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1. シザーハンズ
童話のような情景と、話に込められている静かな痛み。
「人を愛する時は、これだけ真っ直ぐでありたい」
と、思わせてくれた内容でした。
ジョニー・ディップは凄いですね。
孤独と、純粋さ、大事な人に触れる事も、自分に触れることも出来ない切なさがひしひしと伝わってきました。
街の人の反応は、ブラックユーモアも交えて面白い。(笑)
雪が降る度に思い出す映画になりそうです。[DVD(字幕)] 8点(2008-11-03 01:02:01)(良:1票) 《改行有》
2. シャイニング(1980)
ジャケットの顔が怖くて、ずっと手を出せなかった作品です。。。
思い切って観て感じたのは、色と構図の美しさ。
双方のドアから血が溢れて赤に染まる部屋と、対照的な雪の白。
景色の綺麗さもさることながら、人物も負けてませんね。特にあの不気味な双子…。
しかしあれだけ顔の濃い両親から、なんで美少年のダニーが生まれるのか。(笑)
試行錯誤をしつつ、カメラワークを追求したのが感じられました。
恐らく、色々な解釈がある作品だと思います。
「貴方はずっとここの管理人です」とすれば、ジャックは元々ホテルの世界の人間だったと言うことだし、
ジャックが酒と引き替えに命を差し出したのだとすれば、あの時点で、ジャックは人間ではなくなってるとも取れる。
それぞれに、明確な答えを出すよりも、この不気味さを感じただけで十分でした。
とりあえず、かーちゃん・・・映画を見終わった直後に、暗闇の中を無音で歩くの止めてくれ。。[DVD(字幕)] 9点(2008-10-09 00:30:02)(良:2票) 《改行有》
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