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1. サイレントヒル
《ネタバレ》 ゲームを映画化したもので、最初に完全に描ききった作品が多分これではないか、と思うほど忠実に、かつ独創的に出来上がっている。出てくる登場人物は殆どそのままだし、まるでいじる必要がなかったと言わんばかり。その上であえて主人公を男性から女性に変えたことで母性愛が発生し更に深みを与えた。例えばバイオハザードの、ヒロイック的な脚色は一般には向くが、ゲームファンとしてはある意味ガッカリだった。描くべき方向性を変えてしまったからだ。しかしこの作品には、その失敗は無い。ゲーム世界のあの異様・異形・異界、それを一人さ迷う恐怖。愛する子を必死に探すのみ。それらを全て描ききっている。そしてSFXに一切の妥協が無く、残虐さに戦慄し異様な美しさに愕然とする。少女の、最後のあの笑みが魅力的だが最高に恐怖を覚えた。そう、物語はまだ終わってない。
[映画館(字幕)] 8点(2006-08-02 04:04:29)(良:1票) 《改行有》
2. ザ・ロック
この時はほとんど無名といってもいいニコラス・ケイジが、ショーンコネリーと競演した作品。アルカトラズ島刑務所(通称『ロック』)細部のつくりが凝っていて、マニア受けしそう。主人公(ニコラス)のひ弱そうだが一本筋が通ったたのもしさを感じて、とても好感が持てる。ただし、脚本が普通なのと、悪役が悪に徹しきらないところがちょっと辛かった。このときのジェットコースター的ムービーでは光るものがありしっかり作ってある。7点(2004-09-16 13:15:13)(良:1票)
3. ザ・ターゲット(1996)
息もつかせぬ展開で、最後まで楽しませてくれる。6点(2004-09-16 13:06:45)
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