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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 激突!<TVM> 逆恨みした男が主人公を執拗なまでに追いかける。ただこれでけの題材で高いテンションを保ちながら最後まで突き進む。スピルバーグの早熟な才能を痛いほど感じる。また、以降の作品と違いテーマ性の追求など考えず、ただただチャンスを活かそうと面白い作品を目指した姿勢がこの処女作の成功につながっているのだろう。最近のスピルバーグにこそもう一度観てほしい作品。9点(2003-11-26 02:33:15) 2. ケインとアベル/権力と復讐にかけた男の情熱<TVM> 二人の男の皮肉な人生を壮大なスケールで上手く映像化している。テレビで本作を観た後原作小説を読んだが、原作をうまく刈り込んでまとまっていてよい。キャストも主演二人は役にはまっている。7点(2003-11-24 21:56:22) 3. ゲット・ショーティ レナードの原作小説は未読のため違和感は抱かなかったが、今ひとつノレなかったのは確か。トラボルタとデビートのコンビはなかなか相性がよく、続編の噂が絶えないのも納得がいく。あろえりーなさんの言うとおり、ソネンフェルド向きの題材ではないように感じるが、手堅くはまとめてあるので、観て損はないと言える。映画業界の部分は、雰囲気をあじわえればいいのだろう。6点(2003-11-26 02:56:45) 4. ケープ・フィアー 宗教色もまじえ、スコセッシならではのリメイクとなっている点にリメイクのあるべき姿を思う。とはいえ、少々詰め込みすぎた感もあり、もう少しシンプルにストーリーを転がして言った方が良かったようにも思える。デニーロ、ルイスへの言及が多いが、むしろノルティの演技巧者ぶりに驚いた。強面というハンデを乗り越え、デニーロに押し込まれつつも家族を守ろうと奔走する父親役を見事に具現化していた。もっと評価されてもいいのでは?6点(2003-11-25 01:32:03) 5. 刑事ジョー/ママにお手あげ 《ネタバレ》 スライファンの間ではタブーとなっている本作でのおむつ姿。しかし、俺は意外とこの作品好きだったりする。コメディ初挑戦作『オスカー』(本当はこれ以前にも出てるが)にて、スタローンは受け身になった時のリアクションにおかしみをにじませることができると感じていたので、この設定は彼向きだったと言える。スポティスウッドの演出も快調で気軽に観るには適した仕上がりだと思うが・・・。6点(2003-11-24 21:42:42) 6. K-9/友情に輝く星 ジェームズ・ベルーシのとぼけた演技は上手く笑いを誘発してくる。同時期に『ターナー&フーチ』を観ていたこともあり、内容がはっきりとは思い出せないところが多いが、犬とのかけあいではこちらに軍配があがる。5点(2003-11-24 22:01:48) 7. ゲーム(1997) 《ネタバレ》 みなさんに聞きたいのだが、真相は弟が兄を改心させるために企画したパーティーということ? もしこの解釈があっているのだとすると、ちょっとこれはどうしようもないほど馬鹿げている。墓にまで埋められて・・・死ぬよ、お兄ちゃん。俺は理解が足りないだけだと思っていたが、本当にパーティー以外の真相はないのか? 気になってきたが、どうも見直す気が起きない。2点(2003-11-25 01:47:37) 8. ケーブル・ガイ 《ネタバレ》 人付き合いが下手な男が友達をつくるべく努力するが、ことごとく空回りし狂ってくる。この基本線はなかなか興味深いものがある。にも関わらず完成した作品は迷走をくりかえす。脚本が未整理なのも要因の一つだろう。またキャリーがいささか暴走しすぎた感もある。単独で見ればなかなかの熱演だが、持ち味とキャラクターのすりあわせがうまくいかなかったのかもしれない。2点(2003-11-25 01:42:47)
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