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1. 白いドレスの女(1981)
ブレイク前のキャスリーン・ターナーにしては、堂々とした悪女振りです。ねっとりじっとりした気候のなかでの白昼夢のような一編。ウイリアム・ハートのワイシャツの背中がいつもべっとりとしていたのが記憶に残ります。最後のシーン、南海の楽園(タヒチ?)でくつろぐ彼女のそばに寄り添う男(顔は見えない)が、狂言廻し的な役割のあの検事であったなら、続編ができたかも。。6点(2003-08-24 09:40:49)
2. ジョー・ブラックをよろしく
[由布]さんも書いていらしたように、よく出来たお伽噺だと思います。映像もソフトフォーカスでありながらキリリと締って、随所に美しい個所があります。 そして最後の最後に素晴らしいエンドロール。黒のバックにクレジットが流れる普通のそれですが、その時に流れるイスラエル(イズリアル?)の唄がなんとも言えずイイ!「虹の彼方に(オーバー・ザ・レインボー)」とサッチモの「ホワッツ・ア・ワンダフルワールド」の二曲をアレンジしてウクレレ1本で聞かせるその唄がイイ!! 西洋の方の宗教感にはあいにく通じておりませんが、単純に「虹の彼方に素晴らしい世界が....」と読むとこのお話が見えてくるのではないでしょうか。 ちなみに、この曲はイスラエルのアルバムにも収録されていますが、サントラ盤も映画の雰囲気を伝えていて良かったですよ。6点(2003-04-28 18:22:06)
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