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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  クワイエット・プレイス 破られた沈黙 《ネタバレ》 だいぶ前に一作目を鑑賞して今回思い出したように二作目の鑑賞に至りました。設定はよく覚えていたのでそれを基に鑑賞開始。ああそうそう、音たてたらあいつら出てくるんだった。 二作目で何か深まったかというと、別段何も深まってない、ただ続きの話を展開されただけという印象です。まあそれはそれでいいんですが、新たな設定としてやつら泳げないっていうのは、いささか稚拙かなと感じました。そんな設定なら、沖合いに大音量のラジカセ積んだ無人ボートかなんか一隻浮かせておけば、やつら次々と海に飛び込んで死んでいくのでは??それこそ絶滅するまでそれを続ければいい。なので泳げない設定は蛇足だなーと感じた。 この『クワイエットプレイス』は、「音をたてられない」というのがとても特徴的な作品。よって全編通してサイレントな展開が多いです。そういった特徴を今回も前面に出してきていたのは良かったと思います。それ以外はなんだか普通のモンスターホラー映画になっちゃったと感じました。家族から離れて一人でどっか行って、それを誰かが連れ戻しに行って、残ったほうも襲われて挙句ロックをミスって閉じ込められるとか、いずれもどっかで観たことあるようなシーンばかり。まあこれだけ色々映像作品見ていれば似たような展開のものも増えてくるのは必然なのですが、もっと独特なものが欲しかったというのはゼイタク?? あと終盤の桟橋に出てきたゾンビのような顔色の一団は何だったんでしょうか?ただの人間なんですか?あんなん説明されてましたっけ?何か見逃したかな?いろんな「?」が浮かんだシーンでした。 まだ続編も作ろうと思えば作れると思いますが、作るならやはり前作を超えるものを作って欲しいものです。期待。[インターネット(邦画)] 6点(2022-08-23 01:03:43)《改行有》

2.  グレムリン 《ネタバレ》 クリスマスの映画だったんですね。クリスマス映画といえば『ホームアローン』と思ってましたがこれもそうなんですね。 キャラクターは知ってます。どういう映画かも大体知っていたのですが実はちゃんと鑑賞するの初めてでした。製作にスピルバーグがクレジットそれてるとか、グレムリンはチャイナタウンで見つけたとか、三つのルールとか、有名な映画のディティールをちゃんと知れて良かったです。 でもやはりこの歳でこの手の映画を鑑賞すると、もう子供の頃と同じ目線で見ることができなくなったことを実感しますね。特に、ヒロインの女の子のクリスマスが嫌いになった理由が刺さってしまいました。最初は親父が他所に女作って…的な話なのかなーと思って聞いていたら、まさかのサンタの格好で煙突にはまるという事故。こうして書くと間抜けな話に思えるが、途中で首を折って…とか詳細なエピソードを聞くととても切なくなりました。 ルールを守れなかった人間のせいで勝手に生み出されて勝手に殺されるグレムリンも可哀想だなとか思ってしまったり。この手の映画を純粋に楽しむには少し歳をとってしまいましたが、でもオヤジの変な発明品でグレムリンを華麗に捌く主人公の母親はスゲーと思いました笑 なんだかグレムリンって、いわゆるモンスターなんだけど彼らがやる悪さってとても人間的でそれがなんだかおかしい。もしかしたら当時は「そんなことしてたらグレムリンみたいに殺されるよ!」みたいな躾に使われてたりしたのだろうか。もしくはそんな使われ方を想定して製作したのかなとか思ってしまった。 まともにみたことないくせに、子供の頃グレムリンに追っかけられて校舎の三階から落とされた夢を見たことは今でも忘れない記憶。改めて鑑賞して、またその夢を見ないことを願おう笑[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-31 18:39:26)(良:1票) 《改行有》

