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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. さすらい(1957) 《ネタバレ》 1957年の作品で、しかも特別メジャーな作品というわけでもないので、画像の状態は良いとは言えなかった。 でも最近は1950年代~60年代のモノクロ作品を見慣れてきたせいか、大して苦にならなかった。 むしろ、アントニオーニ地獄にぐいぐいと引き込まれてしまった。 スティーヴ・コクラン演じる主人公の男はかなり横暴なキャラで、(内縁の)妻に暴力ばかり振るっている。 とてもじゃないが、共感できるような主人公ではない。 しかしただ単に乱暴な亭主かと言えばそうでもない。 一人娘をかわいがったり、妻に捨てられ弱いところを見せたりするのだ。 主人公の見せるこの「ギャップ」がとてもよかった。 妻に捨てられ、小さい娘を連れて「さすらい」の旅に出る辺りから、“ロードムービー”的な色を帯びてくる。 旅先で仕事を見つけるのだが、娘のことを考えて仕事をするのをやめてしまう。 なんて娘想いの父親なんだ・・・と思いきや、今度は唐突に娘を母親の元へ送ってしまったりと相変わらずハチャメチャな主人公。 そして最後は悲劇的な結末を迎えてしまう。 結局、最後まで優しい人なんだか何なんだか分からないキャラで、最後まで主人公に対して共感することができなかった。 しかし、何故だか主人公に対して愛着を感じた。 時折見せる「弱さ」みたいなものが、日頃横暴なキャラだけに際立ち、そこから人間味を感じ取ることができたからではなかろうか。 なんか最後まで救いようのない話で終始するんだけど、単純なハッピーエンドではないだけに、かえって心に残る一本となったようだ。[地上波(字幕)] 8点(2007-09-01 20:25:44)《改行有》 2. サーカス(1928) 《ネタバレ》 今更ながらチャップリンすげー!と思った作品。 アクションもチャップリン的な動きと演出で唯一無二だし、ちょっぴり切ない恋愛要素もある。 チャップリン作品の中でも上位にくる作品。 見るの後回しにしてきたけど、見てよかった![CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-26 14:21:24)《改行有》 3. 三人の狙撃者 コンパクトにまとまっており緊迫感があって、なかなか楽しめた。 最初から最後まで退屈せずにみる事ができた。[インターネット(字幕)] 7点(2020-10-16 22:57:17)《改行有》 4. サンセット大通り 《ネタバレ》 さすがの名作! 最初から最後まで退屈しない。 サスペンスにみちた雰囲気も終始損なわれず、ほんと楽しむことができた。 冒頭で主人公がプールに浮かび死んでいるところを見せておいて、その説明に入るという手順、ありがちかもしれないが、とても分かりやすい仕立てになっている。 バスター・キートン、エリッヒ・フォン・シュトロハイムが出てくるのも、映画ファンとしては、嬉しい限り。 サイレントからトーキーへ、時代の移り変わりについていけなかった元大女優。 栄光の日々が忘れられない。 それは、大成功を成し遂げ、名を馳せた人間にしか分からないであろう哀しさ。 人生の悲喜こもごもが素晴らしく巧く描かれている。 名作の名に相応しい、穴のない永遠の名作![ビデオ(字幕)] 7点(2011-03-28 00:53:52)《改行有》 5. 猿の惑星 有名すぎるラストにとりあえず7点をあげてしまいたい![CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-12 16:44:39) 6. サイコ(1960) ヒッチコック作品の中では今のところ一番好き。 特に雨の中の逃走シーンの緊迫感が最高。 ただし、最後の説明臭すぎる部分はマイナスポイント。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-11 05:32:06)《改行有》 7. 砂漠の流れ者 《ネタバレ》 ラスト30分まではかなり退屈に感じたが、終盤はとっても良かった。 砂漠の雰囲気も良い。[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-14 22:05:35)《改行有》 8. SOMEWHERE 《ネタバレ》 華やかに見える映画スターの表と裏の顔、陰と陽を描いていて面白い。 ソフィア・コッポラは相変わらず少女を美しく撮るのが、実に巧い。 父親とはしゃぐ娘だが、母親が戻ってくるか不安で、涙を流す。 それを優しく慰める父親。 切なくも、心温まる美しいシーンだった。[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-25 04:28:42)《改行有》 9. ザ・プレイヤー アルトマン作品の中では一番好き。