みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. スペル Raimi is back!! おかえりなさい、サム・ライミ監督。やっぱりあなたはコッチの人間です。素晴らしい(笑)。[映画館(字幕)] 7点(2009-11-21 02:21:41) 2. SPIRIT スピリット(2006) 《ネタバレ》 個々の存在を尊重し、復讐や力では決して物事はうまくすすまない。そして、この映画は武術の極みは己に打ち勝つことだと示す。国際社会、ひいては現在の中国に対してもある意味で警鐘を鳴らす映画だと思います。それでいて説教臭くはない、武術映画としてもよくできています。 ユエン・ウーピンが手がけたアクションシーンは趣向に富んでいて大いに楽しめる。ワイヤーも使っていて“あり得ない”動きもあるものの、それほど気にならずに見ることができます。主人公の霍元甲を演じるリー・リンチェイはこの作品で様々な技を披露しており彼のファンなら大いに楽しめます。体術、刀術、三節棍、槍術などなど武術家としての能力の素晴らしさが印象的。演技も渾身のものでリンチェイの総決算と言っていいかもしれません。 助演では最後の最後までとことん良い人であり続ける霍元甲の幼馴染役の董勇の存在がこの作品を引き締めていますね。カンフー映画お約束の「周囲の家具を破壊しながらの闘い」も彼の自慢の店で行われて、思わずハラハラしてしまいます。一方の原田眞人は相変わらずの大根ぶり。中村獅童はいちばんの儲け役で、武士道精神を持った潔い日本人として描かれていて好印象ですが、ちょっと出番が少ない…。さらにいうなら前座の対決ももうちょっと見たかったです。かつての宿敵を殺めてしまった霍元甲必殺の突き、最後に繰り出されたこの技を田中安野が感じ取り自分の負けを認めるところは胸が熱くなります。 もっと高得点にしたいのですが、あまりにフォーカスの甘いロングショット、多用しすぎたスローモーション、大根原田と改悪された主題歌を考えて7点です。[映画館(字幕)] 7点(2006-04-14 22:17:46)(良:1票) 3. スパイダーマン2 《ネタバレ》 ヒーローといえども苦悩はある。等身大ヒーローとしてのスパイダーマンを描ききった力量はさすがサム・ライミ監督。前作以上のVFX映像と、シネスコサイズを活かした画面作りも素敵です。 苦悩するヒーローを描いたのはとても興味深いのですが、その話を紡いでいくメンバーが主に叔母さんとMJだけというのはちょっときつかったでしょうか。ハリーの葛藤も描かれますが、2時間に渡る苦悩を描くには話題不足になったように思います。 スパイダーマンの素顔が、列車の乗客たちにバレるシーンは本当に感動しました。この映画は、消防士や警察官といった身近な英雄たちへの賛美歌のように感じます。ピーターの活躍は匿名でのものだけど、実際に危険を冒して勤務しているであろう彼らも個々の名前は普段分からないわけですから。そしてついにハリーにまで素顔が・・・。この先の展開にワクワクさせられてしまいます。 ドクター・オクトパスはまんま「ダークマン」を彷彿とさせます。精神を自らの発明に操られながらも、最後は良心を取り戻して自らを犠牲にする姿は、某大国の大統領にも見ていただきたいですね。 カメオ出演でまたスタン・リーとブルース・キャンベルが出てました(笑)。ブルースはどんどん中性脂肪が増えているようでなんだか悲しい・・・。そういえば病院でドック・オクの触手が暴れるシーンは昔のライミ作品の雰囲気が良く出てましたね。電ノコで切るシーンなんて見事にアノ映画です。 続編としては最大限によくできた映画だとは思うし、素顔のヒーローを讃える市民の顔も感動したのですが、青春ドラマとして重たくなりすぎたので7点を。個人的には前作の明るい雰囲気が好きです。 最後にエレベーターで帰宅するスパイダーマン、超キュートです。7点(2004-08-25 17:28:14) 4. スフィア スタッフだけ見たら期待に胸が膨らむのですが・・・。物語が破綻してしまいました。一流スタッフでもコケるんですね。ビジュアル面は凝っていて楽しめました。5点(2002-05-07 08:41:05)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS