みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 処刑人 「処刑人」と言う邦題が嫌いです原題のままのほうが中身同様かっこよくて好きです。正義と愛に満ち溢れており、兄弟がジャレ合うところは子犬がジャレてるようでかわいいし、父親はとても偉大です。理屈ぬきに大好きです。10点(2003-06-05 11:58:36) 2. 十二人の怒れる男(1957) 三谷作品からこちらの存在を知り見たわけですが、スケールが違いますねえ。本物です。陪審員達が評決ルームで議論するただこれだけの話ではあるのだが、彼らはそれぞれの生活、立場で意見を出し合う。映画の中では写っていない彼らの生活までもが感じられる。12人一人一人が生きている作品です。10点(2003-05-27 16:43:35)(良:1票) 3. 情婦 【りく&あん】さん 同様、主役が高木のブーちゃんじゃないかと因縁つけながら「アイツ絶対アヤシイよ、絶対。間違いないっ!」てな事を一人で思いつつ「なっ!やっぱりじゃねーか」ってTVに向かって勝ち誇ったのもつかの間、「チョッとここじゃまずいって!うわっ!」「なっ思ったとおりだよ」「いつ思っとってん!」と一人ボケツッコミしてしまう映画。いや~オンナを裏切っちゃあきません。9点(2004-03-19 01:12:05)(笑:1票) 4. ショコラ(2000) 沈んだ時に観たせいか、とても勇気づけられ元気になった。古いしきたりや習慣に囚われず、己の信ずる道を堂々と歩めばいいじゃないか。またジョニーデップのギターがかっこいいです。サントラ買っちゃいました。9点(2003-11-16 11:40:06) 5. ジャッキー・ブラウン 44歳の前科持ちの黒人スチュワーデスと56歳の真面目な保釈金融業、この設定だけで既にヤラレちゃいます。ここに最高の音楽が乗っかり、細かなカットもテンポよくカッコよく見せられれば、文句の付けようが無い。サミュエル、デニーロ等周りの役者も効いててとても面白い映画でした。9点(2003-11-16 11:33:26) 6. シャイニング(1980) 閉ざされた空間の中で壊れていく人間の狂気が、綺麗な映像とジワジワと迫ってくる音楽によってより強調される。ただ黒人シェフの役割があれだけとは、予知能力の意味ないじゃん。 9点(2003-08-29 17:43:34) 7. シザーハンズ バートン流エレファントマンであり、バートンのダークさ、グロさ、マニアックさなどを全てエドワードが体現し、バートン=エドワード対世間の対立関係が、エレファントマンほど人間の醜さを前面に出さず、とてもファンタジックな寓話に出来上がっている傑作です。 9点(2003-07-22 10:51:18) 8. シンシナティ・キッド 《ネタバレ》 勝利の女神を失ったことから彼の勝負運も尽きてしまったんでしょうネ。相手の裏のウラまで読み尽くした挙句の大勝負、実に緊迫したシーン...キレイ事ばかりでは世の中は渡っていけない、人生とは一筋縄ではいかないもの。勝利至上主義か?はたまた自らの信念を貫くのか?ポーカーに負けて勝負に勝った、マックイーンは男だなァ。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-27 22:41:44) 9. 知りすぎていた男 ヒッチコック自身の「暗殺者の家」「39夜」を新たな要素を組み込み焼きなおしたような作品。過去の作品のような強引な展開力に比べ流れがスマートで、ラストの下げもしっかりオチが付き上手いです。鐘の音、シンバル、オーケストラにケセラセラ、音や音楽をキーにより洗練されたまとめ方がされています。ケセラセラの歌声と口笛このシーンは何度見ても良いですね。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-11 18:03:15) 10. シン・シティ 漫画やコミックを実写化するという場合、いかに現実化させるかと思っていたので目から鱗、実写をいかにマンガに近づけるかという手もあったんですね。白と黒の世界にたまに見せる毒っぽい、キツメの原色がかなり効いてます。つねに流れる風やコミックらしい動きのカット割りがアニメーションじゃなくマンガの風合いでいいです。ストーリーも男臭さ漂うハードボイルドな世界、善悪や法律よりも”オレがルールブックだ”的な愛、ポリシー、生き様が直球勝負でガンガン攻めてきて気持ちいいです。ただ3つの話しの係わり方をもう一捻りして欲しかったです。