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1. キック・アス これはキました。 ヒットガールだけでメシ3杯はいけます。[DVD(字幕)] 9点(2011-03-20 16:14:53)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》 2. 宮廷画家ゴヤは見た 《ネタバレ》 ゴヤは一貫して、その時のありのままを描く人だったのですね。 終盤が非常に印象的でした。 ロレンソが死刑台を前に、悔い改めようと(再び神の道へ戻ろうと)しなかったシーンは、様々な解釈が出来ると思います。 そしてラストシーン。 個人的な解釈としては、イネスはゴヤが天使の顔のモチーフとしているように、このシーンでのイネスは「天使」として、ロレンソを神のもとへ手引いて行ったのだと思っています。 ハビエル・バルデムの演技力は相変わらず素晴らしいですが、本作のナタリー・ポートマンの演技、存在感は本当に凄まじいものがありました。 ありきたりな時代モノ映画では全く無く、宗教問題、革命などから生じる社会全体の混乱をしっかりと分かり易く描きつつ、主軸となるのはあくまで濃密な人間ドラマ。 予備知識が全く無くても楽しめるとても質の高い作品だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2011-02-26 11:29:09)(良:2票) 《改行有》 3. キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 全体評価は下がっているようですが、個人的にはVol.1よりも楽しめました。 まず前作で引っ張りに引っ張った大ボス・ビル役の故デヴィッド・キャラダインの存在感が素晴らしい。大ボスとしての期待を裏切らないカリスマ的な極悪っぷりでした。 物語は序盤は割と静かに展開していきます。生き埋めシーンの暗闇の閉塞感、怖さの演出。タランティーノはこういう演出がやはり上手いなぁと思わされました。人を虐めたら右に出るものはいないですね(笑) アクションシーンの割合は前作に比べて減り、ストーリー重視になっているものの、 その分エルとの対決シーンはとてもスピーディで迫力があり、手に汗握る素晴らしい出来。 ラストは、タランティーノにしては真面目すぎというかストレートすぎる気がしないでもないですが、総じて見ると、常に漂うヒリヒリとした感触といい、前作とは全く違った作品に仕上がっていて見応えがありました。 まぁ何よりユマ・サーマンの役者魂に感服いたしました。頑張りすぎです。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-17 14:47:12)《改行有》 4. キル・ビル Vol.1(日本版) 「タランティーノがやりたい放題やった」という本作ですが、期待していたより突き抜けたものを感じなかったというのが正直なところです。アニメのようなプロットで、映画の新しい方向性を感じないわけでもないのですが・・。 唐突にアニメを挿むセンスは凄いし、映像と音楽の使い方は相変わらず滅茶苦茶カッコイイ。 ただ従来のタランティーノ節をあまり期待しすぎてはいけない気がします。 片言の日本語は笑えましたけど、全体で見るとあまり笑えるポイントが少ないし、こちらの予想を裏切るような、驚くような展開が無かったように思います。 アクションも期待を上回るようなものではなく、とにかくタランティーノにしては「刺激」が少ない印象の作品でした。 Vol.2に期待します。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-16 18:56:46)《改行有》
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