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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. スティーブ・ジョブズ(2013) 《ネタバレ》 素材が素材なだけに、各シーンやセリフはエキサイティングに感じられたし、120分超えでありながら苦もなく楽しめたんだが、内容としては期待はずれ。いくらなんでも盛り上げベタすぎる。 実際にどういう時代にどういう商品が出てて、ライバルはどんな感じだったとか背景が全然描かれない。事実だけがポンポンと並べられて、経緯が良く分からない。ポイントが全然絞られていない。その割に終わる所は中途半端で、打ち切りみたい。 ジョブズに興味のない人が観て楽しめるような作品には到底なっていない。ジョブズのしたことの何が革新的だったのか 伝えきれてないんじゃないのか。 そもそもジョブズが何をもたらしたのかも描かれていない。作ったものが消費者に届いて、それを使っているファンの姿とか描けばいいのに、肝心の製品がほぼ登場しないのは、何か面倒な理由があるのかしら。役者、映像、音楽なんかは良い感じだと思うんだけど。[映画館(字幕)] 5点(2014-03-06 01:10:47)《改行有》 2. スピーシーズ/種の起源 《ネタバレ》 幼女の顔から触手がピシャーッっていうシーンが衝撃的。 SFモンスターアクションとしては、出し惜しみしない感じが好きです。クリーチャー造形も気持ち悪くて○。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-15 18:33:09)《改行有》 3. スモール・ソルジャーズ 《ネタバレ》 面白かった!グレムリンノリのトイ・ストーリーといったところか。ファミリー向けかとおもいきや、オモチャが惨殺されまくるので笑ってしまった。善玉と悪玉が逆になっているのも良い味。そして、キルスティン可愛い。[DVD(吹替)] 7点(2012-06-16 15:51:24) 4. スニーカーズ 《ネタバレ》 内容は地味だけど、キャストが豪華。ミッションインポみたいでなかなか楽しかった。ラストのリバー・フェニックスの要求に笑わされながらも、キュンとさせられた。[DVD(吹替)] 7点(2012-05-09 22:55:04) 5. スモーキング・ハイ 《ネタバレ》 若干勢い不足な気もしたが、やっぱセス・ローゲン好きだわ。脚本家としても。 無力な男二人のバディアクションコメディってことは、これがあってのグリホなんだな。[DVD(字幕)] 7点(2011-09-23 09:50:50)《改行有》 6. スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい センスもいいし、殺し屋さんたちが殺し合うのは楽しいんだけど、バカに徹しきれてないし、色々惜しい。しかし、ここでの失敗要素は「特攻野郎Aチーム」で修正されている気がする。[DVD(字幕)] 5点(2011-09-23 09:48:03) 7. スーパー! 《ネタバレ》 奥さんを悪い男にとれちゃったしょぼくれ男が神のお告げを受け、 ヒーローに扮し、悪い奴らをスパナで殴りまくる!!何と言ってもブチ切れエレン・ペイジが堪らない!その上、ナイスビッチで、かなり笑わされた。エレンが暴れすぎるからベーコン兄貴の存在感が薄くなったじゃないか! クリムゾンボルトは、列に横入りした人を許さない!頭をスパナでぼっこぼこ。直接的な表現はかなりエグい。 そして、結論が意外だった。 暴力のせいで色々な物を失い、「暴力は空しい」という結論ではないのだ。最終的に暴力を肯定した形で終わる。大切なものを失いながらも、以前より幸福になったかのように描かれるのである。冴えない男の、そんな無理矢理に自分を正当化するささやかなラストシーンに胸が熱くなってしまった。 ダメ人間にこそ響いてしまうラストだと思う。 生々しくハードでクレイジーな描写と内容に眉をひそめる人も多そう。 欲を言えば、触手VSエレンが観たかった![映画館(字幕)] 8点(2011-08-03 23:02:53)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》 8. SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 これは結構、楽しめる人、楽しめない人が分かれる映画なのかも? 新しくなくてもいいんだ。 もう冒頭の過剰な大爆発からニヤニヤが止まらない。 