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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ゴーストライダー2 前作から4年経って作られた続編。まあ、作品内での時間の経過は分かりませんが。 正直、設定もへったくれも有ったもんじゃない。ハリウッド製の続編には良くあることなんだが、1作目の設定や下手すりゃストーリーさえ、一切が考慮されずに続編とは名ばかりの第2弾が制作される。 これも、そんな1作目の設定やお約束は有って無いようなもん。そして“粋”や“西部劇風の格好良さ”があった1作目とは打って変わって、強引なストーリーにCG頼みのドタバタアクションホラーに成り下がってしまった。 いやぁ、何よりクリストファー・ランバートの使い方が勿体ない……。w[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-11-12 15:35:43)《改行有》 2. コンチネンタル コメディとしては、そこそこ良く出来てる。行き違い、擦れ違い、勘違いが重なって話がややこしくなっていく、この頃のスラップスティックの王道パターン。 ただねぇ、アステア&ロジャースコンビのダンス映画としては、どうなの? と言わざるを得ない出来。コンビの主演第一弾ということを差っ引いても、ちょっとね。というのも、二人の全てのダンスシーンが小さいんだな。 確かに人数は出てくる。わっさわっさと。大勢で踊る、いかにもミュージカル! 的なシーンはたくさんあるんだが、客が観たいのはアステアとジンジャーなんですよ。で、二人のダンスは? と言うと、広いステージが用意されているにも関わらず、カメラの前だけを使った小さいダンス。展開に奥行きが無い。勿体無さ過ぎて「おいっ、振付師呼んで来い!」と言いたくなってくる。 まあ、コメディ映画としての纏まりは良いので、コンビの作品の中では人気のある方ですし、私としても6点くらいは差し上げますが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-12 15:01:30)《改行有》 3. 恋はデジャ・ブ すっごく面白い! というワケでもないし、超感動! というワケでもないが、それなりに上手くまとまった佳作。むしろココがえらい高評価なんでちょっとビックリ。w アイデア自体は、『リプレイ』や『振り出しに戻る』等など、ファンタジーやSFではよくある話なんだけれど、脚本とビル・マーレーの上手さかな? 鑑賞後はちょっと気持ちがほっこりする。ただ、同じ町で同じ日が繰り返されるという設定上、主人公が半年も同じ1日を過ごしてるという時間の経過が分かり難いのがちょっと残念。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-26 18:59:18) 4. 恋におちたシェイクスピア まあ、まさかコレを実際の『ロミオとジュリエット』の制作秘話だなんて思う人はいないだろうけれど、それくらい上手く嘘が生きている。 作中に歴史上の人物を使うときは、史実と嘘の絡み具合がポイントになるのだけれど、この作品は少々ベタながらその点はバッチリで安心して観ていられるし、コメディとしてのギャグも洒落ている。 ただ、あまりに有名な作家と作品が題材のため、先の先まで読めてしまう展開を“映画”として楽しめるかどうかで、評価は大きく分かれるとは思う。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-21 14:40:55)《改行有》 5. ゴーストライダー バカ映画。細かい所をツッコミ出したらきりが無いほど。でも、これは愛すべきバカ映画です。四の五の面倒くさいメッセージなどはありません。ただただ笑って楽しめばいい。小ネタは随所に散りばめられていますから、結構笑えます。暇で暇で、しかも何も考えたく無い時に観て下さい。 嫌味も無く、好感度の高いバカ映画です。w あ、あと、チョッパー乗りの大先輩であるピーター・フォンダが元気そうな顔を見せているのも高感度アップかな。www[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-06 22:22:36)《改行有》 6. 氷の微笑2 自分で何も考えられないスットコドッコイの精神科医が、サイコパス女の策略にはまって身を持ち崩していく、と。主人公のあまりのバカさ加減にストレス溜まりまくりですわ。ラジー賞4部門受賞も納得の出来です。シャロン・ストーンも相変わらずのお色気全開モードで熱演しておりますが、よほどの年増好きでも無い限り「おばちゃん、ええ加減にしなはれや」の一言です。[CS・衛星(字幕)] 2点(2008-10-31 12:41:30) 7. ゴシカ 《ネタバレ》 おやおや、結構点数低いっスね。w ホラー+スリラー+ミステリーと欲張った作りは、自分的には上手いと思ったけどなぁ。精神科医にしておくには勿体ないようなハル・ベリーの行動力!w 前半は、ただただ謎が積み重ねられていくだけの、ともすれば面倒臭くて飽きちゃいそうな展開を、テンポの良さでサクサクと観せ切った。この勢いはなかなかのモンでしょう。「一人じゃない」の意味を2重にしただけでも頑張った方だと思うなぁ。w オチの弱さと詰めの雑さは多少感じるけれど、この手の映画であんまり細かい所を突いてもしょうがない。だからってまあ、さすがに無罪放免ってのは無いと思うけどね。結局は旦那を殺してるわけで、おそらく幽霊の訴えなど考慮してくれないであろう法的には、第一級殺人は免れないだろうから。