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1. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
CGゴテゴテだと批判されがちですが、自分はそれが理由で、新3部作の、映画としての評価が下がるなんて事は有り得ないです。表現したいものがあるから、映像技術があるのですから。そもそもCGを使うほうが金も労力もかかるのですから、ココまで世界観を表現できた事を評価するべきです。
アナキンの心理描写についても、EP1とEP2の内容を考えれば無理な展開とは思えません。細かく描けていると思うし、まとまりもある。
壮大なファンタジーを人間ドラマとして、これほど世界中の人々を魅了するエンターテインメントにまとめ上げたルーカスは、やはりすごいです。
ちなみに、6作のまとまりを考えるとEP7以降は撮らんほうがいいですね。ファンとしては撮ってほしい限りなのですが・・・。[映画館(字幕)] 10点(2005-07-27 00:27:49)《改行有》
2. スターシップ・トゥルーパーズ2
これはこれで面白い。低予算でよくココまで作れたと思う。音声解説でフィルティペット監督が言ってるように、エイリアン2の後エイリアンを撮った感じ。映画の内容じゃないが、音声解説で、建物に入っていく途中、死体がギャー!って効果音つきで出てきた時、プロデューサーが「滑稽だね(笑)」って言った後、監督が「この時点で嫌なら見るのを止めてくれ」って言ったところが面白かった。まぁ、あのシーン(分かる人はほとんどいないだろうけど)は誰が見ても滑稽ですよ。7点(2005-03-25 23:28:31)
3. スターシップ・トゥルーパーズ
軍国主義おちょくり映画ともとれるし、「暴力はあらゆる問題を解決してきた」ってセリフからあるように戦争賛美映画ともとれる。確か監督は「死の恐怖がテーマ」とか言っていた。だが結局戦争おちょくり映画に変わりないだろう。表向きはそうしないと、受けが悪くなるから仕方ない。結局はアメリカでは興業的に不振だったようだが(さすがに馬鹿にされてるのが分かったのか)。他にも原作もおちょくってるようで、原作で出てきた強化服なるものが出てこなかったり(これは監督の趣味でしょう)プロパガンダの部分をバカ丸出しで描いていたり、挙句の果てには軍服がナチスのそれとそっくりと、もう全部おちょくり、完全な中傷映画になってる。で、それが遠まわしなやり方だから余計に笑える。ラストのCMの「戦士は戦い続ける。そして勝利する!」の部分なんて爆笑ものだった。これほどエンターテインメント性に優れ、コメディとしても一級品で、SFや社会風刺としても面白い映画は滅多にない。バーホーベン監督には今後も売れるか売れないかなんて関係なく、大金かけて自慰映画を撮り続けてほしい。[ビデオ(字幕)] 10点(2005-01-29 14:35:19)
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