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プロフィール
コメント数 3886
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  巨大蟻の帝国 H.G.ウェルズとゴードン監督を足すと、1たす1が0にもマイナスにもなりうるという、いつも通りの作品。勿論原作とはほとんど関係なく、オモシロすぎる映画になってます。とにかく特撮の強引さは圧倒的。この手の映画、最初は小出しにするのが定石ですが、この映画では最初から出し惜しみせず、後半、意外な展開を見せて、なかなかの新機軸です。しかし、ホントーに蟻の眼には物がああいうふうに見えるのか?だったら蟻に生まれなくてよかったよ。7点(2003-05-25 15:09:05)(笑:1票)

42.  巨大生物の島 幼少時に親に連れられて観に行った本作。明らかにその後の嗜好を決定付ける一因になっています。当時の私には何故か、襲ってくるあのネズミがハリボテには見えず、迫真の映像に見えてしまったのでした。よくテレビで観ていたヒーロー物と違って、ここには滅茶苦茶強いスーパーヒーローは登場せず、あくまで普通の人間が、勇気と知恵を振り絞って、銃を手に巨大ネズミに立ち向かう、その姿に感動を覚えたものでした。弱いものが強いものに立ち向かっていく、それこそが映画の醍醐味です。この映画が実はかなりヒドイ出来であることは、もちろん後日気付きましたが、・動物が襲ってくる ・しかも巨大化している ・一軒家に閉じ込められる という、私の心の琴線にビンビン響く要素を、きちんと網羅している、忘れがたい映画なのです。7点(2003-05-24 20:58:44)

43.  キラー・トマト/赤いトマトソースの伝説<TVM> キラートマトシリーズ第4弾で、何とフランスロケを決行。ちゃんと許可取って撮影したようには、見えんぞ。バカ映画としてとりかえしのつかないところまで行ってます。ま、とにかく、笑ってしまったんだからしょうがないわな。例によってエンドロールの細かいところにまでくだらないギャグが熾りこまれてるので要注意。7点(2003-05-17 11:04:10)

44.  キャノンボール コレ、子どもの頃は、マッドマックスなどと並んで「子供は見ちゃいけないハードなバイオレンス作品」みたいに信じ込んでおり、級友が「キャノンボール観に行ってきた」などと言うのを聞いて、それはそれは尊敬の眼差しで彼を見つめたもんでした。で、彼に訊きたかった点は、予告編にも登場するあの、飛行機からバイクで飛び降りる衝撃のシーン。一体どういうストーリー展開の必然性の中に、あのような絶体絶命の「悲壮感溢れる」シーンが生まれるのか、そして飛び降りた男の運命いやいかに。しかしその私の質問に対する級友の回答は、「いや、単に飛び降りただけ。あの後パラシュートが開いて、バイクだけ落ちていくねん」。私の頭の中に「?」が溢れかえる、これは一体どういうことなんだ、コイツ一体何を言ってるんだ? その後、TVの洋画劇場で本作を観て、彼の言っていたことが正しかったことを知ったワケですが。 というか、ここまで必然性の欠落したスタントシーンが存在することに、あらためて驚愕を覚えたのでした。 そんなワケで、もうホントにテキトーな、思い付き以下のネタが羅列されただけの、怪作ですね。2作目はもうちょっとオチまで考えてた部分もあると思うのですが(オランウータン君!とか)、1作目は殆どオチをまともに考えた形跡も見られない、ホントにただの羅列。これはある意味、スゴイことだと思います、ハイ。ラストもふざけたまま投げ出すように終わっちゃう、この潔さ。いや~実に天晴れ、ただし正気とは思えん。 それにしても2作通じて最大のインパクトを残す、ジャック・イーラム。俳優が普通に登場するだけでオドロオドロしいBGMが流れてしまう、まさに稀有の存在ですな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-03-23 04:29:44)(良:1票) 《改行有》