こういう無駄な爆発がやたらとある映画が大好きなのである。 あと、愛くるしい子供達がワイワイキャッキャ楽しげなやり取りをしてて、どうでもいい脇役の大人たちはアッサリゴミのように死んでいくこの感じもイイ! これは、映画好き達の幼き心を理解しつくしているスピルバーグさんから、僕らへの『お前ら、こんなん好きやろ?』っていう、プレゼント映画じゃなかろうか。子供の頃、初めて映画に触れて、無邪気に楽しんでいたあの頃の気持ちを思い出させてくれるような作品だ。 SF、ホラー、モンスター、パニック、アドベンチャー、友情、親子愛の要素をごちゃっと詰め込みながら、それなりのバランス感覚で仕上がっているのは流石。 その分、当然粗くなってしまっている部分も多々あるし、ストーリー展開自体も遅い。 けど、そんなの別に気にならない。 画面から溢れんばかりの映画愛。それに尽きる。 この映画を見て、ホラーを好きになってくれる人が増えるといいなぁ。[映画館(字幕)] 8点(2011-06-25 02:12:12)(良:4票) 《改行有》 9. スカイライン-征服- 《ネタバレ》 シュワちゃんもウィル・スミスもスーパーヒーローもいないこんな世界に宇宙人がやってきたら人類はなすすべもない! …「宇宙戦争」も同じようなプロットだったな。 本作では主人公達がとっても平凡で、何の魅力もない人達。 そんな人たちが内輪モメしたり、ギャーギャーいいながら逃げ惑うだけのお話。 登場人物も少ないし、なんでこんなチマチマしてんのさ。 しかも、一番可愛い子を真っ先に死なせるとか正気か!? もう、この時点で観る気が更に失われるのである。 それを差し引いても脚本に全然魅力がない。映像とか、音楽とかの使い方もダサい感じだし。 しかし、実は結構満足している。空からUFOもどきが大量に降りてくるシーンとか、米軍とUFOもどきの空戦とか、人がまるでゴミのように吸い上げられたりするシーンとか、引き画がいい感じなのだ。 たぶんこの監督、人間やストーリーにあんまし興味なくて、こういう引き画を撮りたかっただけなんじゃないかな。捕食シーンもいい感じだし(数が少ないのが残念すぎるが)。 こちとらそういう画が観たくて観に行ってるところもあるし、そういう意味ではそれなりに満足できるわけなのだ。 ただ、それだけじゃあない。 注目すべきは、3日目だ!おぞましき、3日目! 3日目からラストまでの流れが最高!なんて愛らしい映画なんだ!バカっ! 一気に好感度が上がった。 俺は好きだよ!こういうの。[映画館(字幕)] 7点(2011-06-19 14:58:01)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》 10. スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団 《ネタバレ》 非常に愉快で、楽しい映画だった。笑いどころも結構あり、場内がドっと湧くシーンもちょこちょこあった。気軽に楽しめるコメディとしては充分。 ただ、どうも惹きこまれない部分が多かった。 ●ゲームバトルになる必然性が全くない 無理矢理でもいいから、設定作りをしてくれた方が入り込みやすかったはず。 ●ネタは面白いが、本筋のストーリーが面白くない。 本筋は『彼女と付き合うために7人の敵を倒す』だけ。 だったら「全部倒して初めてキスできる」とかの方が物語としては燃えるよね。 ●主人公がやってるバンドがなぜかパンク(?) ゲームの世界をモチーフにしたなら、テクノとかそれっぽいサウンドを盛り込んだ方がオタクっぽくていいんじゃないかと思った。 ●ヒロインが非魅力的 全然魅力的に見えないのは個人的な嗜好もあるから、仕方ない。 でも、ドラマーや妹や、周りの子の方が魅力的に見えたぞ。 ●主人公モテすぎる。強すぎる。 モテるダメ男って事で、感情移入できないのは良しとしよう。 だけど、なんであんなに強いの?最初は弱いがレベル上げして強くなるとかあれば良かったんだけど。 ●ゲームネタのバリエーションが乏しい もっと色んなゲームネタがあるのかと思いきや、主に格ゲーばかりなのが残念。 敵によって違うジャンルで闘ったり、レトロゲームのテイストを出したりしてくれたら、もっと楽しめたかな。 まあ、グダグダと色々書いてしまったが、細かい事気にせず、個々のネタを素直に楽しむのが正しい。脇役のキャラクターとか、演出も面白かったし、終盤の自尊心を賭けての闘いの辺りは熱かった。 ・・・結末は嫌いだけどね。[映画館(字幕)] 7点(2011-05-05 12:42:45)(良:1票) 《改行有》 11. スーパーバッド 童貞ウォーズ 笑った!そして、ちょっと感動して、ちょっと羨ましくも思ったり。