[映画館(字幕)] 8点(2005-10-10 21:44:43)(良:1票) 11. シモーヌ 映画界、マスコミ等に対するブラックユーモア満載でありながらアンドリューニコル監督らしいキレイな映像、宗教観、倫理観を見せてくれる映画。ニコル監督自身がシモーヌと結婚するオチの付け方にもご祝儀1点。DVDで観られる未公開シーンこそ毒気がさらに強く面白く、フルバージョンであったならばと思うと残念です。プルート・テイラー・ビンスの目玉ユラシもカットされていて可哀想。8点(2004-05-22 09:28:54) 12. 勝利への脱出 昔見た時はスタローンとサッカーが飲み込めずイヤでした。が十数年ぶりに観たらずいぶん良いじゃないですか。ペレの「今やめると、心に一生傷を負う」ってのがさすが神様ですよ。独軍将校も拍手してしまうバイシクル。引き分けで終わるのも勝敗が出る戦争に対して勝敗も国も民族も関係ないスポーツのすばらしさを感じさせる。ラストの観衆が雪崩れ込む姿はさすがレジスタンスの国と唸らされます。エンディングのキャストじゃなくプレイヤーってのがまたいいですよ。8点(2003-11-16 17:52:05)(良:1票) 13. 市民ケーン 有名なんで見ておこうと思い見ましたがなかなかNo.1とは言いませんがいい映画でした。ローズバドが何か解らなかった人は面白くないでしょうね。私の最後の言葉は何にしよう。8点(2003-10-20 00:00:56) 14. シカゴ(2002) 食わず嫌いなミュージカルですが非常に面白かったです。レニーはキュートでこんなにかわいかったけと思いました。彼女はずい分ダイエットしたんでしょうか。想像以上にパンパンなのがキャサリンでした。グラーマーを超えてましたが役的にはあれも迫力あってOKかな。ベビーフェイスとヒールの対比もがお決まりではありますがはまってました。ただリチャードギアがダメですねえ、ニヤケ面がどうにもひどくって参りました。オールザットシカゴってな感じです。8点(2003-05-26 14:23:53) 15. 始皇帝暗殺 組織の王として人を殺してきた男と刺客として人を殺してきた男、自らの生まれながらの罪のため人を殺し続けなければならない男と自らの過去を悔い改め剣を捨てた男、対極を成す2人の男たちが1人に女を愛した事によりやがて剣を交える。巨大な城郭や人海戦術の大エキストラの迫力はサスガ中国と感心させられる。コンリーの魅力に対して肝心の二人の魅力が乏しい。この映画の対極の二人と映画の女神を愛した「始皇帝暗殺」チェンカイコーと「HERO」チャンイーモウの二人が、どちらがどちらとは言わないが妙にかぶる気がする。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-26 22:29:44) 16. 新米雑役夫 やる事成すことダメな雑役夫、濡れ衣着せられて追いかけられる、そんなオチかと思いきや事件は解決ヒーローに嬉しいような悲しいような・・・たまにはスカッとしていいかな。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-21 09:00:06) 17. CQ 60年代テイストがよく出ていたし、音楽もカッコ良く、好きです。なんか子供の頃「ドラゴンフライ」のような映画って好きだったもんなあ。7点(2003-12-22 13:31:27) 18. 13F オチが気に入らない、あんなオチはおかしすぎるよ。よく出来てるストーリーで楽しめたのに全部を台無しにしてしまうような酷いオチ。しかし、きっと彼もまたぐレッチェンモルにまた捨てられるんだろう、と思うと深いかなあ。 7点(2003-07-21 21:44:21) 19. 白い恐怖(1945) フロイト、夢判断、退行催眠といった心理学の要素を盛り込んだサスペンスに、さらに夢の世界をダリが作り上げる。サスペンスとしては物語に無理があるのは間違い無いが十分楽しめる。[DVD(字幕)] 6点(2005-04-10 21:12:13) 20. ジャンヌ・ダルク(1999) 戦争英雄譚かと勝手に決め付けていたんで、後半は意外と面白かった。神の啓示はともかくとして上り詰めるまでがイマイチ説得力がなく面白みが足りない。大衆煽動者である一方、死なないヒロインとして周りから祭り上げられのと逆に、自身は死を怖れを感じ、為政者からは疎んじられる。洋の東西、時代は問わず、英雄の最期の一つのパターン。彼女が本当に救われたかどうかは彼女しか判らない。6点(2004-09-25 11:16:45)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS