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41. 60セカンズ ドミニク・セナの演出がツボをはずしまくっていて、テンポが悪い。こういった作品の場合、中身がうすくてもそれなりに楽しめることがあるのだから、セナにはがんばってほしかった。ニコラス・ケイジはこの頃映画に出過ぎ。せっかくの演技センスも自ら放棄してしまっているようなやる気のなさを感じる。そろそろ作品を落ち着いてじっくりと選び、渾身の一作を観たいところだ。3点(2003-11-28 14:50:19) 42. G.I.ジェーン 論議の的となる男女平等問題。しかし、本作はその視点からは逃げている感じを受ける。というのもあまりにもデミの設定をスーパーウーマンに設定しすぎていて、本質的な男女の肉体的・精神的な差異から生じる諸問題についての言及を行っていないためである。それにしても・・・デミは様々な作品で本当に頑張っている。その頑張りはすでに男勝りであるとともに、女性の共感を得られるヒロイン像の創造という点では全く空回りしているのが事実でもある。3点(2003-11-28 12:50:55) 43. ジョー、満月の島へ行く 《ネタバレ》 結局本作では何がしたかったのだろう。「余命半年と宣告された男の悲哀をコメディタッチで描く」と聞けば、まぁ興味は持てる題材なのだが、プロットといい、着地点といい最後まで制作側の意図がわからなかった。このジャンルでは当時最高ともいえるキャスト2人がまったく活かされていないのも残念。ハンクスのユーモアすら感じられないのだから・・・。2点(2003-11-30 16:22:35) 44. ジャッジ・ドレッド(1995) スタローン擁護派の俺もこれはかばいようがない。コミックの映画化とはいえ、あまりに中盤の展開は間抜けではないか? 原作コミックは未読のため判断はつかないが、少なくとも映画のプロットはひどい。これでもシリーズ化を狙っていたというから驚く。そして、肝心のスタローンだが・・・もうこのシリーズやることないから許してやってくれ、みんな。頼むっ!2点(2003-11-28 18:55:45) 45. ジム・キャリーのエースにおまかせ 前作『エース・ベンチュラ』にはキャリーの魅力が詰まっていたが、本作ではパワーダウン。やはり監督の交代が痛い。後に「親指』シリーズを撮るオーデカークは、キャリーの毒気を活かしきれず、パロディなど無難な笑いに走るばかり。「ペットディテクティブ・エース」は秀逸なキャラなので、できれば1のトム・シャドヤック監督で3の制作を希望。2点(2003-11-28 17:08:54) 46. JM バル・キルマーは降板して正解。巧みな心理を表現できるキルマーは本作にはもったいなく、演技は下手だが娯楽作ではスクリーン映えするキアヌが主演となったのは、ビジュアルだけで押す本作には結果オーライ。とはいえ、平板なプロットゆえ何も面白みが感じられなかった。確か、ラングレンも誰かが降板して急遽キャスティングされたはず。役の向き不向きなど関係なく、予定通り撮り終えるために、手当たり次第に交渉した結果なのだろう。2点(2003-11-28 13:32:56) 47. 幸福の条件(1993) スキャンダラスな題材選びで話題をさらうエイドリアン・ライン監督だが、ネタぎれ? この題材ならば、レッドフォードの役を色気のない中年男性、ハレルソンに夫として申し分ないと思われる初期設定を与えて、はがれていく夫のメッキ、じわじわにじみだす中年男性の魅力、そして金で買ったことへの後悔、など人間の本質を浮き彫りにするための工夫が必要であったように思う。2点(2003-11-28 12:25:17) 48. 恐竜小僧(ジュラシック・ボーイ) M・ショートは決して嫌いな俳優ではないが、ちょっとこれはやりすぎ。元気良く彼が暴れれば暴れるほど、こちらはひいていく・・・。2点(2003-11-24 12:27:22) 49. JFK 《ネタバレ》 これが完全なフィクションならば、演出力の巧みさ・キャストの演技ともに高得点。しかし、やはり現実の事件を扱い、裁判において無罪を勝ち得た人物を犯人と決めつける視点は何があっても許されるべきものではない。しかもXなどという根拠のない人物まで登場させて・・・。本作によって犯人と決めつけられた人物およびそのご家族の方々の心境・今後の生活を考えると、これはメディアの暴挙としか言いようがない。0点(2003-11-28 13:19:20)(良:2票)
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