを扱っているにもかかわらず、本当に心が苦しくなるようなシーンは麻薬中毒で苦しむ場面だけ、他のシーンは何だかんだ汚い部分を見せていないし、予定調和な展開が多すぎたように感じる。
映像や音楽は美しいし、デルトロを始めキャストの演技は素晴らしい。
しかしこの映画の主題でもある「悲しみ」からの再生が、ほぼ全編美しくしか表現されていないために、何だか薄っぺらさを感じてしまった。
[DVD(字幕)] 3点(2009-08-04 01:34:02)《改行有》
2. カンパニー・マン
《ネタバレ》 ヴィンチェンゾ・ナタリの作品ということで期待しすぎた。映像や音楽のこの監督独特の冷たい雰囲気は素晴らしい。若干中だるみ、オチが読めてしまう点でこの点数。CUBEは非現実の中にも妙に現実が感じられ、心に残る一本だったが、本作はちょっとあまりに非現実的すぎるかな。。 心に残る一本には至らなかった。[DVD(字幕)] 2点(2009-01-22 10:16:30)(良:1票)
3. カッコーの巣の上で
俳優達の迫真の演技で、何回観ても心打たれ、涙してしまう。
特にビリーの吃音や目で訴える演技は特に素晴らしかった。
全俳優の演技力が素晴らしく、本当に何回観た事か。
かなり昔に見た映画だが、自分の中で本作を越える作品に未だ出会っていません。
文句なしの100点です。[DVD(字幕)] 10点(2008-12-13 15:37:10)《改行有》
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