3.  グッド・ネイバー 《ネタバレ》 こういうミスリード系は宣伝の仕方、作り方からしてイラっとしますね。何がミスリードって、この映画のタイトル画面にグレイニーさんの顔とその真横にデカデカと「このジジイ、かなりヤバい」の文字。あらすじを読んでも「記録映像を撮ってたらイカれた老人が不可解な行動を取り始めて・・・」みたいな内容。製作したアメリカでもこういうテイストで宣伝したんでしょうか。それとも日本の配給会社の勝手な宣伝方法??内容は全く違う、イカれていたのは初めっから最後までずっと若者たちのほう。老人も確かに言葉が悪かったり近所の人に悪態をついたりして決して人当たりの良い人ではなかったですが、再生回数欲しさに「実験」と称して自分たちの暇つぶし・犯罪を正当化するこいつらよりはよっぽど良い。 そういうストーリーって宣伝はできなかったのか!?どんでん返しがしたいがためにわざわざこういう宣伝の仕方にしたのか!?理解ができない。とても不快感を覚える宣伝方法でした。 内容も不快感を覚えましたがそれはきちんと一つの作品として観ることができました。面白かった。近所で変人と呼ばれる老人の生活を見て、さらに見るだけでは飽き足らずいくつかの仕掛けをしてその反応も記録しようとするショーンとイーサンの二人の若者。老人の行動は彼らには奇異に見えるが実はその行動の裏にはこういう背景があったのだ・・・と視聴者には一つ一つ紐解かれてゆく。特に最後のベルの物語には泣きそうになります。イーサンが不意に鳴らしてしまっただけのあのベルの音に、「呼ばれた」、と思ってしまったんですね。ただのイタズラ好きの不法侵入の悪ガキの仕業とも知らずに・・・。 そしてラスト、法廷にて。日本でいうところのまさに「少年法」ですよね。「大人ならこうなる、裁判官個人の心証としてはこれくらいの罪になるがあいにく法がそれを許さない。未成年で初犯という事情を鑑み、〇〇という判決にする」とまあこういう感じ。○○にはかなり軽い罪が入ることはまだ映画を観ていない人が読んでも想像に難くない。 スマホやネットその周辺機器が普及し、多少お金をかければこの映画のようなことは比較的容易に出来るようになってしまった昨今。全ての犯罪をひっくるめて低年齢化してきたから「少年法改正を」などというつもりはありませんが、ことネット関連の犯罪に関してはその匿名性・陰湿性・加害者側の未熟性が強く出るものだと感じます。特に最後の加害者側の未熟性は別に未成年に限った話ではなく、そこそこの年齢がいった大人や老人でも同様にあること。思ったことは、いわゆる「ネット犯罪」というものにもっとスポットライトを当て、その匿名性を透明性に変える必要があるということ。まともな人はfacebook等で普通に実名出して生活していますからね。こんな不快で陰湿な事件が世の中から一つでも減ることを願います。映画としてはとても良かった。[インターネット(字幕)] 9点(2021-06-06 16:57:08)《改行有》

4.  クワイエット・プレイス 《ネタバレ》 「音を立てたらモンスターに襲われる」という至極シンプルな造りの映画。そのためとても分かりやすかったです。少し下世話な話ですが、あの世界で子作りとか、ましてや出産・育児など考えられない。子どもは泣くもの。制御なんか出来るわけない。そんな環境下で妊娠に至った過程がとても気になる。夫婦が仲良かった、と言えばそれまでですが。 最近はどんな映画を観ても、今実際のコロナ禍の世界と比較してしまいます。コロナで外出や人との食事などが制限されて久しくこの世界もかなりストレスフルな世界ですが、この映画の世界もなかなか。何せ何があろうと声を出せない、音を立てられない。家族との会話も、笑い声も、怒鳴り声も表現できない。怒ってる時に床や壁に投げつけるものも音のしないものを選ばなければならない。相当ストレスだろうなぁと推し量られます。映画では家族はモンスターへの恐怖や警戒感はありありと感じられるのですが、言葉や感情が表現しにくい不自由さはあまり描かれていなかったのが残念。声出せない状況って、かなりストレス溜まると思うんですけどね。 音の身を察知して襲ってくるモンスター。バイオハザードで言うところのリッカー的な??やつですが、工夫すれば全然追っ払えそう。自分が危ない時、糸で繋いだ遠くのカンやビンを引っ張って音出すとか、最悪音の出るものを遠くに投げてそっちに誘導するとか、いくらでも簡単なのがありそうなのに、花火を使うことに驚き。手え込んでるなあ。ま、そこは映画か。 でも彼らが水に潜ったらヤバいですよね。音の伝わりやすい水中なんかに潜られたら、本当に少しの音も立てられなくなる、と思っていたらお母さん、普通に歩いていた。そこら辺もリアリティ欲しかったな。[インターネット(字幕)] 6点(2021-05-19 01:43:09)(良:1票) 《改行有》