こんなパーティーないもんかね。。このデブっちょセスがグリーンホーネットになるのか。凄い痩せたんだなぁ。 チンコ画集も完成度高くて、なかなか芸術的だった。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-26 22:01:26)(良:1票) 《改行有》 12. スプライス 《ネタバレ》 開始早々映し出される二体のクリーチャーは、ポコチンそのもの。しかも、筋のとこからなんか放射するんだから、これ狙ってるよね? テンポはイマイチ悪いんだけど、鬼頭頭ガールが時に気持ち悪く、薄気味悪い一方で妙に愛嬌だしてきて、嫌だわぁ。1組の男女の研究目的で産みだされ、殺すだの生かすだの、 隠すだの、虐待するだの…ネグレクト。この化学者カップルがホント、どうかしてる。 それはダメ!!ってことをふとしたきっかけでしちゃう。 そんな自分勝手でどうかしている二人の人間と一体のクリーチャーを通して、人間の業であったり、命であったり、愛であったりを描こうとしたりなんかしているんだと思う。 でも、やっぱクリーチャーの造形や動きがイチイチ笑えてしまうのは低予算だから? それを差し引いても、クライマックスは意味わかんない。レギオンみたい(観たことないけど)。 何か最終的にはグチャグチャっとなって、この映画はどの方向に向かってるのか掴めないまま衝撃のラストを迎えるのである。そして、何だか釈然としないまま苦笑いでエンドロールを迎えた。 ストーリーの流れなんかは割とオーソドックスなんだけど、イチイチ趣味が悪い。 クリーチャーはチンコに目が出て足が生えた!みたいな造形だし。 だが、そこが好きだ。 ナイスポコチン![映画館(字幕)] 7点(2011-01-30 11:04:30)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》 13. スペースインベーダー 《ネタバレ》 テンポは悪いながら、前半身近な人間がおかしくなってしまう恐怖演出とか、グニャグニャして醜悪なエイリアンの造形とか、砂にすいこまれたり、破壊光線があったりと、B級SFとして素敵なシーンは多い。でも、最後がいい加減だし、なんだか凄くしょうもない感じのする映画だった。先生はもっと美人な役者を配置してほしかった。[DVD(字幕)] 6点(2011-01-10 00:05:43) 14. スパイ・アニマル Gフォース 最近のディズニーは、単独作でもピクサーに影響受けてるなー。悪くなかったけど、物語性でやはりジョン・ラセターの助力のあったボルトには及ばず。 変形シーンなど、トランスフォーマーっぽくて良かった。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-10 00:11:21)《改行有》 15. スターシップ・トゥルーパーズ 青春モノとしてキャラクターも立っているし、SFモノとして世界観がしっかりしているし、出世モノ、軍隊モノとしてもストーリーが面白い。 残酷描写がもっと控えめなら、もっと一般的にも支持される作品になったのかもしれないが、この残酷描写がちょっとしたスパイスになっていて、平凡(マジメ)になることを拒否しているかのようで好感が持てる。「放送禁止」のシーンとか笑った。敵が虫ってのも良くて、虫が敵ならこっちも「容赦なくぶっ殺せ!」っていう気持ちになれる。 大群のシーンの絶望感が凄かっただけに、ラストがちょっと盛り上がらなかったのが残念。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-16 13:16:56)《改行有》 16. スペル 《ネタバレ》 うひょー、おもしろっ!! 怖い感じでつくってんのかと思いきやオープニングから霊体にボコられて投げとばされてへぼいCGの地獄に吸い込まれる少年をみせられキョトンとしてしまった。 気をとりなおして序盤の婆さんは気味悪くて怖いが、いきなり若い娘と婆の掟破りな肉弾戦はかなり愉快。娘さんは超絶鼻血ブーを見せたうえ、蝿とか汁とかハンカチとか腕とか霊とかを体内に入れたり出したりと正に人間ポンプ。ビックリ人間の衝撃映像満載だ! 怖いはずの霊がなぜかめんたま飛び出すわ、踊り出すわ、車のワイパーでどけられたりするわでとにかく愉快愉快。これだけアイデア満載なホラーも近年珍しい。ポルターガイスト、エクソシスト、エルム街の悪夢のいいとこどりをしながらもオリジナリティ溢れる演出に満ちた、遠慮なしのくだらない痛快ホラー。 邦題は直訳で「私を地獄に連れてって」でどうでしょう? …ダメだな。