45.  キングダム/見えざる敵 コマ切れ過ぎる映像、まるでコマーシャルの映像みたい(って言っても、15秒で必要なことを伝えきるコマーシャルとは、明らかに密度が違いますが)。映画に集中しづらいだけで、別に映画がこんなことで面白くなるわけでもなく、早くこの手の手法が廃れちゃえばいいのになあ、と思うわけですが。これはモハヤ“編集”と言うよりは、単なるザッピングですね。それでも、映画の中盤、泥さらいするあたりから、映画が本当の意味で少し動き始めたような気がして、ちょっと面白くなってくる。これで、クライマックスの大バトルシーンで、突然カメラの動きを止めてくれれば、かえって刺激的だったと思うのだけど、最後まで同じ調子で映画が続いてしまいました。もしかして、編集作業は請負業者にでもやらせたもんだから作業を監督できなかったのでしょうか。オチも驚くにはあたらず。アクションシーンは、確かにすごかった。アクション映画よ、もっと地に足をつけ、もっと頑張ってくれ![DVD(字幕)] 6点(2009-01-11 18:56:10)

46.  キングコング(1976) 子供の頃コレを観た時持った独特の感慨、当時は漠然としてけどそれは後からで考えると「な~んだアメリカにも着グルミ怪獣文化ってあったのね」という感慨だったかと。不必要かつ不自然な程、人間的なコングであります。でも当時は33年版は観ておらず、TVヒーロー物が比較対象だった関係上、何かちょっと豪華だなあという誤った認識を持ったのでした(ジェシカ・ラングに息を吹きかけるコングの顔の動き!)。大蛇と格闘、スゴイぞ! 知らぬが華か、一生の恥か。まさに徒然草第五十二段の世界、先達はあらまほしきことなり。ところで作ったはいいけどマトモに動かなかった「実物大コング」、まるでバブルの象徴のようですね。6点(2003-10-13 10:03:17)(良:1票)

47.  恐怖の館(1972)<TVM> 『ヘキサゴン』という邦題の方が一般的かも? スピルバーグ作品という期待を持って観ると辛いし、スピルバーグ作品と知らずに観るのもまた辛い(何か変な話だし)。しかし、「初期にはどんな風に撮ってたのかな」と思って観ると興味が沸いて来ます。好きな作家や作曲家の作品なら何でもホジクリ返したくなるもの。これも、TV映画のお手軽さの一方で、なかなか凝った所もあって、観ててつい過剰反応を。「センダンは双葉より芳しとはこのことか!」。まあ、気楽なもんです。しかし、どんなに訳ワカラン映画でも、いつ作者が大化けするかわからん、と思って観れば、楽しいではありませんか。6点(2003-08-14 11:33:03)

48.  キック・アス ジャスティス・フォーエバー 前作がヒットガールと父との物語なら、この続編は、主人公キックアスと父との物語。 であるならば、単なるアタマ数あわせとしか思えない敵味方のマスクマンたちをウジャウジャ登場させるヒマがあったら(本当に単なる増量としか良いようがない)、その分、主人公と父との関係をもう少しちゃんと描いて欲しかった。 「いいヒト」であることはわかるけど、最後までそれ以上にはならない、存在感の薄い父。 前作には間違いなく、「何度でも見たくなる瞬間」というものがあったけど、この第2作の、どのシーンをもう一度見たいと感じればよいのやら。[インターネット(字幕)] 5点(2021-09-04 22:58:42)《改行有》

