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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. インターステラー 《ネタバレ》 時間の相対性と重要性を真正面から描いた映画って今まで無かったように思う。ブラックホールの重力による影響で1時間で地球の7年分が経過する水の惑星のエピソードなどの描写が光る。まさに「時は金なり」。静かな荒廃による滅亡を、ただ待つばかりとなった地球を救うために旅立つ者たちの英雄譚ではあるが、その献身的な英雄ですら耐えられず精神を蝕む「孤独」の厳しさ。この映画は「孤独」を包み込む人間だけが持つ「愛」の力強さを語っているのだと思う。あと、ロボットたちの異常なまでの斬新なデザインとその存在感に驚嘆すること間違いなし。複数の金属の直方体を、横並びに重ね合わせたような見た目のロボットの存在感は「凄い」の一言に尽きる。意外と動きが速いし、最後には情緒すら醸し出しているしね。ん~、尺が長い割には事象の説明が少なすぎ、イマイチ分かりにくい物語になっているが、観客を飽きさせずラストまで強引に引っ張っていける演出は流石のクリストファーノーラン節。十分及第点ってことで。[DVD(吹替)] 7点(2015-05-26 23:26:44)(良:2票) 2. インモータルズ/神々の戦い 《ネタバレ》 ミノタウロスの造詣や兵士たちの汚れ具合など、現実味が感じられる映像は好みだし、スーパースローを多用し、止まった時間を神々だけが動くような戦闘シーンは一見の価値あり。映像センスはかなりのものだと思う。だが、有名どころのポセイドンやアテナも簡単に死んでしまうような展開となり神々に絶対的な強さがあるのか不明だし、物語にも興味を惹かれる部分がなく、全体的に冗長な展開なので面白くない。全体的にイマイチな感じで残念。[DVD(吹替)] 5点(2012-05-27 20:29:17)(良:1票) 3. インセプション 《ネタバレ》 全編を通して哲学的だが、俳優たちの演技が巧く、難解な世界設定にもかかわらず物語に没入しやすかった。エレン・ペイジは特に注目すべき。パッと見ちんちくりんだが非常に美しく感じさせる。他人の夢に入り込む技能にも、キャラクターごとに各々得意科目(設計、抜き取り、擬装、調合など)があり、階層構造を成す夢世界を能力を存分に活かして縦横無尽に冒険する姿は、新たな映画の舞台として非常に魅力的。ある夢世界の物理現象が一階層奥の夢世界に対して干渉する(特に重力)のは斬新な設定だ。ラスト間際の「キック」の連鎖による覚醒は、時間制限の緊張感とも相まって、大きなカタルシスを感じる。ラストの止まりそうで止まらない独楽の演出も良い。ハッピーエンドであって欲しいが、夢から覚めないほうが良い場合もあるかも。非常に楽しめた。[映画館(字幕)] 8点(2010-08-03 23:42:03) 4. インベージョン 《ネタバレ》 いつ観ても二コール・キッドマンって美しいね。この映画の唯一の感想。恐怖の対象が「侵略」から「感染」になってしまったためか、身近で何だが中途半端な感じがそこかしこに残る。また、このストーリーはハッピーエンドにして欲しくなかった。遺伝的な変性を元に戻せるワクチンってあるの?ボディスナッチャーのラストの叫びを聞いた時の恐怖を、また味わいたかった。[DVD(吹替)] 6点(2008-06-22 00:35:39) 5. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 1作目公開当時、まったく知らないで入った名画座2本立て。レイダースって何??→何だこの面白さ!ワクワク!ドキドキ!もう1回続けて観ちゃえ!その夜は興奮して眠れませんでした。ストーリーもどちらかというとトンでも系だが、薄皮一枚現実にぶら下った感があり、すんなりと「映画」に引き込まれました。ただ、今作は・・・。1作目からのファンにはありがたい小ネタが散りばめられており、それなりに楽しめましたが(1作目の聖櫃もあったしマリオンとの絡みもね)、主要キャラが多すぎるし、なんだか「ナショナル」と「レジャー」?最後に遺跡が変形してどっかにとんでっちゃったらいかんでしょう?この作品でまでトランスフォームさせるかい!と思わずつっこんでしまいました。薄皮まで千切れて残念。[映画館(字幕)] 6点(2008-06-22 00:22:30)
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