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21. シッコ
前作より、より分かりやすく、楽しく見ることが出来ました。アメリカの「惨状」が酷すぎて・・・日本はやっぱり良い国!世界一だな!なんて思っていたのも束の間、フランスやイギリスの進んだ制度の前では「あそこ(米国)よりまだマシ」ってなもんで恥ずかしくなるほどです。今回も色々と考えさせられました。ムーアの作品を見るたびにアメリカのイメージは最悪になりますが、それは彼が持つ愛国心の賜物なんだろうな、と思います。問題提起って大事ですね。日本にもこういった作品を撮る人がもっといなければならないと思います。[DVD(字幕)] 8点(2008-10-22 22:51:28)(良:1票)
22. 市民ケーン
時代を考えればこの完成度はかなりのものでしょう。前衛的な演出、よく練られたストーリーに今でも見劣りしない特殊効果。評価されているのにも合点がいきます。欲しい物は片っ端から手に入れていくケーンですが全編通して流れる孤独感は見ていて辛い物がありました。・・・でもオチが微妙かな。そこまで「バラの蕾」にこだわる必要もあったものかやや疑問。なんかスッキリしなかったのでこの点数で。[DVD(字幕)] 6点(2008-01-26 23:31:06)
23. シン・レッド・ライン
何か無性に見たくなって見に行ったのを覚えています。惨状の中に覗かせる自然の描写、音楽は共に美しく、自分には全編にわたってとても心地の良い作品でした。しかし唯一の盛り上がりは中盤の戦闘シーンだけなので、見る人によってはかなりの間延びを感じてしまうかもしれません。雰囲気を味わう映画だと思います。[映画館(字幕)] 7点(2007-08-14 19:21:26)
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