5.  グランド・イリュージョン 《ネタバレ》 盛り上がりそうなテーマで、映像的にも綺麗なんだけどなあ。なんなんでしょうねこの残尿感みたいのは。 個人的には、彼ら新鋭のマジシャンたちが姿もあらわさずにコンタクトを取ってくる『アイ』に、なぜここまで執心し、信望し、協力しているのかと言うこと。そこらへんの描写が全然なく、正体もわからない人物・組織のために彼らがなぜ体を張って刑事事件まで起こすのかと言うことがさっぱりわからない。そこで置いてけぼり状態なので、当然そこからの展開も「?」状態が続く。彼らのモチベーションの源を描くのは大事ですよね。そこをかっとばして展開するので視聴者は置いてけぼりを食らうという・・・。残念な構成。 あと、自分でググればわかるんでしょうけど、"The Four HorseMen"ってなんか意味あるんですかね。できればそういうのも知らない観客を置いて行かずにしっかり説明してくれるとありがたいのだが。 新鋭のマジシャンたちが『アイ』なる男に見初められ、全世界の目の前で壮大なイリュージョンを行うという本作。上述のようにとにかく置いてけぼり感が半端ない。「近くで見れば見るほど・・・」というセリフで始まるのですが、内容は視聴者が全然近くに寄らせてもらえなかった印象。 映像美やダイジェストが華やかなだけに、よくある『予告編で稼げる映画』にはなってると思います。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2016-10-17 19:14:11)(良:2票) 《改行有》

6.  クロニクル 《ネタバレ》 自分にとっては実はこれが初のブルーレイ鑑賞であります。その分の影響か、映像の綺麗さにはすこぶるビックリしました!特にアンドリュー(=デイン・デハーン)がスティーブ(=マイケル・B・ジョーダン)とタワーの上で語り合うシーンは良かったですね。街を上から見下ろす細かな描写がとても精密で、昨今の撮影技術とBDに感謝感謝!!ハンドカメラで実際あんな綺麗に写るのか、逆に訝しくなりましたが・・・(汗) さてさて、「絵」は綺麗だったのですが、作品自体は何ともお粗末。何ですかあれ?あんな超能力があるのに、物語としてはあんな着地点しかなかったんでしょうか??全く不可解。そもそも超能力の有る無しに関わらずアンドリューがクズすぎる。それなりにちやほやされれば嬉しいくせに、いざ転落すると全部周りのせい、親のせい。あげくなんだ!?「自分は最強の捕食者だから罪を感じる必要はないんだ。」とかアホらしすぎる。中二病もここまでいくと天才だわ。見てて辟易する。 大体からしてこのガキは、どこへ行っても何かを撮影しようとする。映画の中身上仕方ないと思ってもやはりそれは不自然にすぎる。別にそれ自体に明確な信念も感じられず、じゃあ周囲は気持ち悪いに決まってる。それに気づかない時点でもう重症。せっかく常識人のいとこも忠告してくれたのに。むしろよく二人も友達が出来たもんだ。 あとはPOVの体裁を獲るのに若干、いやかなり無理がある。上述しましたがアンドリューに無理やりカメラを持たせすぎ。不自然なほどに。アンドリュー以外でもケイシーとかが同じ場面を必ず撮ってる。それが無理やりすぎて逆に映画からリアリティがない。 てか、POVって何故やりたいんでしょうね?普通に撮ってくれればいいのに。あくまで故人的にですけど、メリットが分からん。私は映画って時点でそこにリアリティなんて求めてないので、逆にこういう風に「な!?本物っぽいだろ!?」的なことをされると余計白ける。 期待してただけに残念な映画。映像は◎でした。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2014-06-30 01:07:52)《改行有》

