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61. イヴの総て 《ネタバレ》 冒頭の女優の絶頂としてのイヴと、返す刀で出てくるただの一少女のイヴ。この2つのアン・バクスターの演技を見ただけで内容十分な作品の予感がしてくるのですが、はたして期待通りでした。俳優陣の名演を生かすべく、一つ一つのシークエンスを十分に延ばして、心理戦のやりとりをたっぷり見せてくれるのが嬉しい。中でも印象的だったのは、バスルームに消えたイヴとアディソンのやりとりで、アディソンが(イヴにとって)やばい質問を発するのですが、そのときにバスルームのドアを映すだけで(本人をまったく映さずに!)イヴの内心の動揺を表現していたシーンです。これには痺れました。皮肉と回帰を感じさせる着地部分も、見事に決まっています。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-15 23:52:01) 62. インフィニティ/無限の愛 紹介文ではラブストーリーとなっていることが多いが、実際の中身は、恋人との関係を描いた部分の比重はそれほど多くはなく、むしろ日常生活の部分の描写が多い。純然たる伝記物にしたかったのか、恋愛関係に焦点を当てたかったのか、中途半端な感じ。細切れのエピソードを積み重ねている部分が多いのもマイナスイメージ。[地上波(字幕)] 5点(2005-11-26 15:50:58) 63. イーストウィックの魔女たち これだけ綺麗どころを集めておいて、何もこんなに下らない話を作らなくても・・・。ミシェル・ファイファー様に免じて+1点。4点(2004-10-19 00:27:57) 64. イン・マイ・ライフ いくらでも面白くできそうな設定なのですが、抑揚のない平坦な演出と、主要人物の凡庸な演技によって、実に退屈な作品になってしまいました。というよりも、人格造形がもともとできていないので、演技をする人達もどう演じていいのか困ったのではないでしょうか。4点(2004-09-18 03:42:58) 65. 1969 終盤近くまで、演出がわざとらしい部分が気になってあまり真剣に見ていなかったのだが、葬儀の場面以降は実に素晴らしかった。あの素朴な疑問と決意、そして行動こそが、プロテスト・アクションの原点であり、すべてである。アメリカが何の学習も進歩もなく侵略行動を繰り返し、日本が露骨かつ厚顔無恥にそれに対する追従を明らかにしている現在こそ、再確認されるべきシーンだと思う。6点(2004-03-21 23:47:27) 66. インデペンデンス・デイ 映像の迫力と話の内容的欠落の落差が、これほど激しい映画も珍しい。第1に、宇宙人の形状や攻撃の態様が完全なステレオタイプで、全然面白くない。第2に、地球人側も、誰が、どういう立場で、何をしたいのかがさっぱり見えてこない。第3に、中途半端なラブロマンスを絡めているから、さらに見ていて恥ずかしい。輪をかけて最悪なのが、アメリカ万歳・軍事力万歳の態度であることはいうまでもない。だいたい、たかが一国の独立記念日が人類全体のIndependence Dayだなんて、タイトルからして傲慢だよ。 0点(2003-12-13 02:44:56)(良:1票) 67. イレイザー(1996) すべてが予想どおり。ほかの同種の映画との違いが分からない。3点(2003-09-08 03:01:15) 68. 陰謀のセオリー 最初の方はまったく面白くなくて、中盤で少し盛り返しましたが、クライマックスの部分とラストのしょぼさで醒めました。主人公の過去については、もう少し伏線の張りようがあったはず。3点(2003-07-09 01:44:10)
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