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プロフィール
コメント数 250
性別 男性
自己紹介 サンボリズムとリアリズムのバランスのとれた作品が好きです。
評価はもちろん主観です。
評価基準 各2点ずつで計10点
1.物語の内容・映像にリアリティを感じるか?
2.視覚的に何かを象徴できているか?
3.プロットの構成は適切か?
4.画面に映る動き・台詞や音にリズム感があるか?
5.作品のテーマに普遍性はあるか?

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  イコライザー マーク・トウェインの引用から始まり、エドワード・ホッパーの絵画のようなダイナー、主人公が読んでいる本は老人と海、冒頭からアメリカの古典的名作を意識させる要素が次々に出てきます。一方対する敵のマフィアは血まみれのイコン、ボスのプーシキンはロシア最大の詩人の名前で明らかにロシアの古典文化を連想させる要素を意識して登場させています。この辺りで意外と深みのある内容なのかなと期待しちゃったんですが、結局特に意味のない引用でしかなく平凡なアクション映画で終わっちゃいましたね。序盤のダイナーやホームセンターでの親しい人たちとの落ち着いた温かみのあるやり取りに比べて、戦闘が始まると途端にめちゃくちゃ強い冷酷な戦闘マシーンになっちゃうのがチグハグに感じます。演出を見てもドラマシーンはカメラも編集も静かで落ち着いてるのにアクションシーンになると異様に素早くなったり、悪い意味で同じ世界の出来事とは思えません。クロエ・グレース・モレッツが序盤以降ラストまで全く出番がなく主人公の動機付けのための存在でしかないのも不満点です。[インターネット(字幕)] 4点(2023-09-04 22:24:18)

2.  インディ・ジョーンズと運命のダイヤル まともに動けない俳優を主演にアクション超大作を撮るというほとんど暴挙に近い作品です。ハリソン・フォードがスタントどころかろくにダッシュすらできないのは見ていて悲しくなります。昔のハリウッドのスクリーンプロセスへのオマージュかと思うほどチェイスシーンの背景は合成丸出しで全然迫力がないです。もうここまでCGを使うならもっと非現実的なぐらい派手なアクションにしてくれた方がいいぐらいです。多くのシーンが狭く暗いセットの中でアップ主体なので画面が見づらいことこの上ない、潜水シーンなんかほんと誰が何をやってるかよくわからないです。このシリーズにはあまり思い入れがないのもあるのですが、それ以上の問題として役者は悪くないのにろくに登場人物のキャラも関係も構築する気がなく出てきては消えるだけのドラマ部分には心が動かされようもありません。[映画館(吹替)] 3点(2023-07-05 23:33:29)

3.  1917 命をかけた伝令 数年前マーティン・スコセッシ監督がマーベル映画は映画ではなくテーマパークに過ぎないと評し話題になりましたが、その形容は何よりもこの映画にあてはまるものだと思います。戦場の映像には微塵も本当らしさがなく戦争ジオラマやゲームのプレイ映像を見ているかのようでもあります。1950年代の頃、フランスの映画界で大きな影響力を持ったアンドレ・バザンという批評家がいました。彼は長回しこそ映画においてリアリズムを追及する技法であると評価していました。全編ワンカットで撮られたかのように演出されたこの映画は、その単純で素朴な考え方が大きな間違いであることを証明するためだけに生み出されたとしか思えません。フィルムからデジタル撮影に変わったことで長回しは以前よりずっと容易になりました。そこにもう新規性などはないと思います。そもそも映画においてカットはなぜ必要なのでしょうか。答えは単純です、省略のためです。しかしその省略こそが映画を単なる見世物以上のものにしていると私は考えます。省略されるからこそ映されない・語られない何かを我々は想像します。そこにこそ真実性や象徴性というものは宿るのではないでしょうか。この映画には画面に映されたもの以外への想像力を刺激する部分がないのです。しかしラストのアルフレッド・H・メンデス上等兵に捧ぐという字幕にだけは感動を覚えました。そこには決して我々の目には見えなかった物語性を感じたからです。だからこそ本編がこのような語り方で良いとは思えないのです。[インターネット(字幕)] 1点(2023-03-22 21:54:39)(良:1票)

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