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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 新・刑事コロンボ/完全犯罪の誤算<TVM> 《ネタバレ》 さも、有能そうに振る舞いながら、殺人現場で物をかじっちゃうゆるさには苛っときますね。 あと、コロンボの辞書には捜査令状とか、捜査の適法性とか言う言葉はないんでしょうか?[DVD(吹替)] 5点(2012-07-23 14:12:07)《改行有》 22. 幸福の条件(1993) 《ネタバレ》 もしも、舞台が社会福祉が充実したヨーロッパとかあるいは日本であってさえ、もう少し不快感はなかったんだけど、これアメリカだよね。 金がなければまともな人間扱いされず、高額な医療保険に加入してなければ、絶対必要な医療さえ受けられない国。そういう国を舞台に、これほど単純な「金より愛」ってテーマで映画を製作するのってどういう意図なんだろうか、すごく疑問。偽善とかいうレベルですらない。 また、人物設定も酷くて3人ともあまり魅力は感じなかった。特に、平気で靴をテーブルの上に置き、ローンの猶予期限が切れたのにも気づかないで暴れる夫、幼稚としか言えず酷かったね。 ただ、レッドフォードとデミの別れのシーン、男のミエミエの嫌われるための芝居と、女がわかっていて受け入れるシーンだけは、ほんの少しだけ感じるものはあった。[DVD(字幕)] 5点(2010-05-12 10:27:49)《改行有》 23. 新・刑事コロンボ/迷子の兵隊<TVM> まあ、穴ボロボロの犯人で魅力がないんで、(塚、あんなつまんないアリバイ工作で、しかもそれを見破られたらあきらめるくらいなら、最初からアリバイ工作なんかしない方がまし)、作品自体の魅力に欠けるんですが。 それよりもコロンボに対して一番、違和感を持つ点が出ちゃった作品でした。もちろん、日本とアメリカでは法体系も、捜査基準も違うと思うんですが、少なくともまともな法治国家で捜査令状も、相手の承認もなしに、個人の家から物を持ち出すのはないでしょ、厳密に言えば窃盗罪ですよ、あれ。なんかコロンボって捜査の合法性怪しいの多いんだよね。 あと、将軍夫妻の互いに対する偽善ぶりも嫌でしたね。[DVD(吹替)] 4点(2012-07-16 21:19:15)《改行有》 24. 新・刑事コロンボ/死者のギャンブル<TVM> 《ネタバレ》 一応メインなのかな?庭師の誤爆事件。 別にコロンボじゃなくても、外部からの犯行と考えにくいこと、犯人と伯父との関係、犯人の経済状況、自動車の下に残っていた跡、これだけ揃えば、日本の極普通の警察だって、任意で引っ張ってガンガン調べますよ。 あとの二件の殺人事件は倒叙ですらない。 倒叙であってこそのコロンボなのに、製作者にはそれがわからないのか。 あと、非常に知的な犯人とのコロンボの対決も大きな魅力なのだが、全く知性を感じさせない二人の犯人。 内容的に特に破綻したとこもないから酷評はしませんが、ほとんど面白みを感じさせない作品。 自信を持って廃棄決定[DVD(吹替)] 3点(2017-05-28 14:37:30)《改行有》 25. 新・刑事コロンボ/影なき殺人者<TVM> 《ネタバレ》 呆れるのを越して大爆笑の作品でした。わざわざ写真のお面(プッ)かぶって、オービスに引っかかるようにスピード違反って。危ないにもほどがある。 頼む方も頼む方なら、頼まれる方も頼まれる方ですね。ま、このシリーズのレベルの低さがよくわかる作品でした。 ただ、部下の婦人警官が男性警官と同じ制服でなんか萌えたんで、+1w[DVD(字幕)] 3点(2012-08-11 13:08:22)《改行有》 26. 新・刑事コロンボ/だまされたコロンボ<TVM> 《ネタバレ》 まず、最初の件に関してのコロンボの推理、大穴があって無理あり杉。