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1. カサブランカ
中盤、ブルガリアの若い夫婦を助けたシーンあたりから、ボガートのダンディズムに大興奮!
これですよ、男はこうでないと!義理人情と痩せ我慢、超カッコいいじゃん!
フランス国歌を歌うシーンもジンときた。それを強行するラズロも、演奏を認めるリックもカッコいい。
えっ、アメリカ贔屓?連合国のプロパガンダ?そういう野暮なことはあえて言わない、気にしない。
たとえプロパガンダだったとしても、良くできた映画ですよ、ええ。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2018-09-25 12:09:41)《改行有》
2. カリートの道
アル・パチーノのキャリアで第2絶頂期ともいえる時期の名作。
スカーフェイスでのぎらつきが上手く抜けて、哀愁と円熟を感じられる演技と演出が光っている。
丸くなった…というよりはデパルマにしろパチーノにしろ、より洗練された感があり、
銃撃シーンやサスペンスシーンの撮り方・盛り上げ方はお手本級の完成度。
ラストの鉄道でのチェイスシーン、そこからの華麗な銃撃戦はもう悶絶もの。
アンタッチャブルの階段落ちに匹敵するぐらいにカッコいい。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2018-03-24 20:47:20)《改行有》
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