7.  グッド・シェパード 《ネタバレ》 その鑑賞時間の長さと使われている英語の難しさから過去に一度鑑賞を断念した本作。故あって今回再チャレンジすることに。 結果から言うと今回は断念することなく観られました。まあレビューしてる時点で観たって事なのですが。前回断念した理由の一つですが、起伏の少ないストーリーの映画だなということは改めて思いました。私のような精神年齢の幼いなんちゃって成人が見るにはやや退屈に感じます。 さてそろそろ真面目にレビューしますと・・・。情報戦って今でこそ性能の良いPCやその他マイクやカメラなどの周辺機器も充実していて、なんならオフィスに籠もりながらでもやれなくは無い時代だと思うのですが、この時代の情報戦ってほんとえげつないですね。情報収集と機密保持のために徹底された組織で生きることの辛さ・難しさ・切なさを垣間見た気がします。プライベートも当たり前のように監視され、圧力をかけられ、それでも誰かを好きになり、守る家族もできていく。男としての欲求ももちろんあり、それをコントロールできない自分としなければならない自分。もう葛藤の連続です。観ていて辛い映画。。。 "Good Shepherd(=良い羊飼い)"という訳でいいのかな。しかし主人公のエドワード(=Matt Damonさん)は良い羊飼いだったのだろうか。どう見ても飼われている側だったが。それとも彼らエージェントを飼いならしているCIA=Good shepherdということなのだろうか。 いずれにせよ、アンジェリーナ・ジョリーさんの魅力がいまだに私にはわからない。[DVD(字幕)] 6点(2013-07-18 22:05:42)《改行有》

8.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 大量破壊兵器に関する情報操作という政治色の強い一面と、現場でそれに振り回される兵士の実情の一面とをミックスさせて見せたかった映画なのだろうなと感じましたが、その両面があまりうまく絡んでなかった気はします。 話題性につられて観賞しましたが、そもそも興味が無い内容だったのは致命的でした。モノが戦争なのでとても大きいissueとして捉えられていますが、職場の上と下とで本音と建前があるのなんて日常茶飯事ですよね。そんな冷めた眼で観賞していたせいか、途中1度寝オチ。後で記憶のあるところから再度観賞しなおしました。 自分的に一番印象に残ったのは、爆撃や銃撃戦があれほど頻発するような場所のすぐ近くで「グリーン・ゾーン」と呼ばれる楽園のように平和な場所があったということが衝撃でした。プールを囲んでリゾートのような雰囲気の場所に、フル装備の兵士が入っていくのはすごい違和感を覚えました。[DVD(字幕)] 5点(2011-06-21 12:14:18)(良:1票) 《改行有》

9.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 《ネタバレ》 ポスターとかでよく見かける映画で、海をテーマにした映像的に綺麗な映画なんだろうなぁという程度の前知識で鑑賞。イルカが中心の映画なんだろうなぁとか色々想像を巡らせていましたが、ダイバーの話ということで少し意外な気持ちでした(そもそも人間はほとんど出てこない『オーシャンズ』的なものだと思っていた。)上映時間も167分と冗長な内容だったらどうしようという心配はありましたが、見事に骨太な人間ドラマがそこにあり、充分に満足いく内容でした。 私は絶対ダイビングなんてやろうとも思いません。かなづちですし耳抜きが下手で10メートルもろくに潜ることもできない私には、ジャックやエンツォに感情移入するには少しレベルが高すぎます(汗)。しかしある意味でこの映画は海に関するたくさんの魅力を私に教えてくれました。イルカとのコミュニケーションやダイビングに賭ける男の勝負などは、こんな私でもちょっとは「海に入ってみたいな」と思わせてくれる内容でした。 だが、エンツォやジャックがどれだけ人間離れしたパフォーマンスを見せてくれても、イルカたちがどんなに魅力的でも、海というものは本当に大きくて、深くて。イチ人間やイチイルカではそのスケールの大きさにどうしたってかなわないんだということを思い知らされた気分です。まさに『偉大なる海="グラン・ブルー"』でした。 海全体を描くようなタイトルにしてはダイビングのシーンが少し蛇足と言いますか、長すぎるようにも感じます。しっかりしたヒューマンドラマと見るか、海のドラマと見るかで少しどっちつかずな気がしたのが残念。 モノクロの使い方も、出来れば物語の終盤までずっとモノクロのままで、最後の「ここ!!」って言う時に真っっっっっ青な海をカラーで見せてくれれば、もっと"グラン・ブルー"が強調できたのではと思います。その場合2時間強をモノクロで耐えることになりますけどね(笑)[DVD(字幕)] 7点(2011-02-22 16:04:44)《改行有》