だって、アメリカ国内ならともかく、ロンドンの空港の税関、他人がなりすまして通過ってあり得ないでしょ?あったとしたらあちら側の大失態。替え玉自身が重大な犯罪者としてイギリスの警察に追われることになります。この件に関しては、脚本家が気がつかないわけないんで、あえてバックレてるような。 それから後の件は、とにかく「犯人がうかつ」の一言に尽きるわけで、あまり面白くありませんでした。いくらあわてててもふつう外しません?あんな音がでるもの。[DVD(吹替)] 3点(2012-07-23 10:31:29)《改行有》 27. 新・刑事コロンボ/幻の娼婦<TVM> 《ネタバレ》 あらかじめお断りしますが、完全に主観的な評価です。 犯人役の女優さん、その年代としてさほど不美人だとは思わないんだけれど、娼婦に扮した時、お肌が残念で、いわゆる少し年齢が上の方の似合わない厚化粧にしか見えない。(この女優さんの全経歴の中で、いわゆる女性的な魅力が中心になるようなヒロイン役がほとんど見当たらないことからしても、かならずしも自分の主観とは言えないのでは) すごい美人が来たと証言される、あるいは初めてあった男に追いかけまわされる、本当に作品世界を大切にするなら、ルックスを最重点においたキャスティングをすべきだったと思うがそうは見えない。 とりあえず、娼婦風の恰好、化粧をさせれば「大美人」の出来上がりってあまりに安易な製作態度では。 ものすごくつまらないことに拘ってると思われるかもしれないけど、一部の英米映画、ドラマ(とりわけコロンボ)のキャスティングの演技力重視、ルックス軽視の傾向と、さもそれが日本のキャスティングに比べて優れているように言われ、ルックス重視を幼稚であるかのように貶める傾向に苛っとすることが多いので。[DVD(吹替)] 3点(2012-07-16 18:57:37)《改行有》 28. 新・刑事コロンボ/4時02分の銃声<TVM> 《ネタバレ》 コロンボの中で、倫理的にコロンボの行動が最低な物、あるいは犯人があまりに愚かで最低なもの、いろんなジャンルで駄目な作品はありますが、これは作品自体がもう最低ランクでは。 どうして、私より先にレビューを書かれてる方がご指摘になってないか不思議なんですが、犯人がアリバイ作りのために行った、トリックが全くトリックになってない。 被害者が親機で通話してるのに子機で割りこんであたかも自宅で電話を受けたように見せかける。まあ可能でしょう。 そんなことをしたからこそ「留守番電話」の録音に自分の声が残ったわけで。 でも、ちょっと待ってくださいよ。なんでそれが自宅にいたことの証明になる? むしろその通話がされた時、被害者宅にいたことを如実に証明してるのでは? そうでなければ一本の通話として「留守番電話」の録音に残るはずがない。意味が分かりません。 まあ、警察の捜査官が全く他と情報を共有してなくて、当の捜査官さえ殺せばなんとかなると考える犯人の頭の悪さにも苛立ちますが、それはほかにもいたような気がするので[DVD(吹替)] 2点(2017-05-22 16:30:43)《改行有》 29. 新・刑事コロンボ/犯罪警報<TVM> 《ネタバレ》 コロンボが面白いかどうかの一つの基準に、犯人がどれだけ巧妙であるか、賢いかがあると思います。犯人のトリックが巧妙であればあるほど、それを見破るコロンボの魅力がより現れるわけで。 ところが、この犯人は一見巧妙そうに見えながら実は穴ぼろぼろ、これだったら別にコロンボじゃなくてもと思えてしまいますね。 1 吸ったこともない煙草を偽造工作に使おうとするから、もう最初から病死に見せかける企みがおじゃん。 2 被害者の文章のスタイルもろくろく確認せず、自分が作った文章をそのまま置いてくる、しかもプリンターから取り出すときの持ち方も全く気にしない。 だいたい、この煙草の吸殻や文書は不必要で余分なことをやったという感じが強いですね。灰皿に吸殻が欲しけりゃ、家の中のほかからもってくりゃいいだけの話で。 