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1. ゲットバック
《ネタバレ》 シチュ自体はこのテの映画によくある話でそれ自体別に悪いとは言わないけど、派手なアクションがあるわけでもないし、見せ場らしい見せ場も見当たらず退屈。娘を人質にという苦境の最中、主人公はろくな策も講じられないまま無駄に走り回ってばかりで、結局金塊強盗に乗り出しちゃうし、シメの決着のつけ方がただの殴り合いなのは本当に落胆。定石なストーリーならせめて定石通りに堅実に演出してもらいたかったね。その辺、妙にハズしてばかりでツボすら押さえてないよ。落ちぶれたミッキー・ロークみたいな風体のジョシュ・ルーカスもただ小汚いだけで悪役としての魅力なし。それと車の火を消すためとはいえ、車ごとダイブさせて自ら娘を溺死の危機に陥れていたのは失笑した。元々ドラマ自体が弱いせいもあるけど、最後まで娘のことをロクに考えていないダメ親父にしか見えなかったなぁ。[DVD(字幕)] 4点(2013-04-29 21:46:35)
2. 撃鉄2 -クリティカル・リミット-
「また苦し紛れな邦題を…」と思ったら、なんと正統的続編。しかし“セガールがジョナサン・コールドを再び演じる!!”って…演じ分けを一切しないセガールオヤジが再び演じるもクソもないと思うんだが…(笑)映画の内容はというと別に“2”がついたからって特別面白くなったってわけでもない。展開ヌルい、アクションヌルい、ストーリーの説明が下手糞で意味不明、といつもどおりのセガール映画。セガール作品のスタントダブル酷使はもはや毎度のことだけど、今回は特に露骨。下手なカット割と相俟って“セガールが戦っている”感すらない酷いシーンまである。そもそもセガール映画って自身の合気道の技を披露するだけの自己マン映画だったはずだけど、真っ当から合気道の技を全然披露しないんじゃ本末転倒じゃないの?いったい何を考えてこうもしょーもない主演作を連作するんだかこのおっさんは…。[DVD(吹替)] 2点(2006-07-19 23:02:55)(笑:1票) (良:1票)
3. 撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的
話自体は「謎の小包を巡る争奪戦」という全然大したことのないストーリーなのにどうしてこんな難解なお話になるのか。物語が全然見えてこない。その上“誰が味方で誰が敵か?”というサスペンス要素を盛り込もうとして、人物を多く登場させたりするからもうわっけわかんなくなってくる。そしてこの映画、悪役が揃いも揃って短気なやつばかりなのか、アホくさい理由でキレた悪人がやたら一般人を殺しまくる。しかもご丁寧にスローモーション多用して死ぬ前の恐怖にこわばる顔を延々と描写してるのはどういうわけなんだろ。[DVD(字幕)] 2点(2006-07-19 23:01:36)
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