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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. サラマンダー ああ、火を吐く竜が出る映画ね・・・と思って敬遠してましたが、縁あって手に取りました。人類の敵が竜だって言うのは、やっぱり抵抗があるんですが、意外におもしろい話だと思います。敵が何であれ、嵐が過ぎるのを待つだけでは解決しないこともあるということですよね・・・。マシュー・マコノヒー、今まで見て来た映画のイメージとはかなり違って驚きましたが、かえってまだ見ていない他の出演作にも興味がわきました。[DVD(字幕)] 8点(2005-12-01 14:39:39) 2. 三銃士(1993) 念のため原作と比較しましたが、ストーリーはかなり違うものの三人の銃士のキャラクターはあの三人でぴったりはまってると思いました。本を読むときはあの顔を思い浮かべながら読んでもいいかも知れません。 7点(2004-03-02 20:48:32)《改行有》 3. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ まず脚本が凄い。あんなに笑わせておきながら、単なるハッピーエンドコメディーと違い、隙がほとんど無く、内容がちゃんとある。キャストも個性的な面々に加えて強烈な印象の衣装が笑いを誘うだけでなくストーリーの重要な鍵になっている。特に気に入った役者さんが出ているわけでもないのに好印象を持たせたあまりのプロットの上手さに満点。10点(2003-12-03 23:00:50) 4. サイモン・バーチ ジョン・アービングが原作ということで見ましたが、やはり保障付きですね。さんざん笑って、泣けました。キリスト教についてはいろんな解釈があり、抵抗を感じる日本人って多いと思いますが、この作品では本来の解釈が、うまく喩えられている様に思いました。人にとって神様というのは良い行いをしていれば願い事をかなえてくれるという魔法使いではなく、人生は自分の力を超えた何か大きな存在に支配されているんだと信じることで自分の小ささ・無力さを知り、幸も不幸も謙虚に受け止めることができるようになるという点で必要な概念なんだということが匂わされているように思います。また、一番気づいていなければならない聖職者がそれを理解せず、自分を正当化する手段に用いているあたりも皮肉が効いていていいですね。鹿に注目! 9点(2003-10-22 20:30:52)(良:1票)
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