みんなのシネマレビュー |
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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
61. ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 得意の回りくどい会話を重ねながら、いつしかベタな王道を歩んでいる作りは、さすがタランティーノ。基本に忠実であることと、オリジナルなひねった味を出すことをきっちり両立しているのも、さすがタランティーノ。伝統と洗練の両方が存分に味わえる作品です。160分ありながら、ほとんど退屈しないのも凄い。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-08-17 02:03:10) 62. 十戒(1956) 《ネタバレ》 導入部は単調なやりとりでかったるいと感じていたのですが、モーゼが宮廷を追放されてからがやっとこさ始まり始まりですね。とりあえず、出エジプト記の内容が整理して理解できたのは、ためになりました。あと、セフォラとかリリアは、結構魅力的なキャラクターだと思っていたのですが、最後の方はほったらかされ気味だったのがちょっと残念でした。 [DVD(字幕)] 6点(2013-08-05 02:11:02)《改行有》 63. シティヒート(1984) せっかくのキャスティングを全然生かしてないような・・・やっぱりイーストウッドは、通常人の皮を被った実はかなりずれてる奴、という役のときが一番光っていますね。この作品では、あまりにも普通すぎ。[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-04-07 00:20:19) 64. 幸せのポートレート 《ネタバレ》 この主人公は、気が強いとか神経質とかいうよりも、言動はむしろ人格障害とかヒステリー状態に近いんですよね。なので、話の前提の部分で説得力がありません。みんなの心理が動き出してぶつかり合う翌朝のところは多少面白いのですが、それ以外の部分は凡庸で、さりげなく豪華なキャストが生かされていません。ただ、クレア・デーンズを素直に魅力的と感じられたのは久しぶりかも。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-28 03:28:44) 65. 幸せの1ページ ジョディにしてもアビーにしても、よくこんな作品に出演を了承したなあ、という感想しか出てこない。U2の"Beautiful Day"に2点。[DVD(字幕)] 2点(2012-12-01 00:41:01) 66. 人生万歳! アレン作品にしては見やすく違和感が少ないかと思いながら見ていましたが、結局ドラマらしいドラマはありませんでした。[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-10-22 01:55:55) 67. ジェイン・オースティンの読書会 設定も進行も作為的だし、会話もものすごく表層的。小説作品を作品として捉えず、単なるネタとしてしか扱っていないからそうなる。[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-07-30 00:49:02) 68. 人生はビギナーズ 《ネタバレ》 事前の予想に反して、父親は作品の冒頭数分で亡くなってしまう。あとは、その後の自分の生活と、父親の言動の回想(さらには、自分の幼少時の回想)が重なり合ってくるという仕掛け。ただ、そうであればなおさら、その父親の存在を自分がどのように乗り越えたのか、という点が重要になると思うが、その辺はあまり明確ではない。女性と無事つきあえるようになりました、というだけでは、物語の着地点としては弱すぎる。[映画館(字幕)] 5点(2012-03-12 04:13:44) 69. ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密 《ネタバレ》 ビル・パクストンがナビゲーターを務めているという時点で、私は涙が止まらない。しかし、もっともらしく登場しながら途中からはなぜか急に出番が少なくなってしまうといういかにもパクストンな展開は、さらなる涙をあふれさせる。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-06 02:29:06) 70. ジョニーは戦場へ行った 《ネタバレ》 設定の強烈さでインパクトのアドバンテージが生じているような気はするのだが、しかし、その置かれた状況を余計な加工をせずに一直線に描き出している誠実な手法が、今日に至るまでの作品としての衝撃を維持している。「俺を見世物にしろ」という単純な一言があまりにも重い。[DVD(字幕)] 7点(2012-01-01 02:10:21) 71. ジャイアンツ 全体がとてつもなくゆったりじっとり進行していくのに、結局は個々のキャラクターの描き分けがあまり上手くできていないので、ただ長いだけに感じてしまいます。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-27 03:19:47) 72. シン・レッド・ライン これだけの豪華キャストでも、監督にとっては全員駒にしかすぎないというワガママぶりが素晴らしい。俳優陣の見せ場などはことごとく無視、あくまでも撮りたい映像をひたすら撮り続けるだけ。その徹底ぶりは、それはそれで潔い。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-18 05:08:41) 73. ジャック コッポラとロビン・ウィリアムスはまったく合わないということを如実に示してしまった作品。全体を通じた雰囲気が妙に重く、ロビンの持ち味をことごとく封殺している。というより、ロビンが子供を演じているようにしか見えず、大人の中身が子供であるという人物がそこにいるように見えない。その他の描写についても、外見と内面のギャップがもたらすおかしさや哀しさが浮き彫りになっておらず、またラストへ向けた持って行き方も、何とも安直。[DVD(字幕)] 5点(2011-10-05 02:10:38) 74. ジェシー・ジェームズの暗殺 《ネタバレ》 とにかく長くて単調で、登場人物の人生のドラマチックさなどまるで表現されていません。しつこいナレーションからもそれが分かります。暗殺後に延々とだらだら続く終末までの展開も、中途半端なだけの印象。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-06 01:22:14) 75. シルバラード 《ネタバレ》 実に何のひねりもない勧善懲悪一直線の西部劇なのだが、変にぶれていないところが、青春映画っぽい雰囲気もほんのり漂っていて良い。ただ、音楽が俗っぽい上にしつこいのが気になった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-04 00:22:13) 76. Gガール/破壊的な彼女 《ネタバレ》 Gガールが暴れる場面で本気で暴れているのが敗因。あれじゃただの暴力女でしょ。スーパーガールとしては超人的活躍をしつつ、恋愛の場面ではただの人に戻る、というギャップが笑いと可愛さを生み出すはずなのに、これではストーカー撃退話です。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-07-09 23:58:47) 77. JFK 《ネタバレ》 前半部分は、登場人物がごちゃごちゃしていたり、実写と再現が不規則に入り混じっていたりして、あまり入り込めなかったのだが、一気に喋りまくりのサザーランド、そして最後のコスナーの30分超えの論告は圧巻。ただ、話の性質上、オズワルドはシロということは論証できても、そこから先は推論の域を超えないというのが、映画として見た場合でも、何とも歯がゆい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-04 01:16:48) 78. シャレード(1963) 主演の2人が常に同じような感じで同じような演技をしているため、この人たちはどこでどうしたいというのがよく分かりませんでした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-05-19 20:59:20) 79. 主人公は僕だった 《ネタバレ》 作中の人物と作家とが対面して人生がクロスするというのは、どちらにとっても、次元の境界が消滅するほどの重大な事態なのであって、そうであれば、もっともっと日常からの逸脱や破綻を期待してしまうわけなのです。ところが、この作品では、その後も何となく無難に収束してしまって、せっかくの物語としてのインパクトを弱めています。あえていえば、原稿を読み終わった教授が平然と「この物語は傑作だ。だから君は死ぬしかない」と言い切るところなどは、逸脱の萌芽が見えていたりしますが、それもそこだけで終わってしまいました。似たような発想の「トゥルーマン・ショー」と比べると、突き抜け度において大きな開きがあります。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-25 03:08:03) 80. しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 みんなが期待するとおりにそのまんま進んでいるだけであって、ドラマもなければ変化もない。無難にまとまってはいますが、映画というよりは再現特集番組に近いのではないでしょうか。キャシー・ベイツも全然活用できてません。ヤングMCの"Bust A Move"というかっこいい選曲には+1点したいのだが、事故の原因として使われてるんでは・・・。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-03-16 03:12:14)
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