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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 最後の猿の惑星 やっと「猿」シリーズコンプリート。 矛盾無く(多少の無理矢理な部分はあるが)「1」へループさせる設定も上手くいっているし、これまでと違った開放的なラストは、最終作に相応しいと思う。 結局「1」を超える作品は無かったものの、個人的には「2」、「4」以外は楽しく見れたし、何より5部作という大長編をコンプリート出来た達成感が強い。 つまらないと分かっていながらも次作を見てしまう、そんな不思議な魅力があるシリーズであることは否めない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-23 17:55:55)《改行有》 2. 猿の惑星・征服 あらら。 黒人とのやりとりは訴えられるものがあったが、全体で見ると単調なクーデターのゴリ押し。 コーネリアスやジーラなど、感情移入出来るキャラがいないため、とにかくメリハリに欠ける。 おそらくこの第4作まで見た人は、本作の出来に関係無く、もう後に引けない状況で最終章も見ることだろう。 思いっきり酷いというわけではないけれど、決して面白くは無い。 前作で少し盛り返しただけに、残念。[DVD(字幕)] 4点(2010-09-23 04:33:35)《改行有》 3. 猿の惑星 《ネタバレ》 運良く前情報ゼロでこの映画に臨めたからか、オチには唸らされてしまいました。 異性人の猿達が普通に英語を喋る事など、多くの設定に違和感を覚えながら鑑賞していましたが、ラストを見て全て納得。全てが前フリだったのだと認識して再鑑賞すると、完成度の高い脚本、設定だったということに驚かされました。 この映画が、人種差別、核兵器問題への痛烈な批判であり、アメリカを始め「命を奪い合う」人間全てへの警告であることは明らかです。人間同様のヒエラルキーが存在しても、猿たちは同種族間で殺し合うことはしません。殺し合う人間たちを「危険で、愚かだ」と言っています。危機的状況にも関わらずやたらと好戦的な主人公の行動も、人間が危険であるということを暗示しているのでしょう。 絶望的かつ凄まじい印象を残すエンディングを含め、設定がとても良かっただけに中盤の中だるみが惜しいところです。テンションの高いシーンが何度も何度も続き、そのパターンがあまり変わり映えのしないものなので、終盤にさしかかるまでは正直退屈でした。 とはいえ、一度は見ておくべき映画であり、運良く前情報無しで見れるならばかなり楽しめる映画であることは間違いありません。7.5点献上。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-17 14:00:00)《改行有》 4. サイレントヒル 《ネタバレ》 ゲームのファンであればあるほど、この映画を観てがっかりしてしまうと思う。 オープニングは本当に良い意味でゲームを再現、音楽もリアルでかなり期待しただけに、その後のただただ強引なバイオレンス・ホラーな展開にがっかり。ゲームの方が数倍恐い。雰囲気を大切にしなければならないホラー・・・静かで重々しい雰囲気がゲームで恐さを引き立たせていたために、映画版の演出は過剰すぎ、盛り込みすぎ、音楽、効果音流しすぎ。あとストーリーですが・・・結局最後まで謎のまま終わるゲーム版に対して(それがかえって色々な想像を掻き立て、恐かった)最後全部語りでバラしちゃうのはいかがかと。それと、もう最期の方はとりあえず派手なラスボスを出しとけみたいな、グダグダでした。期待してしまっただけに、残念。[映画館(字幕)] 1点(2009-01-09 13:46:19)《改行有》
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