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21. サタデー・ナイト・フィーバー 《ネタバレ》 一世を風靡した映画だけど、今見るとちょっとダサい。 ディスコフロアで全員が同じフリで踊っているのは、盆踊りと変わらなく見える。 トラボルタのソロダンスも、当時としては最先端なんだろうが、キレのあるストリートダンスを見慣れてしまうとずいぶん緩慢な動きに感じる。 なので、観客が見惚れるシーンであっても、どうしても温度差が出てしまう。 流行ものは、流行れば流行るほどに鮮度の落ちが歴然となって、残るのはノスタルジーだけ。 ダンスコンテストがメインの映画と思いこんでいたがそうではなく、ダンス以外の要素がたっぷり。 友人の転落死、プエルトリコ人グループとの諍い、主人公に失恋して自暴自棄になった女の乱交。 底辺層の閉塞感や家庭の問題が背景にあって、仲間とのドラマやラブストーリーがある青春映画。 ラストは、あれ?これで終わり?って感じで物足りない。 ヒロインがもう少し魅力的なら良かったのに。[DVD(字幕)] 5点(2015-03-16 21:13:11)《改行有》 22. ザ・フライ よくできてるけど、気持ちが悪い。[地上波(吹替)] 5点(2012-12-11 21:11:18) 23. ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー 《ネタバレ》 ストーリーは極めてシンプル。金庫破りの描写がやたらディテールに拘ってるし、いろいろテンポが悪く長ったらしくて眠くなる。というか、本当に寝てしまったので、もう一度途中から見直すハメに。最後の復讐劇でようやくハッキリ目を覚まさせてくれたけれど、それでは遅い。[DVD(字幕)] 4点(2015-04-30 21:38:00) 24. サンダーボルト(1974) 《ネタバレ》 強盗で奪った金を隠したはずの学校がなくなっていた。 だったら、もう一度強盗をやり直そう。 ドタバタコメディかと思っていたら、最後はアメリカンニューシネマ的に哀愁漂うラストに。 コメディ要素はあるが、特に笑えるところもなく。 クライムサスペンス、ロードムービー、アクションなどいろんな要素を詰め込んではいるけど、すべてに中途半端な印象。 ニューシネマもロードムービーも好きなジャンルなんだけど、あまり入り込めなかった。 このシーンいらないだろうと思えるところもチラホラ。 その逆に前フリが弱くて唐突に感じるところもあって、頭部への暴行が原因らしきライトフットの死も伝わりにくく呆気ない。 作りが雑なために、少しグダグダ感がある。 ジェフ・ブリッジスが若い。[地上波(吹替)] 4点(2015-03-15 22:38:22)《改行有》 25. ザ・ビーチ(2000) 《ネタバレ》 人と違うことがしたくて、でも結局同じことの繰り返し。 都市伝説のような話に乗っかってみたくなるのは共感できる。 ただ、楽園として描かれるコミュニティでの生活もビーチも、一週間もすれば飽きそうで、憧れは湧いてこない。 秘密を守るために自由に本土に帰れないのはつらい。 小さいサメと格闘したリチャードの武勇伝は笑えた。 終盤、リチャードが単独行動になってから妄想が入りだしてわけがわからなくなった。 結局、リチャードのせいで楽園はブチ壊しで人も死んでいる。 それなのに、元に戻って何もなかったかのようなエンディングは解せない。[DVD(字幕)] 4点(2013-01-16 02:21:21)《改行有》 26. サブウェイ・パニック 《ネタバレ》 緊張感のないサスペンスで拍子抜け。 犯人グループが色で呼び合うのは、後の「レザボアドックス」に影響を与えたらしいが、「レザボアドックス」のような緊張感やカッコ良さのほうが好き。 ラストのくしゃみオチも含めた全般的な空気感やキャラが合わなかった。[CS・衛星(吹替)] 3点(2019-12-23 23:33:40)《改行有》 27. ザ・シークレット・サービス なにも老齢のイーストウッドに無理やりラブストーリーを付けなくてもいいのに。 折角のサスペンスに水を差す結果に。[CS・衛星(吹替)] 3点(2017-10-26 18:53:51)《改行有》 28. 最後の猿の惑星 《ネタバレ》 シリーズ全5作の最終話。人類との共存をはかるシーザーだが、権力を握ろうとする武闘派のゴリラ、放射能の影響でミュータントとなった集団も絡んで、平和が乱される。1作目につながるようになんとかまとめた感じだけど、ただの辻褄あわせの凡作に終わった印象。最後は期待感もなくコンプリートへのモチベーションと惰性だけで見たけれど、他にも同じ思いの犠牲者が少なくないような。 シリーズ5作の中、名作とされる1作目以降で鑑賞に堪えるのは、3作目だけ。[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-07-02 02:07:43)《改行有》 29. 猿の惑星・征服 《ネタバレ》 昔の黒人奴隷の役割を猿が担う世界。奴隷制度の解放のリーダーとなるのが、コーネリアスとジーラの遺児シーザー。猿への酷い扱いを目の当たりにし、育ててくれたサーカスの団長が尋問中に死んだことで、シーザーの人間への憎しみが燃え上がる。 シーザーは奴隷の猿たちを隠れて集めて人間への反抗を指導するが、そんなことを始めれば1日でバレそうなものだけど。シーザーに電流を流す拷問で、確認もせずに死んだと思い込むのも雑。猿が勝利を収めた反乱も、あまりに簡単で都合がよすぎる。リアリティに欠ける雑なところがたくさんあるが、そこはマンガや童話のようにスルーしないといけないようだ。後に作られた『創世記』『新世紀』も人間への反乱が描かれているが、それらに比べるとストーリーが相当浅い。[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-07-02 02:06:27)《改行有》 30. ザ・スナイパー(2006) スナイパーのプロフェッショナルぶりに期待したが、そういう話でもなく。 スリルやサスペンス性に乏しくて特に盛り上がりもなかった。[地上波(吹替)] 3点(2015-02-26 23:04:48)《改行有》 31. 最高のともだち 《ネタバレ》 思春期の少年と中年の知的障碍者との友情物語というわけではなく、内容と邦題がマッチしていない。 少年に起きた悲劇はパパスの自転車盗難をかばったからだが、パパスを恨んだり怒ったりしないのはあまりに人間ができすぎていて不自然。 トムが妻に悲惨な過去を話した経緯もとってつけたようでピンとこない。 感動物のはずだが、感動できず。[DVD(字幕)] 3点(2014-09-18 21:00:41)《改行有》 32. さまよう魂たち ホラーとコメディは同居するには相性がよくないと実感。 これはその典型で、コミカルな要素が緊張感を削いでいる。 アクション、ラブストーリーの要素もあって欲張りすぎたようで、散漫で中途半端な印象になってしまった。[DVD(吹替)] 3点(2014-08-05 21:50:51)《改行有》
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