10.  クレイジー・ハート 《ネタバレ》 音楽を扱った映画ながらしかし演奏シーン以外ではほとんどBGMを流すことは無く、ドラマ&ミュージックという二つの緩急がとても良かったです。 ”レジェンド”、”カントリーの英雄”として崇められるBad・Blake(=ジェフ・ブリッジスさん)が過去の英雄にすがりながら場当たり的に日銭を稼いでいくなかである女性記者と出会い、彼女とその息子と関わっていくうちに彼らを愛するようになり、BadがBadでなくなっていくというストーリー。 自分が男だからかもしれませんが、Badに感情移入して見てしまうことが多かったです。彼視点で物語を追っていくと、ジーン(=マギー・ギレンホールさん)が情緒不安定のヒステリーな自分勝手女にしか見えませんでした。バーで酒を飲んでるうちに子どもを見失ったBadを擁護するわけではないですが、現実にデパートで子どもがいなくなるなんて特段珍しくは無いですし、彼女も承諾の上で別行動取ってたんだから責任は双方にあるのでは??一方的に男を責める彼女に終始不快感。彼にベタベタだった彼女がその出来事だけで態度を逆転させるのに、とても不条理な不自然さを覚えました。 彼女が一番クレイジーなハートを持っています。 ここまでは批判的に書きましたが、やはり魅力的だったのはBadが「酒をやめる」といってからの彼の変貌や成長ぶりでした。自らをアルコール依存と認めた上で、集会に参加したり、部屋を掃除したりと今までの自分の自堕落ぶりを文字通り払拭するかのような頑張りには見ていて爽快感でした。物語序盤は彼のグダグダっぷりに不快感を覚えましたが、それがラストの彼の変貌ぶりを強調させるための演出とわかったときは「やられた!!」という思いでした。憑き物でも落ちたようにスッキリした彼の顔は、最初とは別人のようでした。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-17 10:02:41)《改行有》

11.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 人並みに国産車しか知らない私には『グラン・トリノ』ってタイトルがぱっとしませんでしたが、あの車の荒々しいイメージとウォルト(=クリント・イーストウッドさん)の印象は妙にマッチしていました。ただ、タイトルに持ってくるぐらいなんだからもっと『グラン・トリノ』を描いてあげて欲しかった。当時の車の持つ荒々しいエキゾーストだったりそういうのを。車に関して言えば洗車シーンくらいしか(文字通り)輝くところが無かったように感じて、ちょっともったいなかった。そこを埋めるためというわけではありませんが、DVDで鑑賞した人、もしくはする人なら映像特典は見ておく価値ありです☆「車と人をつなげて見る」というコンセプトの大変面白い談話が見られるので♪ つーか、『グラン・トリノ』は1972年製ということですが、クリントさんはすでに齢80近いのでは・・・(汗)いやー見えない!!あんなガタイのいい80歳いないでしょう。 車を盗もうとしたタオが後日家族に半ば無理やりにウォルトの手伝いを承諾させられるシーンは笑えましたwww 償いなんかいらないというウォルトが、「断るならそれは侮辱になる」と言われて困ってるシーンなんかとても微笑ましい。 ウォルトに共感するシーンも多く、一言で言えば「最近の若者」の傍若無人な態度に対する憤りだとか、そういうのも映画を観る上で共感を持てる材料となりました。日本だけじゃないんですねえ、葬式もまともに出れない若者がいたりとか。少々極端な脚色があるとしても、いやにリアルな描写でした。 車の魅力を伝えようとするストーリー構成だったり、ウォルトと仲良くしてたスーが襲われたりと女性票は厳しくなりそうな話ですが、なかなか良かったと思います。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-19 12:48:29)《改行有》