49.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 一応、デ・パルマの出世作、という位置づけなんでしょうけれど、どうも本作以降、どんなに異なるジャンルに手を出しても全部おんなじような作品に仕上げてしまう傾向があるような・・・。 本作、肝心のクライマックスであるプロム会場のパニックシーンが、『超能力学園Z』並みってところに、どうも限界を感じてしまうのですが、本作の方がオリジナルなワケですから、比較するのも酷かと。いやそうではなくて、ああいう作品と比較可能なレベルであることが、そもそも物足りなさの原因なんですけどね。とにかく、いよいよこれからか、というところでアッサリとパニックシーンを切り上げてしまう。やはりデ・パルマは、クライマックスシーンよりも、そこに至るまでのバケツの描写を「知りすぎていた男」風に撮ってやろうとか、ラストで一発カマしてやろうとか、そちらにしか興味が無かったんですかね。 とりあえずクライマックスでも、画面分割という禁じ手のサービスを施してくれてはいるんですけども、さて、これにいかほどの効果があるのやら。何やら急に画面構成がヘンテコになったので、物語の中でも今とてもヘンテコなことが起こったらしい、ってな感じは、伝わってこなくはないですけどね。あとこれがもし、シシー・スペイセクの血濡れメイクの顔を(めんどくさいので)まとめてアップで撮ってしまおう、という手抜きに依るものなんだとしたら、それなりに意義があるような気がしないでもなく・・・。 他にも、画面手前の人物と奥の人物にはフォーカスが合ってるけどそれ以外の人物はピンボケしてる(インチキ・パンフォーカスとでも言いますか)とか、ダンス会場の長回し(クレーンの俯瞰で二人の姿を長々と追いかけ、場に怖気たシシー・スペイセクが帰ろうとした瞬間に下からのカメラに切り替わると今度はカメラが人物の周りをグルグル回り出す)とか、色々と演出で遊んでいて。そういうのが個別には面白く感じられる場合もあるんですけど、総じて物語に貢献してないというか、やっぱり作品自体がカタルシスに欠けるように感じられてしょうがないです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-30 06:08:07)《改行有》

50.  キングコング: 髑髏島の巨神 サミュエル・L・ジャクソンが闘う気満々な点といい、おそらくは「大人の事情」によりムダに東洋人がキャスティングされている点といい、おお、これはまさに『極底探険船ポーラーボーラ』ではないか・・・いや勿論あのヘナチョコ映画が本作に1オングストロームたりとも影響しているとは思わないけど(単位として正しいのかもワカランけど)、それにしても、ヘナチョコとは言えあのヒロイズム、そのカケラくらいは本作に注入してやりたい気がしないでもない。 馬鹿正直にモンスター映画として作品をひたすら肥大化させてしまったピーター・ジャクソン、アレに比べると、確かに本作は賢く立ち回っている気はします。全編がクライマックスとばかり、始終ガチャガチャやっているけれど、要するにこれって、クライマックスが無いのと同じ。ピーター・ジャクソンはジュラシックパークシリーズを叩きのめすべく、馬鹿正直に3頭も肉食恐竜を登場させてキング・コングと戦わせてみせたけど、本作なんて、何も欲張らない、何も気負わない、ただ、巨大コングをお披露目すればそれでよし。物語も、本作を通じて結局、何も起こらなかったに等しい。そう、次に繋ぐための、あくまで序章なんです。ってな感じ。 ヒロインに対するコングの態度も煮え切らない。けど、こういうシーンも一応、入れときましょう、ってか。 ってなワケで、どうしても感じてしまう出し惜しみ感。カッチョいいシーン、迫力あるシーン、それなりに楽しめるんですけどね。ただそれが、ほどほどのところでとどめられ、表面的にただ並べられた感じ。エピソードが有機的に絡みあっていた『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』の、いかに素晴らしかったことか(そりゃチープだけどさ)。 たぶん、これはたぶんだけど、本当はもっといろいろと怪獣映画としてのアイデアがあるにも関わらず、シリーズを念頭に、ちゃっかり温存してるんじゃないのかね。 もしそうなら、商売っ気があり過ぎ。もしそうじゃないのなら、次が本当に心配。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2018-08-15 11:19:38)(良:2票) 《改行有》

51.  キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 冒頭に、船上の戦いを一発カマシてはくれるけれど、それを除くと最初の方は、この作品の中身と関係あるとは思えない、どうでもいい「余韻」に延々と浸り続けているような感じで、もう勝手にせえ、と。ホント、どうでもいいっての。 もちろん途中からはしっかり加速して、金かけてますCG使いまくってます、という訳ですが、こういうCG、この作品でしか見られないものだったら貴重だけど、「昨今、アリガチ」としか言いようがない。それもこれも、戦いの中にサッパリ危機感が感じられないからで、まさに、ただのCG。そりゃま、確かに手が込んでてスゴイし、こういうのをただ眺めてるのも正直、嫌いではないですけれども。 ロバート・レッドフォードに似てはいるけれど、まったくスターのオーラを感じさせないオジサンが約一名、出演しておりました。[CS・衛星(吹替)] 5点(2017-04-18 22:10:37)《改行有》

