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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  勝利の朝  うーーーむ、邦題がチト誤解を招きそうな感じ。"Morning Glory"はラストでヘッジスがキャサリン・ヘプバーン扮するエヴァに語る舞台女優の運命を端的に比喩した”朝顔”のコトなのに…。さて、ゾー・エイキンスの原作をローウェル・シャーマン監督が映画化した本作の肝は何と言っても、「はぐらかし」言い換えれば「省略」の巧妙さにあると思う。アドルフ・マンジュー演じるイーストンと結ばれた一夜も然り、クライマックスの代役に抜擢された舞台上での演技も然り。ヘプバーンのエヴァ・ラブレイスそのものの様なギラつく女優魂を散々見せつけて凄まじいタメを醸成してから「さぞ激しく情熱的なラブシーンを…」とか「きっと素晴らしい舞台演技を披露してくれるに違いない」といった観る者の期待をスッと小粋に肩透かしを喰わせるのだから何ともニクイ。だからこそ、しがない女優志願の小娘が栄光を掴むまでの立志伝を80分足らずのコンパクトかつハイテンポに纏められたのである。しかし、ソレもぶっちゃけ最初のオスカー(主演女優賞)をゲットしたヘプバーンの卓越した演技&圧倒的な存在感あればこそ可能だったのであって、単純にどの作品にも応用できるわきゃ無いw。1958年にシドニー・ルメットが「女優志願」として(スーザン・ストラスバーグ主演で)リメイクしたが、コレもナカナカ秀作だった。邦題は寧ろ本作よりテーマを象徴して秀逸だったかも。オット本作は…キャサリン・ヘプバーンの溌剌とした演技(嗚呼こんな凡庸な表現しかできない自分の貧困なボキャブラリーが悲しい…)に8点!初めに述べた邦題のミスマッチで遺憾ながら2点マイナス。8点(2003-09-20 03:12:36)

22.  死霊の盆踊り  原案・脚本・制作を”史上最低の映画監督”エド・ウッドことエドワード・D・ウッド・Jrが担当し、A・C・スティーブンなるポルノ監督が演出したという最凶最悪の一本。コレは断じてホラーではない!と声を大にして言いたい。逆MVP?は裸踊りのネーチャン達…ではなく、クリスウェルとかいうオッサンだろう。何と言うか…非道い、余りに凄過ぎる、あの壮絶な大根ぶりは半端じゃねーゼ!!そもそも一体誰に見せたくてこんな奇天烈なZ級映画を作ったんだ?きゃつらは。観客をバカにするにも程があるぞ!も、もしエドが自分で撮っていたとしたら…うおおおおお!考えただけで身の毛が弥立つわっっっ!!!ビギナーは呉々も観ぬが吉~!!記念すべき初の零点は誰が何と言おうと絶対にコレっきゃナイ!?0点(2003-09-09 05:18:29)(笑:3票) (良:1票)

23.  ジーパーズ・クリーパーズ 《ネタバレ》  コッポラ製作総指揮の超駄作!スプラッタ・ホラー。実際の監督はビクター・サルヴァとかいう人物で脚本も書いている。コレがあれこれパクりまくった揚げ句に収拾つかなくなり丸投げしたようなラストで激しく萎え~。何なんだ?あの蝙蝠男は??ところで話は変わるが、弟役の俳優はどっかで見たと思ったら、何と「ギャラクシー・クエスト」で無線を使ってタガート達の危機を救ってたオタク少年ではないか!何でこんなクズ映画に…まぁ一応主役だからチャ~ンス!とか思ったんだろーね、トホホ。そんな哀れな彼(名前は知らん)に…3点進呈。3点(2003-09-09 03:01:04)(笑:1票)

24.  ショック集団  本作の監督サミュエル・フラーと言えば「撮影開始の合図にカチンコを使わずピストルをぶっ放す」「物凄い早撮り」等で世に知られた変人である。ゴダールの「気狂いピエロ」に登場して「映画は戦場だ!」という名言(迷言?)を放ったコトでも有名w。個人的な印象では、基本的に着想は奇抜なれど力量が伴わない作品が多い。本作も残念ながらその例に漏れない。自らの書き下ろしシナリオなので意欲作には違いないのだろうが、如何せんテンションが低く映画文法的な抑揚というかメリハリが致命的に欠けている。ヒッチ先生かワイルダー先生辺りに任せればグッと面白くなったかも。尚、余談だが本作を「木乃伊取りが木乃伊」的に評する向きが多いけれども、主人公は単なるジャーナリストであって別に精神分析医でも何でもナイのだから例えとしては不適切だと思う。6点(2003-09-05 04:35:34)