12.  クライモリ デッド・エンド 《ネタバレ》 この手のストーリーは大抵一番強そうな人から先に死んでいく者ですけど、マッチョのボス的なオッサンけっこう粘りましたねw。ちょいちょいプレデターを思い出すようなシーンもあって良かったです。そしてこの映画は視聴者の読みをある程度裏切ってくれるのがまた良いですね。サバイバルの出来る強そうな女は生き残ると思ってたんですけど死にましたし、でもパニックムービーのお約束通り修羅場でセックスに興じるカップルは予想通り殺されてくれるし(笑) 最近は『SAW』シリーズみたいなのが流行ってるせいか、映像も直接的でなんか容赦ないですね。開始5分ではらわたはさすがに引いたな。自分は慣れてるんで良いんですけどね、人とは見れないなこれ。 そして第二作目としてはもう恒例のお約束となっている、「第三作へのつなぎ」。『パイレーツ・オブ・カリビアン』然り、『28週後』然り、その他諸々・・・。これもういらないっしょ。その作品はその作品だけで綺麗に完結して欲しいんですよね個人的には。そんなことしなくても2作目を見てる人は3作目も見ますから。ああいうのでその映画の評価がズドンと落ちることもあるってのを映画製作者はそろそろ感じて欲しい。はっきり言って観る側はもう食傷気味。次につなげたかったら面白い映画を作ることだけに専念しろって。営利主義を作品から感じさせるようなものにはして欲しくない。そんな一念です。 [DVD(字幕)] 5点(2009-02-12 01:13:24)《改行有》

13.  グラスハウス 《ネタバレ》 なんだ。「グラス・ハウス」ってグラスさんの家か。ガラスの家だと思ってちょっと幻想的なものを期待してたのに。話そのものはけっこう楽しめるサスペンスでした。徐々に徐々に後見人の正体が見えてくる様子は見てるほうもけっこうじりじり感じるものがあって緊張感ありました。 後見人の策略で家庭でも学校でもじわじわと追い詰められていくルビーの姿は見ているほうもなんか心苦しく感じてくるものがありました。 ただ一つ言いたいことがあるとすれば、ラストの車の運転かな。ブレーキオイルが抜かれてフットブレーキで減速できないのはわかるけど、その気になればリアのドラムブレーキでもエンジンブレーキでも使えるだろうに。しかも壁にでも当てて止まればいいものをわざわざ体勢立て直して加速しようとするドライバーは完全にアホだなと。 どうでもいいけど、あの医者の奥さんはなんで死んだんでしょうね。あの流れでいけばやっぱり薬物中毒???でもなんでわざわざルビーのベッドで死にに行くんだ、迷惑な。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-02 01:19:55)《改行有》

14.  クルーエル・インテンションズ 《ネタバレ》 すんごい安っぽいサスペンスって感じですね。ここんとこサスペンスっても真面目ーなやつばっかり観てたので、いきなりこんなおふざけサスペンスを観てしまってかなり空気抜けました。「ふーん、まあ勝手にして」みたいな感じでそのままエンドクレジット。悪巧みしてた二人組みの男のほうが死んでしまったのとその彼女が死んだ彼氏の車に当たり前のように乗ってたこと(←これはかなり“はあっ!?”って感じでした)意外は大体予想できた展開ばかりでした。「騙そうと思ってたのが途中から本気で惚れてしまった」なんて設定いまどきハリウッドでもやりません。続編が2つも出てるしそんぐらい面白いのかと思えばこんなので大ショックです。うう・・・、あと続編2つ分で600円(泣)。その分の価値があるとは思えないーー!! 今後恋愛もののサスペンスは避けよう・・・。 1点(2005-02-23 21:09:19)《改行有》