3 自分にとって致命的なビデオテープの入手先に関して全く無関心。どうやって手に入れたか知る努力はすべきでしょ。まあ、コロンボがあのビデオ屋にたどりついたのは僥倖かも知れないけれど、それにしてもまた別の人間が同じビデオを持って現れる可能性もあるわけだし。 そもそも車の中のテープ! 自分にとって致命的な情報を持ってる人間がどんな習慣を持っているか知らず、あるいは全く知ろうともせず、完全犯罪を企むなど、迂闊にもほどがあると思う。 もう、あのテープの存在が判明した段階で日本の警察だって、任意で引っ張ってガンガン調べますよ。 だから、アリバイのためのビデオの偽造とか、犬の引っかき傷とかはもう蛇足感が強くて。 かしこぶってる割に、かなり頭の悪い犯人、したがってつまらない作品。 迷わず廃棄決定[DVD(吹替)] 2点(2017-05-21 21:54:43)《改行有》 30. 新・刑事コロンボ/殺人講義<TVM> 《ネタバレ》 まあ、この作品そのものは、いつものコロンボが仕掛けた罠に犯人が簡単にはまるという、何作も続けてみてるとマンネリで飽き飽きはしますが可もなく不可もなくというとこなんですが、問題は冒頭近くでの犯罪学の講義でのコロンボの得意げなセリフ 「最近ある法律家のオフィスに行ったところご本人は不在、秘書は用足しに行ってたんで、私としてはこのチャンスを利用しない手はないと思って、オフィスに入ってってくずかごを…」 法律に法った適正な捜査は、基本的人権を構成する重要な要素です。もちろん、番組の製作者に「悪」を罰するためなら、時には基本的人権を侵害することも許されるという信念があって、この「コロンボシリーズ」が製作されてるなら、あえて頭ごなしに否定するつもりはありません。 しかし、どうでしょうか、コロンボの冗談めかした口ぶり、ふざけめかした態度。如実に、番組製作者の捜査の適法性に対する軽視、いやはっきり言うと重要性への無知が表れてると思いませんか? ずっと、このシリーズに対して持っていた疑惑がはっきりした瞬間でした。こんな低レベルの製作者によって作られたシリーズに、少なからぬ出費と時間を費やしたことが少し悔しい。 いやあ、何年も前に大仰に否定した割には、DVDを後生大事に其の後何年も保持。呆れたものです。 大上段に振りかざした上記の批判はもう今となっては、当たり前すぎて恥ずかしいくらいですが、そんなことよりそもそもこの犯罪計画成り立つでしょうか。 デジタル化が随分進んだ現在でさえ、ちょっと地下に入るとワンセグのテレビ映らなくなりますよねえ、数十年も昔のなんの工夫もない無線による映像が、ぶあつい駐車場の壁を超えて教室に、そして外部に、しかも極めて鮮明な画像。逆に、ドアロックの解除の電波がやはり何十メートル厚い壁を乗り越えて装置に届く。 はたして、番組の製作者、脚本家は実際に試してみたんでしょうかね?ものすごくいい加減で適当なトリックにしか思えません。 自信を持って廃棄決定![DVD(吹替)] 2点(2012-08-06 21:41:00)《改行有》 31. 新・刑事コロンボ/奇妙な助っ人<TVM> 《ネタバレ》 暴力団の準構成員が殺害される。決め手に欠ける刑事は、被害者が所属した暴力団の組長と図り、容疑者を脅迫、監禁、暴行させ自白に追い込む。 ま、簡単に日本風に翻案するとこんな感じになります。合法性、適法性に関する意識が非常に乏しいシリーズであることは重々承知なんですが、それにしてもこれはあまりに酷い。 社会正義という観点からもどうか? こんな脚本を書く製作者の知性も疑わしいが、こんな内容が問題視されず受け入れられてしまう、アメリカの国民性も嫌いだ。「正義」のためにはどんな手段も許されるってとこですか?[DVD(吹替)] 1点(2012-08-20 11:52:57)《改行有》
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