25.  ジュラシック・パークIII  CG恐竜がド派手にパワー・アップする一方で、脚本が壊滅的にダメダメになっている…。1作目が秀逸だったのはCG恐竜の魅力だけでは無かった点にスタッフが気付いていない。サム・ニールのグラントが木偶の坊過ぎ!ローラ・ダーンを再登場させたは良いが、中途半端過ぎ!完全にお子様向けにシフトしたシリーズ3作目に…軽蔑を込め5点。5点(2003-08-17 06:01:36)

26.  十戒(1956)  セシル・B・デミルという監督はサイレント時代からの巨匠として実に数多くの作品を発表してきたが、どうも個人的には何よりも話題性を第一に「これが娯楽だぁーーーーっっ!!」とでも言わんばかりのド派手なギミックに頼ったカントクという感が深い。本作は1923年にデミル自身が監督したサイレント版「十誡」(主演:シオドア・ロバーツ)のセルフ・リメイクである。旧約聖書の「出エジプト記」で有名なモーゼの生涯ををスペクタクル満載で描くコトに関しては新旧共通だが、23年版には”古代篇”に加えて”現代篇”なる後半部が存在するのが大きな違い。作品自体のクオリティで言えば、デミルの野心が強烈にアピールする23年版の方が若干優れているようにも思うが、オスカー特殊効果賞をゲットした本作もまぁ、結構見応えはある…かな。しかし、紅海が真っ二つに割れる最も有名なシーンにせよ、エホバの神の怒りが破戒の群衆を滅ぼす場面にせよ、オリジナル(23年版)の存在あればこそのド迫力であって、本作のみで傑出したオリジナリティを発揮した訳ではないので当然割り引き。あと、ヘストン扮するモーゼが若者から壮年になるあたりまでは押し出しも強く悪くないが、シナイ山で十戒を授かる老境の彼は(一応、白髪にヒゲぼうぼうではあるが)若々し過ぎて些か興醒めである。弟のアーロン役を演じたジョン・キャラダインと比較すれば一目瞭然。最後にもう一点、ヤッパ非キリスト教徒には3時間48分はチト長いってか余りに冗長(因みに23年版は2時間10分)だ~!!ま、良くも悪くも古きハリウッドを象徴する”見世物”映画ってコトで…取り敢えず6点。6点(2003-07-14 02:02:55)(良:1票)

27.  シンバッド七回目の航海  レイ・ハリーハウゼン渾身のダイナメーション映画の傑作!!サイクロプスVSドラゴンの死闘・ロック鳥のホバリング・骸骨とシンドバッドの激しいチャンバラ等傑作シーンが目白押しで、個人的には彼のベストワークとして推したい。俳優たちは別にどうというコトも無いが、コノ手の映画では明らかに人間の方がオマケなので当然。こういう拘りの手作り職人による特撮映画は今日では絶滅危惧種なので…ハリーハウゼンに敬意を表して8点!8点(2003-07-07 04:57:50)(良:1票)

28.  白い恐怖(1945)  結構辛口の方が多いですな。オチを早目に予測するのも結構ですが、ヒッチ先生の張り巡らせた伏線の数々をもっとじっくり味わって頂きたいモノです。あと、ジーグムント・フロイトの「夢判断」に精通していれば興味も倍増するかと。個人的にはラストで犯人と真っ正面から対決するバーグマンの情熱漲る迫真の演技に圧倒されました。数あるヒッチ映画ヒロインの中でも出色の出来ではないでせうか?ヒッチ先生が彼女をいたく気に入って「汚名」や「山羊座の下に」にまで起用したのも納得の素晴らしさ!!ところで、ダリのベストワークはブニュエルの「アンダルシアの犬」だと個人的には思っているので、本作の彼の仕事は殊更に絶賛する程には感じませんでしたが…。ペックがもうチョット味があれば、一般的な評価もワンランクアップするかもと感じて仕方がない本作には取り敢えず8点、というコトで。8点(2003-04-10 00:27:05)

