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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. キック・アス 《ネタバレ》 何が印象にって言っても、正直あんまし残らないかな。 ストーリーはベタでバイオレンスでブラックジョーク。 あのストリートギャングとヒットガールに何の違いがあるのかと言えば無いだろう。 殺す人はそれぞれにそれなりの自己正当性を持っている。 見ている人の罪悪感を持たせにくいように、復讐劇っぽくしてはいるが。 要はオタクがヒーローになりそれなりの事情で人を殺してもOKという物語で、 ちょっと古くない?そんなの80年代までっしょ。 まあ、それもねらいでの事だろうが意味は残らないね。[CS・衛星(吹替)] 5点(2011-10-28 00:45:45)《改行有》 2. キャピタリズム~マネーは踊る~ ムーアのこれまでの中で一番ドキュメンタリーの通常路線を行っていて逆に肩をすかされた感じ。しかし、これはどっちかというとメジャーな題材だけにニュースっぽくなってしまうのは仕方無いのかなと思いました。 時代の転換点に立っていると映画から思わされましたね。社会主義に次いで資本主義が崩壊するのかと。 やはり心の時代になって行くんでしょうね。 ちょっと毒が少なかったのが物足りなかったです。[映画館(字幕)] 7点(2010-02-23 18:25:38)《改行有》 3. ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 面白いですね。評価が高かったので見てみたくちですが。 完全に”サボテン~”のベースを踏んでは居ますが、お金かけている所は相当違う。 そして、サボテンはスティーブ・マーチン色が大きく出ていますが、これはそれぞれの個性や設定が良く言えば上手く調和している。悪く言えば綺麗に整いすぎていると思います。 ストーリーはスタトレをパロっていて、シガニー・ウィーバー、アラン・リックマン、ティム・アレンの豪華キャストを使っているからこれはある程度面白く出来なきゃいけないベースがあって、そこにこれでもかドリームワークスの技術を使っているので、この作品自体はかなりの大きな代償を払っている事から考えると興行的には大成功ではないはずです。 だから逆に見ている側は変にお得感があるような気がします。 ストーリーの主題はその事を本気で一途に信じている人の為に、最初は自分自身の人生について対外的には恵まれていても実は満足していない人が触発されて、本来自分が他の人に大きく影響を与えている事に満足すべきであると気付く部分だと思います。 これはイギリスコメディー映画に良くあるヒューマンコメディーに近い部分があり、本当はB級ぽいのにハリウッドが変化させたようなイメージがあります。 なので厳しく言えば製品としては良いものだけど味としてはもう1つと思います。 コメディーとしては力技な部分がぬぐえませんね。 しかし、パロディーとしては極上にお得感有り! [DVD(字幕)] 8点(2007-04-17 11:32:09)《改行有》 4. キンキーブーツ 《ネタバレ》 見る前からかなりおもしろうそうな雰囲気がしていましたが、序盤でそれは確信するに至ってました。ショーン・オブ・ザ・デッドに出ていたドン役のニック・フロストを見つけた瞬間にイギリスコメディーのべたではあるがウィットに富んだ寅さん映画というようなパターンであると推測はできました。 個人的にはフル・モンティーよりもこっちの方が好きですね。 これにはコメディー部分以外のシリアスな人間的な悩みが良く描かれていてかつコメディーのじゃまをしていない良いバランスだったと思います。 これが実話だけに更に良いですね。 これは見た方が良い映画と私は思います。 しかし、イギリスのコメディーにありがちな都合の良い展開はもう少しひねりがあっていいかなと思います。順調に話が流れている感がどうも自分には違和感有り。 まあ、でもそのセオリー的な部分としてそれはそれで。 チャーリーの苦悩とローラーの苦悩、どちらにも引き込まれる人間的な部分を強く感じるからこそこの作品が共感を呼ぶのだと思います。すばらしい。[DVD(字幕)] 8点(2007-03-05 02:12:07)《改行有》 5. キャノンボール2 まあ、これを何度やってもまあまあ面白いって感じにしかならないでしょう。