[DVD(字幕)] 6点(2007-10-08 15:01:07) 10. 最前線物語 《ネタバレ》 どんなに過酷な最前線に送られても生き残る、1人の軍曹と4人の兵隊のお話し。 特に感銘を受ける事なく、ただ不毛な殺し合いを見届けたのみ。[インターネット(字幕)] 5点(2023-02-17 17:19:20)《改行有》 11. ザッツ・エンタテインメント 《ネタバレ》 ミュージカル映画のダイジェスト版といった感じで、ミュージカル映画が苦手な私でも気楽に見られた。 往年のスターのその後の姿が見られたのも興味深かった。 フレッド・アステアは以前から爺さんぽかったが、本作では本当に爺さんになっていた。 それでも姿勢は良くて、シャキッとしてたのはさすがだった。[インターネット(字幕)] 5点(2022-10-06 23:01:19)《改行有》 12. ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー 《ネタバレ》 ハードボイルドな雰囲気が漂い、小道具を使っての金庫破りなど、興味をひく部分はあった。 しかし、音楽はダサさ全開だし、どうにも話がくだらない。 そして主人公をカッコよく見せすぎなのが、観ていて恥ずかしくなる。 独りよがりな勘違い男の映画を観ている感じだった。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-06 11:31:36)《改行有》 13. サニーサイド チャップリン映画は無意味に暴力的な部分が多すぎる。 バイオレンスな映画は嫌いなどころかむしろ好きなのだが、平和な雰囲気をかもしながら、実は暴力的なのが好かないところ。 でも、そのユーモアあふれる暴力描写に思わず笑ってしまうのが正直なところ。 それにしても本作の終り方はあまりに唐突すぎて納得がいかない。 また、本作でも動物の使い方が実にうまい! チャップリンは動物使いの名人だ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-03 00:59:26)《改行有》 14. The Follow ウォン・カーウァイの送り出した幻の短篇。 幻と呼ぶには、取るに足らない作品だったが、さすがの映像美であった。[インターネット(字幕)] 5点(2008-01-21 21:11:40)《改行有》 15. 最後の猿の惑星 ここまできたら、面白いか面白くないかに関わらず最後まで観るしかないでしょう。[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-12 16:48:58)(良:2票) 16. 猿の惑星・征服 シリーズ全作を衛星放送にて通しで観たので、もはやどれがどれだけ見分けがつかない。[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-12 16:48:07) 17. 砂丘 男女がじゃれあう映像は飽きる。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-03 16:11:46) 18. サンライズ 内容的にはどうでもいい内容でした。 『イントレランス』や『カビリア』、そして『メトロポリス』辺りと比較しても、面白さ・インパクトの両面において劣っています。 “ムルナウのサンライズ”と聞いて、執念で探した本作ですが、期待が大きすぎたようです。 ここでの高評価を見る限り、どうも私はムルナウと相性が悪いようです。[ビデオ(字幕)] 4点(2008-06-29 23:35:14)《改行有》 19. ザ・コミットメンツ このバンドの歌声が好きな人か、太め(グラマー?)な女性が好きな人にはいいだろう。 この手の音楽と太めの女性には興味がわかず、漫然と100分ちょっとの時間を過ごしてしまった。[ビデオ(字幕)] 3点(2016-03-25 18:34:46)《改行有》 20. サウンド・オブ・ミュージック 《ネタバレ》 特権階級の身勝手で都合よすぎる行動に不快感が上昇。 女の方は、修道女でありながら規律を守らず、男に恋をして勝手に飛び出す。 男の方は、軍隊式教育で子供を縛りつけ、若い後妻をもらってご満悦。 子供は合唱に駆り出され合掌。 最後は都合よく小さい子供を連れての山越え。 いかにも戦勝国アメリカが作りそうな、綺麗どこ取り自分だけ幸せ取りな内容で、表面的に歌と踊りで綺麗に着飾っただけの、真実の見えない、まさにおとぎ話。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-02-24 23:19:20)《改行有》
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