[映画館(字幕)] 8点(2009-11-21 01:14:53)《改行有》 17. スリーパーズ 《ネタバレ》 元はと言えば自業自得で少年院に入ることになってしまった少年達ですが、少年院での虐待の描写は短いものの目を覆いたくなるほど陰惨で、復讐に至る気持は十分に理解できます。そして、実力派揃いの役者陣にも特に文句はありませんし、長さは感じませんでした。 それなのに、ストーリーが都合良く展開しすぎる気がします。あんな簡単に根回しできてしまってはハラハラできないし、肝心の神父さんの行動に、ちょっと納得できませんでした。 そもそも、真の目的は友達を無実にすることというより、少年院の告発だったはずなので、最終的に少年院自体を追求していくのかと思いきや、何だかその目的を忘れてしまったかのようにハッピーエンドって…なんか違くないですか? ケヴィン・ベーコンは出ている時間は短いながら、開始数秒で嫌悪感を覚えさせる圧倒的なゴミカス野郎っぷり。 かと言って、何故にクレジットの一番目? [DVD(字幕)] 5点(2009-10-18 22:29:57)《改行有》 18. スター・トレック(2009) スター・トレックのテレビシリーズはほとんど見たことがないし、馴染みのある顔はあまりいませんでしたが、意味わからん的なところはなかったので、それはそれほど関係なく、楽しめる人には楽しめるようになっているんじゃないでしょうか。 それにしても、ノンストップムービーは決して嫌いじゃないんですが、カメラまでノンストップのなのは困る。一瞬のうちに引いたり寄ったり回りこんだり右から撮ってたと思ったら次の瞬間には左から撮ってたりするので構図も何もあったもんじゃない。そのせいでアクションシーンはわけわかんないし、人がしゃべってるだけのシーンでもそういうことをやられるので集中できない。しかも、ほとんどのシーンでチカチカしてるもんだからとにかく眼が疲れる。(ここら辺に言及してる人がいないってことは、最近の大作って結構こういうの多いんでしょうか? 俺が大作慣れしてないだけ?) ともかく、ド派手の一辺倒でメリハリがなく、ストーリーもシリーズに思い入れがないせいか心に残るようなものでもありませんでした。観る前はB級だと思ってたんですが、スケール感のある大迫力のA級映画でした。あんだけすごい映像なんだからジックリ見せる部分ももっとあってほしかった。[映画館(字幕)] 5点(2009-06-02 01:07:44)《改行有》 19. スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 インドのスラムで育った男が、どうして難問のクイズの数々に正解できたかを一問毎に繰り返していくだけなのに、編集の巧さか、決して退屈はしない。彼が語る苦難の回想は、音楽・映像に力があり、真に迫っています。 しかし、ストーリーは彼の人生で見聴きしたことに関する問題が出ただけというご都合主義の数々でできています。そして、それを「運命」の一言で片づけてしまう乱暴さはどうなんでしょうか。大衆性を高めわかりやすくしすぎた結果か、展開に意外性もなく色々と浅さが目についてしまいました。 安っぽいクイズ番組の設定なんか、この映画には実は丸ごといらなかったのでは?とさえ思ってしまいましたが、スラムの少年の過酷な半生を一変させるのが、安全でくだらない現代的クイズバラエティ番組というのが、これは昔話じゃないんですよ、という事をわからせてくれているのでしょう。僕らがお茶の間でくだらないテレビを観ている間にもスラムの人々は必死で這い上がろうとしているんですよ、と。 なんだかんだいっても、ジャマール君が正解するたびに拍手したくなったし、最後まで楽しめたことは間違いありません。 ヒロインのラティカは、少女時代も大人時代もとても可愛かったし、みのもんた以上の腹黒感を出していた司会者も良かったです。 三銃士は、僕もダルタニアンだと思ってました…。[映画館(字幕)] 7点(2009-05-19 01:30:11)《改行有》 20. 300 <スリーハンドレッド> 一騎当千型の爽快なアクション活劇かと思ってみたら、どちらかというと芸術よりの作品でした。丁寧に描きこまれたCG絵画をワンカットワンカットで展示しているようで、美しさやインパンクトのある映像は楽しめました。 ですが、ストーリーとかを追っても面白くないし、アクションシーン自体は割と同じようなことの繰り返しで、興奮させられるようなものではありませんでした。[DVD(字幕)] 6点(2009-02-22 23:55:06)《改行有》
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