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プロフィール
コメント数 112
性別 男性
自己紹介 10点---- 個人的ツボ。欠点なんて知ったこっちゃない映画。
9点---- 完成度高し。人にすすめたくなるような映画。
8点---- 良作。ちょっと気になる点も。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
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1.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 恋というものの残酷さを、見せ付けられた。なぜなら、失恋によって人は、それまで築き上げてきた人間性を木っ端微塵に打ち砕かれ、自らを見つめなおす機会を、強制的に提供されるから。その意味で、サマーが心を占有した500日を研究対象のように、時系列をバラバラにして振り返っていったこの構成は、成功していると思う。トムのように、失恋したら、(○○)日の○○という形で、自分を振り返ることは非常に重要だろう。誰しもが、恋の"ごっこ"を繰り返して、自分を知り、愛を学んでいくのだと思う。トムの場合、別れた原因は、深い関係を結んでることから外見的な問題ではない。つまり、内的な問題で、ナルシシズムからの脱却以外に道はないんだと思う。自分>サマーなんですね。彼女に理想の女性像をあてはめ、価値観を決め付け、運命の女の幻想に恋してただけ。その為には、まずは自分を捨て現実を見つめることから。運命の相手なんて後からついてくる。 映画を総じて、アメリカの文化的アイコンが散りばめられていて、細部まで楽しめる作りだった。趣味という点から人物を掘り下げているのも○。自分はThe smithがきっかけとなり、恋に落ちるトムを見せられて、どっぷりと引きずり込まれてしまった。映画の全体的な雰囲気も良い。アメリのように、お洒落な要素である特定の観客をひきつけ、食虫植物のように食らいついてくるんだから、やられたという感じです。指摘されてる方もいましたが、まさに現代版アニーホール(より身近になってる)ですね。現代の男は、より繊細になってるのかなあ。[DVD(字幕)] 8点(2010-11-14 19:46:02)(良:1票) 《改行有》

2.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 ラブコメ映画のオススメを聞かれたら、いつもこれを薦めます。見る人をあまり選ばない娯楽作だと思います。途中、「君が毎日同じような人生だったらどうする?」「俺はそんな人生だよ」という掛け合いがあります。この登場人物のように、毎日をデジャブして暮らしてるような人は多いのではないでしょうか。たいして変わりばえのない日々。刺激の無い暮らし。そういう不満を持ってる人には、ほのぼのとしてて、元気の出る作品だと思います。自分にとっては、見る度に「人生において、同じ日は一日だってないんだよなあ」と再認識させてくれる素晴らしい映画。半分のビールを、まだ半分"も"あると思える、そんな風に日々を積み重ねたいものです。[DVD(字幕)] 9点(2009-10-19 00:30:17)

3.  ゴーストワールド 《ネタバレ》 好きな作品。オタク少女のモラトリアムを描いた作品のサブテクストとして、オタク男の妄想の話が隠れているという解釈でいいのだろうか。前者だけでとると、何度見ても最後の10分程度の意味が分からない。シーモアは何の病気で入院した(てる)のか。エンドクレジットの後に挿入されてるシーンも、意味が分からない。やはり、シーモアの妄想の話なのだろうか…。そしてGhostWorldというタイトルが何を意味するかも未だに消化し切れていないが、オタク少女の話としてもすごく良くできてるので評価は変わらない。随所で流れるピアノの旋律がすごく切なくて良い。話としても切なさで押し潰れそうになる。イーニドとレベッカもシーモアも、3人とも素敵だ。[DVD(字幕)] 9点(2009-02-02 04:48:52)

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