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プロフィール |
コメント数 |
218 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/ |
自己紹介 |
正直、生まれは平成じゃないです。かなり、昭和なムード。昔みた映画を思い出しながらレビューしますので、記憶がずいぶんあやふやかも。なにか変なところがあったら、http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/のほうにツッコんでおいてください。
好きな女優 「或る夜の殿様」の山田五十鈴、「近松物語」の香川京子 好きな男優 「お茶漬けの味」の佐分利信 好きなキャラクター グレムリンちゃんとマシュマロマン
☆評価基準 10点:超絶。ほとんど奇跡。 9点:傑作。かつ大好きなんだもーんッ! 8点:傑作だし、好きデス。 7点:素晴らしいです。好みの映画です。 6点:まあ、悪くないと思います。 5点:なにか気になるものはあります(~~; |
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1. KUBO/クボ 二本の弦の秘密
《ネタバレ》 CGアニメは、ディズニーをも上回るのではないかしら? 昔のNHKの人形劇みたいな風合いもあり、とくに折り紙の表現は独創的で素晴らしい。
三味線や雪山の猿が出てくるので江戸時代の東北地方に取材してるのかと思ったけど、大魔神みたいな仏像が建ってたり「三種の武具を探す」とか「鷺が魂を運ぶ」とかはヤマトタケルの東征神話を意識してるようでもある。また、月の帝の娘との婚姻譚は竹取物語のようでもある。その他の細かいモチーフについての話は、長くなるので自分のブログに書きます。
日本的なモチーフをさまざま寄せ集めたところが、日本人にはかえって一貫性なく思えてしまうかな。最後は三味線をギターに置き換えて、ビートルズの「While My Guitar Gently Weeps」のカバーで締めてるけど、そこまで深い意味があるとも思えない(ジョージ・ハリスンはこの曲を「易経」に触発されて作ったらしい)。
簡単にいえば「長女の結婚を許さなかった男の罪に、その孫が立ち向かい、一族の不幸を終わらせるまでの物語」であり、いってみりゃ「もしもロミジュリに子供がいたら…」みたいな話なので、物語の類型からいえば、あえて日本を舞台にすることもなく、ヨーロッパでもアメリカでも中東でもどこでもいいんじゃないかって感じ。技術的には8点つけてもいいけど、物語にはさほどの深みを感じなかった。[地上波(吹替)] 7点(2024-03-20 22:00:42)《改行有》
2. グレムリン
《ネタバレ》 これまた38年ぶりの鑑賞。『E.T.』を38年ぶりに観たときほどの落胆はありませんが、やっぱり今観なおすと特撮技術がショボすぎるし、物語もだいぶくだらない。というか、かなりのカットで特撮を誤魔化してるのがミエミエ(笑)。コリー・フェルドマンの役どころが中途半端なだけでなく、序盤で登場した人物たちがまるごと放置されたまま物語が終わるのもどうかと思います。
まあ、特撮のショボさを補って余りあるほど、ワンちゃんの演技は奇跡的に素晴らしかったし、フィービーケイツも可愛かったです。クリスマスのチャイナタウンでグレムリンを買ってくるというコンセプトは悪くないと思うので、現代の技術でリメイクすれば、もうちょっとマシな映画になるかもしれません。
なお、ウィキペディアで調べてみたら、もともとグレムリンというのは英国の伝説上の妖精なのですね。今回、そのことを初めて知りました。
【以下は18年前に書いたレビュー】
可愛い!好き!わたしもクリスマスのチャイナタウンでグレムリンが欲しい。でもって、それがバケてほしい!![地上波(字幕)] 7点(2004-03-20 18:31:29)《改行有》
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