w あ、あと暗いシーンが多くて観難いのは、目が疲れてツラかった。[地上波(字幕)] 6点(2007-12-29 18:45:53) 8. ゴールデンボーイ(1998) 極々普通。原作からしてそうなんだけど、頭の切れる人間が悪に走るというテーマは、特に目新しいものでもない。いやいや、むしろ普遍的なテーマ。かと言って、結構(イイ意味で)ぶっ壊れてた原作を映画化するにあたって、とくに工夫があるわけでもない。まあこんなモンでしょ。原作を含め、この物語で思うのは、非常にアメリカ的な感覚だということ。つまり“誰にでも判る悪”という概念としてナチスを持ってきている。自分たちの悪行は棚上げ。しかも悪いのは他人(他国人)。こういうのを見るとガッカリするね。やっぱりアメリカ人って馬鹿だわ。[ビデオ(字幕)] 4点(2007-12-25 00:15:00) 9. コブラ 『フェア・ゲーム(逃げるアヒル)』を原作にしながらもその面影は全く無く、ただ「狙われている女を守る」というシチュエーションを借用しているにすぎない。こりゃ確かに原作ファンからは文句出るわ。w って言うか、こんなストーリーの映画はたくさんあるわけで、なにも『フェア・ゲーム』の名前を出す必要はあったのか? って感じ。むしろテイストは『ダーティ・ハリー』に近い刑事アクション。スタローンもヒーロー然としてカッコイイ。敵の設定は多少強引だが、ガンアクション有り、カーチェイス有り、ジョーク有り、格闘有り、と盛りだくさん。でも……これだけサーヴィス精神満点な作りなのに、なぁんか地味なんだよな、この映画。w 決して面白くないわけじゃない。いや、それどころか出来は及第点以上でしょう。でも、もっともっと面白くなっても良さそうなのに……。まぁ、まず一番の失敗はヒロインのブリジット・ニールセンだろうなぁ。性格の悪さでハリウッドに響き渡った大女が、か弱いヒロインじゃな~。w[ビデオ(字幕)] 6点(2007-12-16 22:16:54) 10. コーヒー&シガレッツ 全く予備知識無しで、タイトルに惹かれて鑑賞。もっと小粋でスタイリッシュな映画かと思いきや…………なんじゃこりゃ? ヘンな映画~っ! だけど気がつけばプッと吹き出し、ケタケタと笑ってる自分がいる。いったい誰だよ監督は? と見ればジャームッシュじゃないか! そりゃ一筋縄では行かないはずだわ。いや、ほんとバカバカしい。安っぽい。こんなに豪華な顔触れで、ここまで安っぽく見せるのもある意味技術だね。さすがにインデペンデントの雄と呼ばれる監督だけある。自分は11話全て楽しめました。ちくしょー、無性にタバコが吸いたくなってきた。それも1mgだの5mgだのというチンケなヤツじゃなく、どっしりと重たいヤツを。もうっ、せっかく止めたのに! ……あ、そうだ。止めたからこそ堂々と吸えるんだっけ?www[ビデオ(字幕)] 8点(2007-12-11 03:12:58) 11. コラテラル・ダメージ まあ、こんなもんかな。どうもテンポが良くないんだよなぁ。終盤はそれなりに山場を作ってはいるけど、アクションはなんかこぢんまりした印象。ってかさ、中盤のコロンビア旅行っていらなくね?w あ、それから、この5点っていうのは、あくまでもハリウッド製アクション映画としての点数です。映画の内容的なモノ、つまり心情的なことやメッセージ性なんかの面では0点です。www アメリカがテロや戦争をネタに正義を語っちゃいけない。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-27 01:08:36) 12. GOAL! ゴール! 《ネタバレ》 まあ、可も無く不可も無く。テーマ自体はベタもベタ、別に題材がサッカーじゃなくっても良いような、極ありふれた話だし。バスケの選手を集めてタイトルが「シュート!」でも全く問題なし! むしろその方がアメリカでヒットが見込めるから儲かったりして。w 日本人なら話を柔道にして「イッポン!」ってのもアリか?!www 話の展開もご都合主義過ぎて、もーマンガ。w クラブをクビになって空港に向かうところに、タクシーが無理やり回されてガバンが乗り込んでくる辺り……、ナメとんのか、と。お父さんの話も取って付けたようで、なんだかなぁ~。しかもあの展開だったら、別に殺さんでも良かったんじゃないか? 今後、2~3と作るつもりなんだから、生かしといた方が何かと使い道もあるだろうに。w ただ、テンポが良いから、サッカーにこれっぽっちの興味も無い私のような者でも2時間退屈させない勢いだけはあった。分かりやす~いお話と勢いに5点![地上波(吹替)] 5点(2007-05-24 16:57:18) 13. ゴースト・ハンターズ もう何度も何度も観てる作品。でも面白い! 個人的にはジョン・カーペンターのBest3に入るなぁ。カンフーアクション、コメディ、ホラーをぎゅぎゅっと詰め込んだ欲張りな作り。どこまでが計算なのか分からないチープさも、カーペンターらしくて良いね。w しかも、カンフー映画ファンには何気に豪華なキャスト!www 86年にこれを作ったってのは、カーペンターの先見の明でしょう。13年後の99年に『マトリックス』で米映画界に大ブレイクしたトランポリンアクションもワイヤーアクションも、すでに全開です。って言うかまあ、お金の無い香港映画では当たり前の手法だったんだけどさ……。それにしてもラッセルはこれくらいの軽い役がよく似合うね。キム・キャトラルも『マネキン』の次くらいに可愛く見えるし。w[DVD(字幕)] 8点(2007-03-31 00:24:05)
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