|
1. イングリッシュ・ペイシェント
何度も観たい映画のひとつです。冒頭の波のように幾重もつながる砂の海。ゆっくりとゆっくりと傷付いた翼は音のない静かな砂漠へと堕ちていく。このシーンだけでも良いくらいです。それくらい美しい。戦争の中でたくさんの命が失われ、死者は数字で表わされる時代。ひとりの男の人生は、あまりにも哀しい。国の為に戦うものと国を売ったもの、彼は後者である。どちらも愛する人の為に必死で生きようとしたに違いない。賞をとるとらないに関わらず、良い映画だと思う。3回程観たが、また何年かしたら観ようと思う。万人に受け入れられる映画ではないかも知れないが、たくさんの人に観て欲しい。涙が止まらなかった。[DVD(字幕)] 10点(2006-03-12 17:37:46)(良:1票)
2. イギリスから来た男
どうでもいいような話ではあるが、なぜか最後まで見れてしまう。それがこの映画の魅力なのか、それとも短いからだけなのか。しかし仇役のピーター・フォンダがなんとも軽くていただけません。どうみても最初から勝負は見えている。とてもスリリングとは言えません。最後の銃撃戦もなんでこうなるのといった感じで、ダサイです。5点(2004-01-24 01:32:54)
|