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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  シンドラーのリスト 《ネタバレ》 やはりシンドラーとユダヤ人従業員たちとの別れのシーンが一番印象的。もっとも偽善的に見える演出、セリフ、シーンかもしれないが、実はあの瞬間から、ユダヤ人たちには通常の日常が、シンドラーには本当の地獄が始まる。敗戦までは、明日をもしれない緊張感で気がまぎれていたかもしれないが、いざ平和になると、助けた人の数よりも、助けられなかった人への悔恨がふくらんできて、始終彼を悩ましただろう。金のボタン1個で人が1人救えたという勘定をしてしまうくらいだ、何を見ても聴いても、ことごとく人間の命に換算してしまったろう。幸せになれるわけがない。案の定、その後は結婚も事業も全てうまくいかず、晩年は不遇だったというテロップが流れる。彼は大勢のユダヤ人を救ったけれども、逆に彼らがどれほどの人数をもってしても、たった1人の恩人を救うことはできない。この矛盾は、あのラストでいぶし銀のように光っている。達成感のない偉業というのは、悲惨だ。[DVD(字幕)] 9点(2009-11-25 09:57:38)(良:3票)

2.  シングルマン 《ネタバレ》 同性愛の偏見が強い時代の割には、いとも簡単にそれらしい相手に遭遇できるのが不自然だった。パートナーにはなかなか巡り合えないゲイだからこそ、相手に先立たれるショックははかりしれないと思うのだけど、次から次へといい男が向こうからやってくる。それこそバスのように。この辺の違和感が少し引っかかったが、上質ないい映画を見たという余韻があった。 別れた元妻は、今でも心の友。マイノリティであるゲイと知りながら、師のために銃をわが身に隠す美しい教え子。渋いなあ・・・。口数の少ない主人公をコリンが抑えた演技で演じているから、画面から彼の気持ちがにじみでているように思えた。[インターネット(字幕)] 8点(2017-11-14 00:25:39)《改行有》

3.  将軍の娘/エリザベス・キャンベル トラボルタ演ずる調査官のキャラクターがすばらしい。一見軽そうで、正義感が強く情にも深く情熱的、反骨精神に富みながら任務に忠実でやり手、TPOをわきまえた話し方ができ、ここぞというときは頼もしいファイターになる。別れた恋人に未練たっぷりでも、一人暮らしの冴えなさはみじんも見せない。こんなにバランスのとれたヒーロー像は珍しい。しかも驚くほど自然な演技で、地のようだった。小説ではエリザベスの存在感がとても大きく感じられたが、映画ではなんといってもこの調査官だ。[DVD(字幕)] 8点(2007-12-12 14:31:52)

4.  シークレット・アイズ 《ネタバレ》 13年間の前と後も同様に美しいクレアと、深い悲しみにすっかり老け込んだジェス(この無情な対比に、ジュリア・ロバーツがよくこの役を引き受けたなあと驚いた)。2人は決してハグを交わさないが、心の底で互いにリスペクトし、いたわり、大事に思っている。2人とも、低い声で話す抑えた演技がそれぞれ個性的で、どちらも目が離せない。間に入ったカステンがまた絶妙な位置にいて、トライアングルの均衡は崩れる気配がない。 ただ、ストーリーが痛い。モラレスのやり方もどうかと思うが、仲間内の不幸を最優先し、良心を傷めることなくテロリストの検挙を度外視しているカステンはプロ失格だ。この点だけは全く共感できない。9.11の事件が起こってまだ間もないのに、ジェスの娘のように命を奪われる犠牲者が多数発生するリスクを、なぜカステンたちは軽視するのだろう。そもそも、ビジネスライクに現場にやって来たカステンやジェスにかなり違和感があった。自分の人生に関わる人間が被害に遭わなければ、本気になれないのか。他の命を軽視しているように見えて仕方がない。テロ犯罪防止とレイプ殺人検挙の狭間で、主要キャストたちが悩みくドラマを見たかった。 また、被害者遺族が復讐を果たすことが許されるなら、納得できない法の裁きを受け入れ、一線を越えることなく耐え忍んでいる一般の遺族が浮かばれない。穴を掘り続けるカステンに、どうしても共感できなかった。ただ、愛する子供を理不尽に奪われた遺族は、加害者に対し、これほどの憎しみを生涯持ち続けるのだと訴えているこの作品は、一見の価値ありと思う。[インターネット(字幕)] 7点(2019-03-26 15:19:19)《改行有》

5.  シビル・アクション 《ネタバレ》 この映画の後で「エリン・ブロコビッチ」を見るべきだった! そしたら2倍カタルシスを味わえた。問題の水が入ったコップが印象的に何度画面に映し出されても、シュリクマン弁護士はぴんとこない(別の突破口を開きはした)が、エリンは抜け目なく汚染された水を交渉相手にふるまうしたたかさに出る。この打てば響く演出を見ても、家事の経験や母性本能をもつ女性に男性はとうてい勝ち目ないかも(笑)。同じキレ方でも、シュリクマンは1人部屋にこもって物をなぎ払い、エリンは誰であろうと不愉快な相手に説得力のある痛快な啖呵をきる。また遺族と弁護団、事務所の各チームワークがばらばらな「シビル」に対し、「エリン」では原告たちの個人情報を全て暗記し、個人レベルで励まし続け、ラストでは全ての人間関係、莫大な賠償金、高額な手当を手中に収めた。ただ、だからといって「シビル」が駄作とは思わない。あくまで民事における失敗と成功の各好例ということだ。蛇足だが、原告の女性には心底腹が立つ。ラストはもとより冒頭のラジオ放送の飛び込みからして失礼千万。自分の問題に強引に関わらせたせいで他者の生活を脅かしたとは考えないのか。世話になった弁護団をねぎらうどころか無能呼ばわりするようなモンスター親など、同情する気には到底なれず。ただ視聴者がこの女性に共感できるよう作られていなければ、この作品にとっては致命的なのでは。[DVD(字幕)] 7点(2008-07-28 23:12:19)

6.  ジュラシック・ワールド 以前の「~・パーク」の方は、太古に生きた恐竜(草食種、肉食種を問わず)に対する深いリスペクトが感じられたが、今回は、人間と恐竜が当たり前のように共存している設定になっていて、なにもかもが薄っぺらい。恐竜を調教して心を通わせるというのも、未知なるジュラ紀の野生を操ろうとする人間のおごりに思えて全く共感できないし、ハイブリッド恐竜ときては、もはや太古のロマンなどみじんもなく、生物としてできそこないのモンスターとしか思えないので、これだけ強くて賢くても、その命自体に魅力を感じなかった。いくらでも創作が可能な怪物は、歴史上存在した恐竜の生の重みにはかなわない。ジュラシック・ワールドは、命をおもちゃにし、見世物にし、兵器にしようとした。人間たちはその報いを受けて、命からがら逃げ惑うことになる。本作を単純に言うとそんなところだが、パークの方は、人間と恐竜が同じ時代に生を共にするというあり得ない奇跡を起こし、歴史の彼方からかいくぐってきた未知なる野生の魅力や恐怖を、あますところなく描いていた。ジュラ紀の恐竜が現代の車を襲うなど、『バック・トウ・ザ・フューチャー』のように時代差の生じる面白さにあふれていた。残念ながら、ジュラシック・シリーズは続きをどう描いても、初作の二番煎じになると思う。[映画館(吹替)] 5点(2015-08-12 23:06:39)(良:2票)

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