52.  キラー・エリート(2011) 冒頭の派手なアクションから、これは節操なく暴れまわるドンパチ映画なんだろう、と思っていると、物語のテーマ自体は結構、地味だったりするのです。何しろ、主人公が依頼されるのは「事故に見せかけた暗殺」、ですから、派手にやりようが無い……ハズなんですけどねえ。だから、その暗殺の過程を地味でも着実に見せていけば、面白い映画になる……ハズなんですけどねえ。どうしてもこの作品、派手な方向に向かおうとして、結局は大味な作品になっちゃう。まず主人公の人物像、いったいどう描きたいのか、あるいは何も描きたくないのか。思わせぶりに寡黙で、冒頭のエピソードも意味ありげで、影のあるキャラなのかと思いきや、普通に彼女がいて、デ・ニーロとの友情にも恵まれていて、何の不足もないやんか。何のドラマも内包しない、たいして面白みのない人物像のくせに、顔だけは何やら思わせぶりにムツカシイ顔している。物語の方も、中身より外観の派手さの方に向かい、暗殺劇は抗争劇へと様相を変えるも、これまた、敵の組織がとても精鋭とは思えぬトロ臭い感じ、ワクワク感には程遠いのです。しっかりしてくれぃ。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-04-06 23:07:47)(良:3票)

53.  キャンディマン2 都市伝説の殺人鬼・キャンディマン。って言っても、見るからにフツーの黒人の兄ちゃんだしなあ。キャンディマンの哀しい生い立ちが明らかに! 観てて思わず涙が。出る訳ないってば。これじゃますますフツーの兄ちゃんです。でも、よくあるタイプの無機的な殺人マシンみたいな殺人鬼(←よくあるタイプって何だよ)とは一風異なり、もっと有機的な「怨念」のようなものが背景にあるのが、日本人にも馴染みやすい普遍的なところ。過去の怨念は時代とともに風化し、一見、現代の都市とは無関係に見えるが、その痕跡はちゃんとそこかしこに残っていて、現代人の心に引っかかり続けている。過去、すなわち「済んでしまったことの重み」という呪縛。いいぞ、クライヴ・バーカー。ぜひ日本を舞台に怪談映画を作ってくれ。ところで音楽は、現代楽壇随一のヒットメイカー、フィリップ・グラス。いつも通りのミニマルミュージックで・・・もう飽きたよ(笑)[地上波(吹替)] 5点(2006-08-19 13:02:22)

54.  極底探険船ポーラーボーラ この当時の幼いワタシと言えば、「恐竜・怪鳥の伝説」ですら大興奮して観てたくらいですから、これより若干上等な恐竜対決シーンのあるこの映画に文句のあろう筈も無く。批判能力ゼロですな(成長した今でやっと1くらい)。あれこれ武器作って恐竜やら原始人(!)と戦うんですが、この辺デズモンド・バグリイの「高い砦」のパクリではないかという気もします。気にしないことにしましょう。そんな作品ですが、クライマックスからラストにかけてはかっこいいのです。5点(2003-05-10 23:52:39)(笑:1票) (良:1票)

55.  キャリー(2013) という訳で、2013年版のクライマックスは、少々物足りなかったデ・パルマ版よりも派手に、『超能力学園Z』よりもナンボか派手になっております。が、残念ながら、バタバタするばかりで見せ方があまり上手くないもんで、何をどう見せたいのかイマイチよくわからん、ってのが正直なところ。「画面分割」という違和感が、本作では無くなって、それはそれで結構なんですけれども、しかし見せ方がちと雑なのでは・・・。 それにしてもキャリー役は、やっぱりシシー・スペイセクにはどうやったって敵いませんわなあ。何というか、あの、内側から滲み出てくるような、筋金入りの不器用さとブサイクさ。役作りなのかホントにこんなヒトなのか、もはや判別不能。それに比べると本作におけるクロレッツちゃんは(←そんな略し方があるのか?)、どうしても「今、頑張ってオドオドした演技をしてますよ」という風に見えてしまう、これは本人のせいなのか監督の演出のせいなのか、判別不能。 と、いろいろ反省点もあるので、これを踏まえてあともう一回くらい、リメイクできそうですね!![CS・衛星(字幕)] 4点(2019-05-05 11:57:19)(笑:1票) 《改行有》

56.  キング・ソロモンの秘宝2/幻の黄金都市を求めて こりゃヒドイ。前作の勢いも無く、退屈の領域に入ってる、という感想。せいぜい印象に残るのは、体を釣る命綱用のピアノ線が鮮明に見えちゃってるシーンぐらいですかな。3点(2003-09-20 01:54:07)

57.  吸血鬼(1967) どこが面白いのか、全然全然わかりませんでした!申し訳ございませんっ!!3点(2003-05-17 00:32:19)

58.  キラー・シャーク/殺人鮫 <TVM> キラー・シャーク(邦題)だの、SharkMan(原題)だの、どうして正直に「私は半魚人です」と言えないんですかね、まったく。 サメ並みの知能と人間並みの脆弱な肉体を持つ、恐るべきモンスターが襲ってくる作品です。とりあえず。 冒頭の安っぽい襲撃シーンから、何となくフライングキラーあたりを連想して、そういやこの作品もサメ人間だ、ってんだから、水中でも地上でも襲ってくる恐るべき生物なんだろう、と期待するのだけど(ウソ。期待はしてません。何となくそう思っただけ)、これがよくわからない。そういうシステムなんだろうとは思うけれど、あまり地上では活躍してくれない。というより、サメ人間があまりちゃんと映らず、襲撃シーン自体が何だかよくわからん。 サメ人間に襲われるのは男女3人ずつのご一行様。約一名、少々鬱陶しいジジイがいる、という事はわかるけれど、基本的にキャラクターがちゃんと描き分けられている訳でもないので、正直、見ててもあまりこのご一行に関心が持てない。 いや、もっと問題なのは、その中の一人の男が一応はヒーロー役、らしいのだけど、これが中年太りの短足オヤジ、普通の映画なら真っ先にモンスターの餌食となって画面から消え去ってくれるであろう、雑魚キャラ感あふれる男。こんなヤツがマジメな顔で銃を乱射しているだけで、噴飯モノです。 一方、ヒロイン役みたいなのもいて、何でしょうね、美人かどうかはともかくとして、ノースリーブ姿で逞しい二の腕をこれでもかと見せつけ、何となくサマになってしまっているのが、これまたどうも。戦う相手がサメ人間だし。半魚人だし。 そんな彼らがやってきた無人島、そこではマッド・サイエンティストが(このヒトはそれなりに狂った感を出していて、真っ当です)息子をサメ人間に改造していて、コヤツが襲い掛かってくる。という、サバイバル。 水たまりみたいな沼にハマっただけで、危険だと騒ぐかと思いきや、海には平気で飛び込んだりして、見ている我々も何を恐れていいのやら、よくわからない。水中の危険度合いがよくわらかんぐらいだから、地上の危険度はもっとわからん。 マッド・サイエンティストが一番ヤバい奴だというのは、何となくわかるので、クライマックスでは、囚われのヒロイン危うし!となる訳ですが、このシーンですら、どうにも、おマヌケなんですよねえ。 と、なかなか楽しめる作品でありました。[CS・衛星(字幕)] 2点(2021-02-20 14:29:07)(笑:1票) 《改行有》

59.  キングコング2 きっと、ライバルの「クイーンコング」の影響を受けてしまったのでしょう。ハイ。さらに続編を作ろうとしているかのような話の展開ですが、実は秘かに1996年に3作目が作られていた!という話は今のところ聞いていません。2点(2003-05-11 00:09:00)

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