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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 硫黄島からの手紙 今まで見た戦争映画の中では間違いなく一番「怖い」作品でした。とにかく刻一刻と迫り来る死への恐怖感がもうハンパじゃない(集団自決のシーンはトラウマ必至)。胃は2時間半の間キリキリ痛みっぱなしで口の中はカラカラ、映画を観ていてこれほどフィクションであることを忘れたのは初めてです。『父親たちの星条旗』とは対照的にドラマ的な面白さを一切廃し、ただただ敵に追いつめられていく日本軍の様子を淡々と捉えたドキュメンタリーのような構成だったからこそ、ここまで圧倒的な恐怖の再現が可能だったのでしょう。戦場にドラマなどない、あるのは血と恐怖と死が織りなす地獄のみ……。硫黄島からの手紙、確かに受け取りました。[映画館(字幕)] 9点(2008-02-02 11:18:11)(良:1票) 2. インデペンデンス・デイ 突如出現したバカでかい円盤がアメリカの大都市をあっという間に壊滅させていく様子はまさに圧巻。思えばここまで「アメリカ無力!」なハリウッド映画ってほとんどなかったんではないだろうか。そういう意味でハリウッドの常識を覆す前半部は非常に面白かったのだが、結局最後は「USA! USA!」かい! 世界が一丸となって戦うのはいいけど、そこで当然のようにアメリカ大統領が出てくるのはどうなんだか。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-01-22 20:50:55) 3. イージー・ライダー ストーリーらしいストーリーなどほとんどない、まさにアメリカ横断バイクの旅ってな感じの1時間半。しかし何なんでしょう、この妙にヒリヒリする感じは? 序盤でワイアットとビリーは腕時計を投げ捨て、何者にも縛られない自由の荒野へと飛び出していく。しかし何故か、どこか満たされない。彼らは自由になったはずなのに。一体彼らが求めていたはずの自由とは何なのか。観ているこっちがそう悩みだした時にJ・ニコルソンが暴く「自由」の正体には思わず唸らされ、そして打ちのめされる。自由とはこんなにも素晴らしく、そして恐ろしいものなのか。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-18 22:23:15) 4. E.T. スピルバーグの映画に出てきた宇宙人の中では、やっぱこのE.T.が一番好感が持てる。子供たちと宇宙人との交流を描いた心温まる物語なのだが、エリオットが『未知との遭遇』のロイ並によく分からん思考の持ち主だったことと、E.T.を追う面々(NASAとか地元警察とか)がまるで極悪人のように描かれているのがちょっと気になりました。でも最後の別れのシーンで一応感動できたので、7点。[DVD(字幕)] 7点(2005-11-27 00:59:15)
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