29.  シルバラード  80年代に敢えて絶滅危惧種だった西部劇の復興を図ったローレンス・キャスダンの気持ちは分からなくもない。が、スコット・グレンにケビン・クライン、ケビン・コスナー、ダニー・グローバーと4人もガンマンを出して的が絞りきれていないのが痛い。B・デネヒーら悪役もインパクトが弱いし。かと言って同監督の「ワイアット・アープ」なんかよりゃ余程マシなんだが…。あと、深刻ぶった暗いリアリズム西部劇とか残酷マカロニに比べれば(一応)娯楽の王道を歩んでいるとも。90年代に起こった西部劇ブームの先取り感覚は買いましょう。6点!6点(2003-04-04 08:01:53)

30.  ショーン・コネリー/盗聴作戦  名匠シドニー・ルメットによる犯罪アクション映画。なんだが…ショーン・コネリーをリーダーとする一味が盗聴を駆使して盗みをするのかと思えば、さにあらず。《ネタバレ》逆にコネリーたちが盗聴されていて、しかも全然気付かずに強盗を計画しているのが警察に何もかも筒抜けになり、たちまち包囲されて呆気なく全滅という70年代テイストの悪しき典型とも言うべきストーリー。ボンド役者からイメチェンしようと必死のコネリーも、こんなお馬鹿な筋書きでは成功するハズもない。個人的には一味に加わったオカマの古美術商役のマーティン・バルサムが気色悪かった~!!クリストファー・ウォーケン哀れ。ローレンス・サンダース原作を大胆に脚色し(過ぎ)たのが敗因かと…。6点。6点(2003-03-31 01:55:18)

31.  ジョーズ3  最早アミティもブロディもへったくれもナシ。ひたすら虚仮威しの超つまらんサメ映画。制作費が何と1500万ドル!だって。一体どこに遣ったんだか…。デニス・クエイド哀れ。監督のジョー・アルブスもコレ一作でフェイドアウトは当然の報い。スピルバーグが凄い名監督に思えてくるナァ、続編を観続けてると。3作目だから洒落で3点が相応しい。3点(2003-03-22 12:33:37)

32.  シックス・センス  現時点で227人のコメント…。取り敢えずレビュー数一つ採ってみても、注目度の極めて高い作品だというコトは明白だな。にしても、「オチは聞いていた」という方の多いコト。映画情報誌で目にした方、知人から聞かされた方、色々かと思うが「気の毒に…」の一言。コノ手の映画でオチをバラされちゃあ、そりゃ興醒めなんてモンじゃ済まないだろう。幸い自分の周囲にはそんな無粋な人間はいなかったし、映画情報誌とかは一切見ない主義なんで、予備知識全くナシに観れた《ラ抜き表現》のが本作の場合「吉」と出た。ハーレイ・ジョエル・オスメント少年の演技は素直に「上手いってか上手過ぎ!」と個人的には思う。実際、本作の価値を限りなく高めた功績の大部分は実に繊細な彼の演技に負う所が大きい。本作のMVPであるコトは間違いないだろう。ブルース・ウィリスも抑え目の演技で健闘しているとは思うが、コール少年の怯える絶妙さと愛情に飢えた切なさを前にしては余りに分が悪い。チャッカリ出演もしているM・ナイト・シャマラン監督の練り込んだ脚本が第2の勝因かな。確かにオチはまぁ読めなくもないが、この場合はシャマラン監督の話術に乗せられた方が賢明だろう。兎に角、他に類を見ない異色ホラーであり、孤独な少年のドラマと見事に融合させたオリジナリティは評価されてイイのでは?残酷スプラッタとかが個人的に大嫌いなだけに、語り口の面白さで勝負する本作のような作品の登場は大歓迎である。8点!!8点(2003-03-09 02:51:45)(良:2票)

33.  シンドラーのリスト  オスカー・シンドラーの果たした人道上の功績は永久に称えられて然るべきものだが、スピルバーグにとってユダヤ人を救った英雄は何故真っ先に彼だったのか?救ったユダヤ人の数で優劣を決める事はできないとは思うけれども、杉原千畝やラウル・ワレンバーグはシンドラーとは比較にならない多数のユダヤ人を救ったというのに…。その後もスピルバーグは幾多の作品を発表し続けているが、彼らへのトリビュート映画は未だに制作に着手する気配がナイ。可能性のある解答としてはこうだ。「スピルバーグは兎に角、何が何でもオスカーが欲しかったのだ」「ワレンバーグや杉原では直接ナチスのホロコーストに絡むドラマティックなシーンは撮れない」「故にオスカー・シンドラーを映画化」。モノクロームの画面からスピルバーグの心理を読み取るのは困難だが、実際のところ「当たらずとも遠からず」ではないのか?と個人的に思っている。少なくとも「マイノリティ・リポート」や「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」なんかを監督している間は、悪いがこの考えは絶対に覆らないだろう。まぁ、例え見え見えのオスカー狙いでも映像の持つ力までは否定しないので(一応)7点。だが、個人的にスピルバーグの助平根性には可成り失望。オスカー受賞おめでとう。7点(2003-02-28 01:26:04)

34.  ジョニーは戦場へ行った  ダルトン・トランボというシナリオ・ライターを御存じの方は可成りの映画通です。戦前から活躍し、戦後間もなく全米を覆ったマッカーシズム所謂”赤狩り”で映画界を追われ、逮捕・投獄の憂き目に遭いました。出所後、職もなく苦慮する彼に救いの手を差し伸べた一人がウィリアム・ワイラーです。イアン・マクラレン・ハンター名義で彼がシナリオを書いたワイラーの作品が、アノ不朽の名作「ローマの休日」であることは今や有名な話ですね。その後も暫くは偽名での脚本を何本も執筆してきましたが、60年代に入って漸く本名を名乗るようになりました。そんな彼の唯一の監督作品が本作です。そもそもトランボが第1次大戦を元に原作小説「ジョニーは銃を取った」を発表したのは1938年のことでした。あまりに重く救いの無いストーリーに、映画化を積極的に検討するプロデューサーなど誰もいるハズもありません。自身で映画化に踏み切ったのは実に33年後の1971年でした。当然脚本も彼自身です。正に執念の為せる業と言うより外にありません。こうした背景を踏まえて観れば、安直な70年代テイストの後味悪さと全く次元を異にしていることは明白であるとどなたも気付くでしょう。凡そ戦死など一瞬の苦しみに過ぎません。物言わぬ肉塊と成り果てて、それでもなお実験材料として生かされ続けている境遇に耐えられますか?主人公が「殺してくれ」「殺してくれ」と絶望的にモールス信号を躰全体で発し続けるラストシーンに戦慄を覚えないようなオメデタイ方とは個人的に永遠に接点は無いでしょう。戦争の恐怖をこういった特異な形で突き付けたトランボ監督に敬意を込めて9点。明らかに王道ではないので個人的に1点マイナス。9点(2003-02-24 02:25:37)(良:2票)

35.  白雪姫  1937年と言えば日中戦争が勃発した年である。実に66年も前にライブ・アクション方式を駆使した斬新さと流れる如きモーションの滑らかさは殆ど反則!と言っても過言ではなかろう。この偉業の前にはグリム兄弟の原作に忠実か否かなど些末な問題に過ぎないと思わしめるだけの魅力が本作にはある。ウォルト・ディズニーの人柄そのものを想起させるような七人の小人たちの絶妙なアンサンブルと佳曲「ハイ・ホー」も見事。世界初の長編カラー・アニメーションを生んだ偉大なるウォルト氏に敬意を表して…9点。減点の理由?原作に対する読者の想像力を奪う可能性も秘めており、個人的にチト疑問が残るから…。9点(2003-02-23 02:51:04)(良:1票)

36.  ジョニー・ハンサム  ミッキー・ロークはハンサム?うーーーーーーん、よく分からないナァ…。ま、御本人は気持ち良さそうに演じているからイイか(^^)。個人的にエレン・バーキンがド迫力の悪女ぶりで怖かった~!!フォレスト・ウィテカーやらモーガン・フリーマンやらスコット・ウィルスンやら色々出演してて意外と楽しめるが、後味が余りよろしくナイので…4点マイナス。6点(2003-02-15 00:03:51)

37.  シンデレラ(1950)  御存知シャルル・ペローの名作童話をディズニーが映画化!!原作との差異に目くじら立てなければ、まぁ楽しめる。最高殊勲選手は「サラガドゥラ メティカブーラ ビビディ バビディ ブー♪」の歌も軽快に獅子奮迅の活躍を見せる魔法使い(フェアリ・マザー)。佳曲「ビビディ・バビディ・ブー」を生んだ功績に…7点。7点(2003-02-13 13:13:52)