でも作風からして軽いノリでオールスターを楽しめるのだから良いと思います。なつかすうぃーです。6点(2005-03-26 16:00:27) 6. キャノンボール チキチキマシーン猛レースの実写版のような内容。子供の頃見た印象だが、面白いと思った。てゆうかこういうオールスターでお馬鹿映画が当時出来たという事自体が素晴らしいと思う。バートレイノルズは最後のオールドタイプのハリウッドアクションスターですね。ブイブイ言わせていた頃が懐かしく感じる。やっぱ80年代ってい~な~。6点(2005-03-26 15:52:31) 7. 危険な情事 《ネタバレ》 殺し合いには至らないまでも、それに似た痴情のもつれは回りで見たり聞いたりしたことありますねー。やっぱ人間が一番怖いと思いましたっ。映画は最後にグレン・クローズが可哀想に思えてしまうとこが、教訓的なねらいがあるのでしょうか。それともそこに自分を投影する鏡のような効果があってそう思うのだろうか?6点(2005-03-07 19:46:22) 8. キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 前作はグロさ加減が僕には合いませんでした。今作はその点抑えられているから良いと言えばいいんだけど、一気にテンポが悪くなってしまったと思います。又、ユマ・サーマンが全然強く見えないような流れと、あっけなく決まってしまう必殺技は、あんなにいたぶられている時間が長いのに対して、気持ち的に開放される事が少なくフラストレーションを感じる。だけど、懐古趣味的なもの珍しさとしては楽しめたのではないかな。6点(2005-01-18 00:47:13) 9. 奇蹟の輝き 《ネタバレ》 ストーリーに感激しました。死後の世界で家族の愛を確認するのは意味があるのかどうか切ない感じがします。誰しも死後の世界を想像して、独自のイメージがあるように、この映画の世界観も誰かのイメージには過ぎない。だけど、そんなに心地悪くは無いし、絵の具の世界は奥さんとの思い出が創らせた世界であるので、そこは彼ら家族のイメージする世界なのでしょう。とても面白いって感じでは無いけど、精神世界を表すのに絵画やおもちゃの世界に入り込むという点が白昼夢を見るように幻想と現実感の入り混じった自分の願望もような物を反映しているようで興味が持てました。どっちかというと好きですね。7点(2004-09-25 00:49:51) 10. キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 復讐劇のストーリーには興味が湧きました。どういう訳で?という部分としてはわくわくします。だけど...あまりにもグロ過ぎ。これにはいつまで続くのかという感じになりました。ユマ・サーマンの役とチェンソー・マサカーの違いが判らないです。話自体や懐古的な感じは良いですが、残虐性を漫画のように描くのはいただけない感じです。ヤクザ映画にはその残虐性がリアリティーとなりましたが、これはそれを模倣しようとしているのに非現実感で残虐性をカバーしようとしていることに逆に気持ちの悪さだけがクローズアップされます。5点(2004-08-31 00:22:29) 11. CUBE2 前作レビューでも書きましたが、これに無理やりこじつけた謎解きは必要無い気がする。前作の成功が仇になる典型的な例じゃないかな?お金なくて苦労して撮った方が面白いなんて、このこと自体の方が面白い感じ。観ている方の想像力にも気を使って欲しいCG連発でした。4点(2004-02-27 01:18:43) 12. キャリー(1976) 《ネタバレ》 キングっぽい屈折した青春アメリカホラーの味が出ていたと思います。ホラーの王道を行く作品だと。可哀想な境遇と仮初の幸福とどん底に突き落とされて持てる力を開放させる復讐劇は、なんといっても感情移入する王道パターンであり、水戸黄門に通じるお決まりパターンなんだけどそれに浸りたい感じに似ています。デ・パルマの黒と赤のショッキングな感じもマッチしてますね。何度キャリーを助ける事を想像したことか。(笑)8点(2004-02-20 01:15:44)
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