15.  クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア 《ネタバレ》 レスタトは演じる俳優が変わって心配していたんですが、以外とトム・クルーズよりこっちのほうが役にはまってて良かったです。あの圧倒的な力を持つクイーンはいいですねえ。なんかライブのシーンあたりからラストまでドラゴンボールみたいになってきてちょっとわくわくしてしまいました☆わりとここの評価悪いみたいですけどそんな悪くもないですよ。でもやっぱ前作のレスタトの印象が強く残ってる人だと受け入れられないんですかね。あそこまで世界の平和のために頑張ってるヴァンパイア達なのに、その一族に入ったジェシーを最後嫌悪の目で見る元カレの男を見て、やはり人とはそういうものなのかと少し悲しくなりました。7点(2004-11-25 22:25:42)

16.  クリスティーナの好きなコト まあ、コメディということを意識して観れば受け入れ・・・られるんだろうか?まあ洋画にはよくありがちな、あんま人とは一緒に見れない映画っすかね。ジャケットにも書いてあったけど、下ネタすごいな・・・(汗)。あんなんミュージカル調で行くとはおもわねーじゃん。なかなか、予想の範囲を越えてくれましたね。ジェーン(セルマ・ブレア)がキューティ・ブロンドのあの人とは思わなかった。キューティ・ブロンドではあんなに知的な役をこなしてたのに、よくこの映画ではここまで落ちれたもんだ。それはやっぱ役者としての技量があるってことなのだろうか。う~ん、この映画観た直後にレビューしてるんですけど、あんま書くことがない・・・。語りにくいってことだろうか?まあ、普通だったかな。期待してたほどではなかった。4点(2004-04-20 00:35:34)(良:1票)

17.  クローサー(2002) 《ネタバレ》 ジャケットに女三人、どうやらアクション映画みたいな感じ。これを観て絶対これはチャーリーズエンジェルのパクリだと思いながらも借りました。でも全然中身違ったわ(> <)。とりあえず前述の作品と比べるのは失礼だと言う事がわかった。そして内容もなかなかいい。ちょっとラブストーリー入ったのと、リン(スー・チー)が中盤で死んでしまったのがやるせなかったけども。ちょうどこの時アクションものが観たいと思ってたのでこの映画のアクションの多さには感動と言うか感謝しました。あと、あんまりジャケットはまじまじ見てなかったので気づかなかったんだけど、クワン(ヴィッキー・チャオ)はビジュアル的にもすごくいいですね。明らかに三人の中で一番際立ってました。しかも少林サッカーにも出てたんだ??ぜんっぜん覚えてない・・・(汗)。また観てみよ。コン(カレン・モク)も演技すごくよかったし、これを機にこの三人が他で出てる映画もチェックしようと思います。それぐらい満足できました。8点(2004-04-07 20:40:38)(良:1票)

18.  グリーン・デスティニー やっぱこういうアクションは見ててわくわくしておもしろい。ふわふわワイヤーアクションはともかくとして、道場でのアクションとかまっとうにやってたやつはすごくよかった。でもこの映画の邦題をつけた人のセンスを少し疑う。「グリーンデスティニー」って、そんなに言うほど剣がストーリーの中心として描かれてなかったのが引っかかった。まあもともとの題名が臥虎蔵龍だしね。5点(2003-11-26 22:32:41)

19.  グリム・ブラザーズ/スノーホワイト(1997) 《ネタバレ》 微妙に原作と違ってましたね。でもけっこうおもしろかったです。 願いを叶えてくれる魔法使いのキャラクターも好きです。王様を幸せにするために女王にした妹が自分の欲望に走ったのに対してちゃんと罰を与えるところとか、助けてもらったお礼にあんなに一生懸命に願いを叶えようとするところとか、人はみかけで判断してはいけないなとこの映画を見て思いました。ほんとにこの映画は人は見かけで判断してはいけないということを伝えてくれていると思います。 それと、マンデーが抜けてしまってもなんとか白雪姫のところに行こうとレインボーを何回もやろうとしてるところとか、彼らは必死なんだろうけど、ちょっとかわいかったです(苦笑) 7点(2003-10-30 22:53:53)《改行有》

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