38.  ジョーズ'87/復讐篇  ええ~~っ!!ブロディ、いつの間に死んじゃったの?何か未亡人になったロレイン・ゲイリーとかいうオバハンが主役になっちゃってるんですがぁ??マイケル・ケイン~懲りないヒトだねぇ、アンタも。「スウォーム」やら「ポセイドン・アドベンチャー2」やらへの出演から一体何を学習したんだ?しっかし、どうせ悪乗りするんなら「ニョキニョキッ!と物体Xチックに足を生やして上陸するリベンジ・サメの底知れない恐怖!!」…くらいな洒落っ気?というか暴走が欲しいよな、4作目ともなれば。それより何にもまして…音楽がジョン・ウィリアムズじゃなーーーーい!!本っっっっっ当に何から何まで取り柄ナシ。観ぬが吉~♪3点(2003-02-13 01:28:16)

39.  ショーガール  第16回ゴールデン・ラズベリー賞・授賞式に自ら出席し、授与された最低映画賞のトロフィーを笑顔で受け取った壇上のポール・バーホーベン監督曰く…「Something is better than nothing.」(何も無いよりゃマシ)だそうだ。まぁ、私ゃ男性の端くれなもんで(^^)…オマケして5点。他のラジー作品よりは潔いと言えば潔いと思うけどナ。5点(2003-02-12 03:02:01)(良:1票)

40.  十二人の怒れる男(1957)  嘗て無い密室ディスカッション・サスペンス・ドラマという斬新さは21世紀の今日まで類似品すらロクに出ず終いの正に画期的なインパクト!!”最も低予算で作られた名画”として不滅の輝きを放つシドニー・ルメット監督33歳の処女作にして最高傑作がコレ。勿論MVPは(元はTV版用に書いたとは言え)渾身のオリジナル脚本を書き上げたレジナルド・ローズ。しかし、それも凄まじいテンションを維持し続けるパワフルなルメットの演出あればこそ、これだけのクオリティとなりえたのでは?特筆すべきは12人全員のキャラクターが実に鮮やかに活写されている点だろう。並みの監督なら精々2~3人描ければ上出来の部類のハズ。そうすると、ヘンリー・フォンダの一人舞台になってしまっていた可能性は可成り高い。この点でも脚本の巧みさとルメットの上手さは群を抜いて素晴らしい。俳優もいずれ劣らぬ名演だが、個人的にはヘンリー・フォンダ演じる8番よりも、リー・J・コッブ演じる最後まで有罪を主張する3番よりも、ジャック・ウォーデン扮するナイターのコトばかり気にする好い加減な7番よりも、E・G・マーシャル扮する冷静な理論派の4番よりも、マーチン・バルサム演ずる冴えない進行役を務める1番よりも、エド・ベグリーの狂信的な10番よりも(長いっちゅーに!)、最も印象に残るのはジョセフ・スウィーニィ演じる老人の9番陪審員だ。イヤ、実にイイ味出してマス!!冒頭トイレからナカナカ姿を現さず顰蹙を買いまくるボケぶりから、一転してフォンダを支持するばかりか、冷静な4番を論破する活躍への対比は実に見事!!場面的には8番の畳み掛けるような挑発に問題となっていた少年の言葉「Kill you !!」を思わず叫び、ハッと我に返る3番のシーンなんて鳥肌モノの迫力。ああ~でも、クラクラ意見を変える12番役のロバート・ウェッバーもイイよなぁ。あと、ナイフの矛盾を指摘したスラム出身の5番を演じたジャック・クラグマンも好きだし…。そうそう、犯行現場に少年が戻った点に疑問を投げかけ、7番を厳しく問い詰めたジョージ・ヴォスコベックの11番も実にウマかった。忘れちゃいけない、何とも気の弱そうな2番を演じたジョン・フィードラー!!のど飴が場を和ませてたっけ。9番の爺さんを庇って3番をたしなめるエドワード・ビンスの6番もブルーカラー丸出し演技が良かった…って12人全員コメントしちまったよ~オイ。こんな空前絶後の本作に…10点満点以外ないっしょ。余談だが、初公開時には女性が全く出ない余りのムサ苦しさに大コケ。(某神隠しも受賞したという)ベルリン映画祭金熊賞を受賞してから一気に再評価されたそうだ。10点(2003-02-10 03:20:55)(笑:1票) (良:8票)

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