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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. グラディエーター 《ネタバレ》 セット、映像のディティールに凝った実に重厚感のある作品。 シナリオは単純で分かりやすいが、その分、登場人物の心理的な描写も丁寧にされており、ストーリー展開もだれることなく緊張感と雰囲気に浸ったまま最後まで見ることができる。 しかし、ストーリーの大部分が登場人物の個人的な愛憎劇に終始し、ローマ帝国という大きな歴史背景を十分生かしきれてない点が残念。 娯楽映画としては充分に見ごたえはあるのだが、多少尺は長くなっても、「ローマ帝国のため」というキーワードをもう少し観るものにも共感できるような展開や描写があれば、いわゆる「名作」になったかもしれないのが惜しい。[DVD(吹替)] 7点(2011-07-09 18:04:41)《改行有》
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